Saturday, September 22, 2001, San Francisco Chronicle(JPRN「アメリカの新聞に見る人権問題とNPO」、us-japan-nowar MLより)
ア州の南西部に墜落した。この旅客機の乗客だった女子大生の両親は、女子大生が
通っていた大学で行われた追悼集会で、政府の武力報復に反対し、平和的な解決を求
めるべきだと述べた。
墜落したのは、ユナイテッド航空93便。カリフォルニア州のサンタクララ大学のデ
オラ・ボドリーさん(20歳)は、同機に搭乗。友人を訪ねて東海岸に旅行、カリフォル
ニアに戻る途中だった。元々、93便より遅いフライトを予約。しかし、空席があり、
便を変更したため、悲劇にあってしまった。
デオラさんは、9月から3年生になる予定だった。専攻は、心理学とフランス語。
ダーリル・ボドリーさんとデボラ・ボーザさん夫妻のひとりっ子だ。母親のボーザさ
んによると、デオラサンは、若い活発な女性で、独立心に富み、自由をこよなく愛し
ていたという。
サンタクララ大学は21日、デオラさんの追悼集会を開催。デオラサンの両親は、事件
後初めて公の場で心境を語った。サクラメント私立大学などで音楽を教えている父親
のボドリーさんは、「無限の正義」と名づけられた報復軍事行動の名称をテロリスト
の攻撃よりも恐怖感を与えると主張。神が自らの側にいるとみなす、テロリストと同
じ発想と思われるからだ。
さらに、ボドリーさんは、アメリカ政府が自らの道義的正しさを主張する前に、世界
の諸問題における自らの役割を再考する必要があると指摘。また、ボーザさんは、こ
の追悼の場をすべての人々の信仰を含めたあらゆる信条への寛容さについて話し合い
を始める機会にし、将来すべての人々が調和と尊厳のもとで暮らせるようにしよう、
と訴えた。