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この大震災の報道を見ながら、真っ先に思い浮かべたのはこのお話でした。
小6の主人公マサミチは、親の都合(?)で都会から田舎のおばあちゃんの家に引っ越してきて…ふてくされています。
ふてくされてなりゆきで食べてしまった「サトリまんじゅう」の力で、家霊(いえだま)のヨネハラさんとか猫とか虫とかと対話できるように!
そして、お宮で出会った青年は、実は「夜のおかたさま」月の神様だったんです。
そんなとき、パパの勤める原子力発電所が恐ろしいことに・・・!パパの部下でいつもマサミチと遊んでくれた優しいスイッチョさんが、青い炎に包まれる・・・!!
原発の事故は食い止められるのか?!被爆したスイッチョさんを助けることはできるのか…!?
マサミチと神様たちの大奮闘が始まります。
18年も前に書かれたこのお話。当時これを読み、すごい、と思いました。児童書でここまできちんと書く、書けるって、たつみや章の力を感じました。
そして、今また再読して、ああ、今回の震災でスイッチョさんが出てしまうのかな、とまっさきに思いました。どうか、スイッチョさんが出ませんように!強くそう祈っています。
物語では個性あふれる神様たちやマサミチの活躍で、恐ろしい事故は回避できました。
そして事故後、パパのとった次の行動は・・・
原発で得られる電気を使ってきた(使わされてきた?)身としては、大きな声で原発反対を唱えても何を今さら、と言われてしまいそうですが、これからの日本、世界、地球は原発を抱えていてよいのでしょうか?
今、電力確保のため、計画停電で不自由な生活になっています。でも、これを忘れず、省エネを体に刻んで、なんとか乗り越えましょう、と強く思います。
どうかどうか、神様、ツクヨミさま〜〜、この恐ろしい火を消してください!と祈っています。
たつみや章の他の作品(文庫にあります)
◆ぼくの・稲荷山戦記
◆水の伝説
◆すずめぼうし
◆じっぽ〜まいごのかっぱはくいしんぼう〜
◆冥界伝説・たかむらの井戸
◆月神の統べる森で
◆地の掟 月のまなざし
◆天地のはざま
◆月冠の巫王(げっかんのふおう)
◆裔を継ぐ者
◆イサナと不知火のきみ
◆イサナ龍宮の闘いへ
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