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ゴールデンアップルスネールの繁殖レポートと写真です
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■ ゴールデンアップルスネール(繁殖記録)
黄色い殻が美しい巻貝。
殻のサイズが2、3センチくらいのものがよく見られますが、あっという間に倍以上に成長します。
どちらかといえば肉食タイプ。魚の死骸も跡形もなく食べ尽くしてしまいます。
我が家では沢山の卵を産み、沢山の稚貝が誕生。
沢山の里親さんに引き取っていただきました。感謝、感謝。

■ ゴールデンアップルスネールの繁殖記録

鮮やかな黄色は水槽内でよく映える。でも増えすぎると・・・


↑親子ショット。
子どもがどこにいるか
わかりますか?

↑餌に群がるアップル。
全て自家繁殖モノ。
増えすぎるのもどうかと・・・

↑若いアップルのほうが
殻にもツヤがあり美しい。
人間と同じ?(爆)


ゴールデンアップルスネールの繁殖記録。


■ はじめに・・・

以下はあくまでも我が家での繁殖例です。
熱帯魚図鑑その他の書物とは違う点もあるかもしれませんが、あらかじめご了承ください。

写真右は産卵後の水槽の様子。○で囲んだ部分がアップルスネールの卵。真ん中の卵が最初に産み付けられたもので、翌日、一番右の卵が産み付けられました。こちらは最初の半分くらいの大きさ。そして約1週間後に一番左の卵が産み付けられました。サイズは最初のものと同じくらい。

↑産卵後の水槽の様子。

■ 雌雄の判別

繁殖で一番肝心なのがコレ。
ところが彼らには雌雄の区別がないそうで、気まぐれで雄にも雌にもなるのだそうです。ということは、最低2匹いれば繁殖も可能。
アップルスネールの親貝
↑2匹が急接近していたら
産卵の予感。

■ 産卵と卵の状態

アップルスネールは水上に産卵します。
上の水槽写真のように、水位の低い状態(本来ならばあまり好ましくありませんが)であれば産卵出来ると思います。ガラス蓋や上部フィルターの壁面に産卵したという例もあります。

産卵は夜中あるいは明け方頃に行われているようです。3度とも朝起きて気づきました。

卵は1つが3ミリほどの小さなもので、それがぶどうの房のようにひとかたまりになって産み付けられます(写真右)。その数は様々ですが、我が家の場合、最初に産み付けられた卵の房からは80匹ほどの稚貝が誕生しました。2度目はその半分くらい。多い時には100匹以上産むこともあります。

産卵直後の卵は薄桃色ですが、日毎に白っぽくなり、表面は硬くなります。ひび割れかカビか?と思うくらいひどい状態になりますが、それでもしばらくそっと見守ってみてください。10日〜2週間で無事に孵化します。

↑産卵後1日目の
卵の様子。

■ 孵化の様子

産卵から10日ほどで孵化がはじまりました。
硬くなった殻を破って、体長1.5ミリほどのデンデンムシみたいな稚貝が次から次へと出てきます。

誕生直後は卵の上を歩いたりしていますが、すぐに下へ向かって歩き出します。そして水の中へと落ちていきます。まるで下に水があるということを分かっているかのようです。
水槽の底まで沈んだ稚貝たちは、しばらくすると水槽の壁面をぐんぐんのぼってきます。時には親に踏まれたり、落とされたりもしますが、それでもまた元気に歩き出します。2、3日もすると、水槽内のあちこちに散らばっていきます。

↑孵化途中の卵の様子。
茶色く見えるのが稚貝。

■ 孵化直後の稚貝の様子

卵の殻をやぶって出てきた稚貝は、下の写真のように卵の塊の上を水面に向かっておりていき、一番下までたどり着いたところで水の中へと落ちていきます。
しばらくは沈んでいますが、やがて水槽壁面をつたってグングンと上へあがってきます。
一番右の写真の稚貝は、水草の上に落下しました。その後は水草内をウロウロと歩き回っています。
 殻を破って出てきたばかりの稚貝。⇒⇒下へ向かってまっしぐら。⇒⇒ここから水中へダイブします。⇒⇒水草の上に落下した稚貝。左に写っているアップルとは比較にならないくらい小さいっ。
↑殻を破って生まれてきた稚貝が水中へたどり着くまでの様子。


