3.姫君の章
「とあっ!えいっ!やあっ!」アリーナの気合いと共に、次々とモンスター達が倒されていく。
やがて倒れている夥しいモンスターの群から喜々としてマーニャがゴールドやアイテムを回収すると、一行は馬車へと引き上げ旅を再開した。
「いやぁアリーナったら凄かったわねぇ。ほとんど一人で倒しちゃったじゃない」
「姉さんがなにもしないで立ってるだけからアリーナがやらなくちゃならなかったのよ。でも、確かに大暴れだったわね、アリーナ」
ミネアが姉を戒めつつも、半ば感嘆した声でアリーナに話しかけた。
「あれくらい、どうってコト無いわ。ザコばかりだったし」
あっさりと答えて姫君は酷使した体を休めるため横になり、姉妹に背を向ける。
だが、モンスターを叩きのめしたそもそもの原動力である苛々はいっこうに収まってくれなかった。
(くっ・・・・・もうクリフト達と分かれて一週間・・・困ったわ)
そう心の中で呟くと、アリーナはそろそろと自分の腹部を撫でた。
苛立ちの原因は分かっている。一行が別行動を取り始めてからこっち、全く通じがなかったのだ。
マーニャと違って超便秘状態になることに慣れていない彼女は、次第にせり出してきた腹部を眺めてそっと溜息をついた。
こんなことは初めてだった。いつもなら、こんな事態になる前にクリフトに頼んで治して貰うのだが、今彼はここにはいない。
クリフトにしか出来ないという特殊な方法であるためミネアに治療を頼むことも出来ず、アリーナはただ一人悶々とし続けていたのだった。
「みんな、気をつけて!またモンスターの群が前に立ちふさがっているわ!!戦闘準備!!」
女勇者が御者台から鋭い声を飛ばす。
その声に弾かれるようにして飛び起き、止まった馬車から戦闘態勢で出てくるアリーナ達。
今度の敵は手強いものばかりだった。
ドラゴンライダーが風を巻いて襲いかかり、アンクルホーンやオーガーが次々と力に任せた攻撃を仕掛けてくる。更には怪物達に与えたダメージを後衛にいたスライムベホマズンがサポートしていた。
しかも隣にはなんと最強のモンスターであるドラゴンがいて、間隙を衝いてブレス攻撃を仕掛けてくる。
さすがの一行もよもやこれまでかと思ったときに、アリーナの会心の一撃が次々と炸裂した。
スライムベホマズンを最初に倒してモンスター達の回復手段を奪うと、オーガーが、ドラゴンライダーが、次々とアリーナの足元に倒れ伏せる。
ついに残りがドラゴン一匹だけになったとき、アリーナは最強の怪物に向かって突進した。
「とおおおおーーーーーーーーーーっ!!」
必殺の蹴りが竜の鱗に届こうかという瞬間、ドラゴンはアリーナのいる方向へ顔を向け、火炎を吐き出した。
「!!!」
直後に地面に倒れ伏したアリーナを庇うようにして女勇者がドラゴンの前に立つ。
彼女は白刃を煌めかせると一瞬にして竜の首を撥ね、絶命させた。
「あ・・・わたし、一体・・・・・」
「良かった、気が付いたわ」
ふと気が付いたアリーナが目を開けると、そこには女勇者達のほっとした顔があった。
「ビックリしたわぁ。炎をまともに浴びたかと思って必死に治そうとしたら火傷一つしてないんだもの。一体どうして気絶しちゃったの?」
(そうだ、あの時・・・)
突然腹部に強い痛みが走り、ブレスを浴びる寸前に倒れてそのまま気を喪ってしまったのだ・・・・・
痛みの原因に思い当たった途端、アリーナは頬を真っ赤にしてしまう。
「あ、あの・・・つい、つまずいて、気絶しちゃったのよ」
「なぁんだ、アリーナも意外とドジなのね。でも、良かったわ」
「・・・そうね。さて、今日はもう遅いしここでキャンプを張りましょう。マーニャ、見張りをしているミネアへもそう言っておいて。あと準備をお願い。わたしはもう少し彼女を看ているわ」
「オッケー♪」
