The Wolves in the Walls
Neil Gaiman and Dave McKean
( 2003, Harpercollins)

ゲイマンとマッキーンによる不思議絵本の第二弾。二人のコラボが生み出す不気味でユーモラスな世界は健在です。

ある日、ルーシーは自分が住んでいる家の壁の中から、小さな音が聞こえてくるのに気がつきました。そしてルーシーにはそれが「壁の中の狼」達がたてている音だということが、すぐに判ったのです。ルーシーは急いでパパやママ、お兄ちゃんにその事を教えますが、皆とりあってくれません。「それはきっとネズミだよ。」

ところがある晩、とうとう壁から狼達が飛び出してきたのです!
ルーシーと家族は家を逃げ出し、庭で寝なければならないことになってしまいました。
その夜、ルーシーは子ブタのぬいぐるみを部屋に忘れてきたことに気がつきます。そこでルーシーはパパやママに内緒で、狼達に占領された家に戻るのですが…。


マッキーンの絵は、コンピューターの導入もあって、タイポグラフィックな表現でも世界が大きく広がっています。
また、ルーシー達を追い出した家の中でどんちゃん騒ぎを繰り広げる狼達もユーモラス。

ところで、このお話のキモになっている"If the wolves come out of the walls, then it's all over."という格言(?)の意味が未だに判りません…。

(2005/04/06)