■ 稚貝の成長

貝の成長は早いのか、最初に誕生した稚貝と2日後に誕生した稚貝とでは、既に大きさが違います。また、動きも活発です。

■ 生後約1週間(2001年7月17日)

稚貝の大きさにかなりバラツキが出てきました。
体長は、小さいものはまだ2ミリ程度ですが、大きいものになるとその倍ちかくはあります。背中に背負っている殻もはっきり「巻貝」と認識できるほど立派になりました。
色は親のように綺麗な黄色にはならず、まだ薄い黄土色。
水槽壁面に張り付く稚貝はいつも20匹くらいで、それ以外はほとんどが底砂利の上を歩いています。
魚の食べ残したクリルのカケラに、7、8匹が群がり、いつの間にかきれいさっぱり無くなってしまいます。食欲も旺盛。

↑水槽の底を歩く稚貝たち。

■ 生後約2週間(2001年7月23日)

稚貝のサイズは6〜8ミリほどに成長。
相変わらず食欲は旺盛で、魚用に与えた餌まで全て食べ尽くしてしまう始末。
殻の色は少しずつ黄色になってきましたが、鮮やかな黄色になるまでには、まだまだ時間がかかりそう。

↑クリルに群がる稚貝たち。

■ 生後約3週間(2001年8月1日)

稚貝は皆1センチを超えました。殻の色も、かなり黄色がはっきりしてきました。渦巻きも立派です。

稚貝たちの食欲は衰えを知りません。貝は水面も歩けるので、浮き餌にも群がります。あまりに沢山の稚貝たちが群がると、重さで沈んでいってしまうのですが、そのゆっくりと落下していく塊を、なんとフロントーサ(魚)がパクッといっちゃうんです。でも、どういうわけか、稚貝だけは口から吐き出され、いつも命拾いをしています。
それにしても、この光景はちと気持ち悪い。。。

↑浮き餌に群がる稚貝たち。

◎ 発見その1


貝の渦巻きは、皆進行方向右側にありました。ほかの巻貝も同じなんでしょうか?


◎ 発見その2

稚貝たちの殻の中には気泡のようなものがありました(写真の赤い矢印の部分)。どの貝も殻の内側に空気が少しだけ入り込んでいるかのように見えます。親貝にはそういう様子は見られませんが、殻の色が濃くて見えないだけなのでしょうか。

↑気泡発見?

■ 生後約4週間(2001年8月9日)

同居中のイガカノコガイと同じサイズになりました。15ミリから、大きいものでは20ミリ以上はあります。1日ごとにひとまわり成長?というほどの勢いで成長しています。殻の色も見事なほど美しい黄色です。

先日発見した気泡のようなものは、みな同じ場所に出来ているみたいです。もしかしたら体の一部なのかも。
稚貝たちはまだ殻が薄く、体内が透けて見えるので、心臓がバクバクと同じリズムを刻んで動いている様子まではっきりと分かります。

魚たちに餌を与えると、どこからともなく集まってきます。臭いに敏感なのでしょうか?コリドラスたちの底餌にも食いつくので、いつも餌の取り合いになるほど。ものすごい食欲。それから、、、★になった魚にも一番先に食いつきます。気づくとアトカタもなくなっています。。。(怖)

↑イガカノコガイと同じサイズに
成長した稚貝。

■ 生後約6週間(2001年8月21日)

小型魚水槽にいる稚貝たちは、30〜40ミリに成長しました。ショップで売られているものよりも大きいくらい。
それにひきかえ、シクリッドの水槽にいる稚貝たちは、まだまだ子どもです。