そう脳天気に答えてマーニャは馬車の外で見張りをしている妹の所へと向かう。
そうして二人だけになると女勇者はアリーナにそっと囁いた。
「で、本当は?」
「え?」
「とぼけないで。あなたが倒れる寸前苦しそうな顔をしたのをわたしは見ているのよ。身体に異常があったのね?」
真剣な顔で女勇者はアリーナを問いつめる。そうやって正面から聞かれては嘘をつくわけにもいかず、アリーナはそもそもの始まりから白状した。
「もともとあたしはお腹が張る質で、いつもはクリフトの特別な治療棒で治してもらってたんだけど、別れ別れになってからそれができなくて、それで・・・・・」
「特別な治療棒?」
「ええそうよ。クリフトには生まれつきそれが股の所に生えてるんですって。それでその・・・お尻の穴を弄ってもらうと、いつも詰まっていたモノがすぐに出るのよ。それに・・ちょっぴり気持ちイイの」
最後はポッと頬を染めてアリーナは告白する。
「えええーーーーーっ?」
余りのことにそれを聞いた途端、女勇者はひっくり返った。男勝りで優れた治世者としての資質を持ち、躾や教育を受けてはいても、男女の身体のことについてはアリーナは全く無知であるようだった。
その一点に措いては、全く一分の隙もない箱入りのお姫様ぶりである。
(や・・・やるわね、クリフト!)
その無知につけ込んで上手く言いくるめ、王家の娘の身体を味わっていたのであろう神官の顔を思い出しながら女勇者は身体を起こし直す。そして騙されていたことに全く気が付いていない姫君に向かい言った。
「そうだったの。でもとにかく、このままでは今後の戦闘に支障があるわね」
「ご免なさい、足を引っ張っちゃって」
「ううん、それよりあなたに治って貰わなきゃね。それには今聞いた方法が一番みたいね」
「ええ。でもクリフトは・・・・」
「だ〜いじょうぶ。モシャス!」
いきなり女勇者が呪文を唱えると、どろんと煙が立ってクリフトの姿が現れる。
「クリフト!・・・でも女勇者、これは本人じゃないとダメだってクリフトが・・・」
「今聞いた方法なら、男になれば大丈夫よ。さ、服を脱いで」
「う、うん・・・」
躊躇いながらもアリーナは服を脱ぐと、いつもクリフトに治して貰う時のように四つん這いになってお尻を突き出した。それを見て、こちらも裸になったクリフトモドキがギンギンになったものをそっとアリーナの秘肛にあてがう。
「いい? それじゃ、治療開始!」
そう叫んでグイッと腰を抱えると、クリフトモドキはアリーナの腸腔に治療棒を深く突き入れ、何度も動かしはじめた。
めりめりと狭い隙間を拡げながら体内に突き進んでくる灼熱の塊を感じて、大きく喘ぎながらアリーナは叫ぶ。
「ああっ!!こ、今回の治療はす、凄く良く効くわ、女勇者!!何だかいつもより凄く気持ちイイッ!!」
「本物の3倍に増量してるからね(^-^)」
「はううう〜〜っ!!お腹とアソコがもうたまらないいーーっ!!」
「持続力も3倍よん♪」
「はぁ、はぁ、もっと、もっとぉおおおーーーーーーーっ!!」
なぜ女勇者が本物の大きさやその持続力を知っているのかを追求するのは野暮だから止めておくとして、いつもの治療ではお尻を刺激されて催すときにちょっと気持ちよかっただけなのに、今回は引き裂かれんばかりに太いモノをねじ込まれてアリーナは気も狂わんばかりの快感に襲われている。
いつか自分から腰を激しく使いだし、姫君は貪欲に快楽を追い求め始めるのだった。
「アリーナ、そろそろ・・・・」
限界が近づいてきたのが分かった女勇者はそうアリーナに告げる。だがそれを聞いた姫君は必死に叫んだ。
「ダ、ダメッ!!まだ、まだよぉっ!!」
そして括約筋をぎゅっと絞り上げる。
深く挿し込んだところでアリーナの鍛え込まれた筋肉に根本から締め上げられたクリフトモドキは射精を寸前で食い止められ、悶絶しそうになった。
