SKY DOLL (Tome 2. Aqua)
Barbucci & Canepa (2002 Soleil)

フランスのソレイユ社から刊行中の人気SFファンタジーシリーズです。

いよいよ物語の世界と背景となる謎が姿をみせはじめます。

ストーリー:
アストログリルでの騒ぎを逃れたロイ、ジャフの宇宙船はノアを乗せたまま、目的地アクアに到着する。
海に覆われた星アクアでは魚から進化した住人達は、女性のみのクローニングにより生殖を行っており、その技術は謎とされてきた。

パパセアと国交を結ぶことを希望するアクア文化の調査がロイとジャフの表向きの目的だったが、東洋的な精神文化を基盤とするアクアの都市に入ることを許されたのは、瞑想により精神を開放することの出来たノアとロイだけだった。
アクアの都市生活と文化を案内されるノアとロイはそこで、失踪したもう一人の女教皇アガペがかつてアクアを訪れ、精神面で深い関係をもっていたことを知りおどろく。

やがて視察を終えて部屋に戻ったノアは、自分が所詮は教皇ルードヴィクからの「贈り物」にすぎなかったということを知り、深く傷つく。その時、アストログリルでの時と同様、ノアの頭の中で彼女を呼ぶ声が聞こえ、ノアの精神はそのプラスチックの身体から遊離する。

精神体となったノアは、ペットだと思っていた小動物エリザンテの精神体に導かれ、アクアの信仰の中心である「聖なる魚」とコンタクトし、その存在を自らの中に吸収することになる。
しかし、その直後「聖なる魚」は麻薬の力をかりてアクアへの潜入に成功したジャフによって殺害されてしまう。実はジャウに秘密裏に与えられた指令は、最初から異端である「聖なる魚」を殺害することだったのだ。
どうにか脱出に成功した3人だったが、真の指令のことを知らされていなかったロイとジャフの間に深い亀裂を残したまま3人はアクアを離れる。

一方パパテアでもアガペ派による反教会の動きは過激さを増して、教皇ルードヴィクは教会内でも孤立を深めていた…。


3人はそれぞれの想いを胸に海に覆われた惑星アクアを訪れる。


パパテアでは反ルードヴィク派のテロが激しさを増していた。


3人はアクアのガードロボットに追われることになる。


それぞれの心に深い傷を残し、物語は新たな展開をみせる。

ルードヴィクにも影響をおよぼす、新たに登場した白の都市の議会とは?そして「聖なる魚」を吸収し謎の力を発揮し始めたノアの運命は? …というところでお話は第3巻「白の都市」へと続く。
(2004/01/22)

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