つい先日、シクリッドの水槽にいる稚貝数匹を小型魚水槽へ移してみましたが(写真右)、こんなにもサイズが違います。同じ時に誕生したものとは思えないくらいの成長差です。

水質のせいかとも思いましたが、ストレスの影響のほうが大きいように思います。
親の成長もそうでしたが、比較的ストレスの少ない環境で育っている貝のほうが成長が早いようです。のびのび動ける環境ならグングン成長するのかもしれません。

アップルスネールの場合は食欲も旺盛なので、早く成長させるにはしっかり餌を与えなければなりません。
それにしてもこの成長差には驚かされます。

小さいのは別水槽にいた稚貝。
大きい貝と同時期に誕生。
飼育環境による成長の差は歴然。

■ 生後約9週間(2001年9月9日)

小型魚水槽にいる稚貝たちは、いつしか立派なおとなに成長していたようです。
この日の朝、水槽を覗いてみると、見覚えのある薄桃色の塊を発見。
そう、まさしくアップルスネールの卵だったのです!
この水槽には稚貝しかいない、、、ということは、我が家で誕生したアップルスネールが産卵!?
なんだか不思議な気分です。とうとう孫が誕生しますよ(笑)

小型魚水槽は、ちょうど水換えをしたところだったので、それが産卵の引き金になったのでは。。。と思ったりもしていますが、それに加えて産卵環境が整っていたことも良かったのかもしれません。
たまたま水位を5センチほど下げていたのです。
これから再び、このページの最初からのことが繰り返されるのかと思うと、嬉しいような辛いような、、、複雑な心境デス。
今回もまた無事に孵化したら、我が家の水槽2つが完全に貝に占拠されそう。

自家繁殖したアップルが
産んだ卵。

■ 生後約10週間(2001年9月17日)

小型魚水槽に、更に卵が増えました。
15日の朝だったと思います。右のような状態になっていました。
ちなみに今回産みつけられた卵は、赤く丸で囲んだ右側のもの。1週間前に産み付けられた左のものよりも少し小さいみたいです。
卵を産んだと思われるスネールは、右の緑色で囲んだもの。
このくらいの大きさになれば、繁殖も可能です。

続報。。。(9月19日の様子)
18日夜、ひとつ目の卵の孵化が始まりました。
翌朝見てみると、まだ全ての孵化には至っていませんでしたが、夕方には無事孵化も終わり、小さな稚貝たちが元気よく動き回っていました。

↑アップルの卵と
産卵したと思われるアップル。



■ 里子に・・・

増えすぎたアップルに水槽を占拠されてしまったので、里子に出すことにしました。
ミズタコさん、マッチュウさん、たかち。さんなど、沢山の方が里親になってくださいました。ご協力ありがとうございました。

■ 里親さん紹介
ミズタコさんのホームページへGO!■ ミズタコさん

ディスカス、アベニー、インペリアルゼブラプレコなどを飼育されています。
最初の里親さんです。
我が家で卵を産んだと思われるアップルを含め、30匹ほどお譲りしました。すると早速産卵。それも上部フィルターの壁面に、です。
残念なことに、産卵場所が悪かったせいか、卵はそのまま水槽内へドボン。孵化までは至らなかったようです。
しかしその後は数回産卵を確認。数匹の稚貝が元気に水槽内を歩き回っているそうです。ミズタコさんのサイトで写真も公開中。

マッチュウさんのホームページへGO!■ マッチュウさん

海水魚から古代魚、エニサエ、ウーパールーパーまで、様々な種類の魚を飼育されています。
我が家のカラーサザエのうち数匹は、マッチュウさんからいただいたものです。

たかち。さんちのホームページへGO!■ たかち。さん

アルビノ系のお魚を沢山飼育されています。コリドラスやラミレジィ、カエルなど、様々な魚の繁殖にも成功しています。
たかち。さんの元から更に、Zinさん、赤帽さん、yossyさんなど、沢山の方の元へと旅立っていきました。

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