「ぐええっ!!」
「あはあぁっ」
アリーナは快楽に酔った表情のまま身体を起こすと、体の向きを変えてクリフトモドキの上で馬乗りになる。
そして直腸内の異物をギリギリと絞り上げたまま、上下に激しく腰を動かした。
「あうん!あはん!いひん!」
快楽に悶え、桃源郷を彷徨うアリーナ。そして対照的に地獄を味わう女勇者(^_^;。
だが、
「あっ!あっ!あああっっ!!」
という感極まった嬌声をあげると、遂にアリーナは後ろの穴で初めての絶頂に達した。
「ああーーーーーーーーっ!!」
極限まで締め付けられて、とうとう女勇者は白目を剥いてしまう。
しかし絶頂の後で締め付けが緩んだ途端、クリフトモドキは少女の直腸の中に大量の白濁液を噴き上げた。
「ああ・・・暖かいのが入ってくるよう」
涙ぐみつつ余韻と噴射を受けて味わう新たな快楽にアリーナは酔い続ける。
だが彼女は忘れていた。そもそもなんのためにこの様な行為がされたのかを・・・・・。
気絶すると共に女勇者が元の姿に戻る。それに伴って極太の治療棒が消滅した途端、アリーナのお腹は高らかに鳴り響いた。
グギュグギュギュギュルギュギュルギュルギュルグゴゴオォッッ!!!
アリーナがハッと気付いて馬車の外へ出ようと慌てて立ち上がる。だが激しく刺激され続けた腸の猛烈な蠕動に、太いモノで抉られ続けた秘蕾は全く抵抗する事などできはしなかった。
モリッ!!モリモリモリモリモリモリモリモリモリモリッ、ブッチュウウゥーーッッ!!!
ドボッ!ドボオッ!!ドボドボドボドボドボドボドボドボドボドボドボドボドボボッ!!!
茶褐色の塊が、鍛え上げられた腹筋の力で、恐るべき勢いをもってフン出する。
たちまちのうちに女勇者は姫君の排泄したモノで気を喪ったまま全身を彩られてしまった。
「あ〜〜〜〜、気持ちイイ・・・・・」
A感覚の最後の快感にまみれてアリーナは淫らな吐息を漏らす。しかし、ふと気配に気付いて恐る恐る馬車の後尾の方を向くと、そこには目を丸くしてこちらを見ている姉妹の顔があった。
「一体これは?」
「ス、スカトロレズ・・・・・?」
呆けた表情で呟く二人を見てアリーナは頭が沸騰してしまう。そうして訳も分からないまま口走った。
「あ、あ、あ、新しいモンスターよけの方法を試してたのっ!!こここここれで危険な道中もバッチリよっ!!」
「は?」
それを聞いてあんぐりと口を開けるマーニャ。
同時に素早く気を取り戻したミネアが呟くように言った。
「なるほど、“聖水”の変わりに“黄金”を振りかけるワケね」
「そ、そうよっ!」
「いい考えかも知れないけど欠点があるわ。モンスターばかりか人間も近寄らないわよ」
そう決めつけてミネアは鼻に綿を詰め、慎重に気絶したままの女勇者を馬車の外に引きずり出す。
「ど、どうしたの?」
真っ赤な顔で裸のまま聞いてくるアリーナに占い師は静かに答えた。
「このままじゃしょうがないし、洗い落とさなきゃいけないでしょ。ただ生憎、この付近に泉はないのは確認済だし、馬車に積んである飲料水は貴重すぎて使えないわ」
「とすると・・・?」
答を聞くのが恐ろしそうにアリーナが聞く。
「・・・・・わたし達自身の“聖水”で」
そして3人は次々に女勇者を浄めた。
・・・・・それからの旅は、一行は非常に長い間、モンスターの影を見ることもなく進んだ。
そして女勇者は御者台で新「モンスターよけ」の恐るべき効果をあたりに振りまきつつ、一刻も早く泉を見つけようと急いでいた。
その女勇者の姿を馬車の中から見つめながらアリーナは、今度は自分がモシャスをかけてもらってクリフトや女勇者に「快心の一撃」を与えてあげたいな、と甘美な思いを抱いて馬車に揺られ続けるのであった。
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