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NEIL GAIMAN'S MIDNIGHT DAYS
by Neil Gaiman and others
(1999 Vertigo/DC Comics)
基本的にはゲイマンがDCに書いたサンドマン以外の未収録短編を集めた作品集だが、全体の半分近くを占める"Sandman Midnight Theatre"は短編といっても単独で刊行された60ページの作品だし、冒頭を飾る"Jack in the Green"はオクラになっていたゲイマンが生涯2作目に書いた原作を今回初めてコミック化するという企画もの。
僕はあまりスワンプシングにはなじみが無いので、結論として最初の3作("Jack in the Green", "Brothers", "Shaggy God Stories")についての評価は「良くわからない」というのが正直なところ(^_^;。今人気のミニョーラと組んだ"Shaggy God Stories"は絵的にはなかなかいいんだけど。
"Sandman Midnight Theatre"はすでに読んでいましたが、買いのがしていたサンドマンフアンの人にはラッキーでしょう。
第二次大戦前のロンドンを舞台に、オカルト教団をめぐる脅迫事件を追うガスマスクの探偵、初代サンドマンの活躍。なんといってもロデリック・バージェス邸の地下でサンドマンことウィンズレー・ドッズが幽閉されているドリームと対面するシーンが一番の見せ場です。
そしてゲイマン自身が今まで書いた短編の中で最も気に入っているという作品がデイブ・マッキーンとのゴールデンコンビによる"Hold Me"。
オカルト探偵ジョン・コンスタンチンが早春のロンドンで人を凍死させていくホームレスの亡霊と対決。亡霊が本当に求めていたものは…というお話だが、これがせつない実にイイ話で僕が今まで読んだアメコミの短編の中でもベスト3に入ると思う。この作品だけのためにでも本を買う価値あり(^^)。
←3月末にはグラント・モリソン原作による傑作"Arkham Asylum"の翻訳が出るデイブ・マッキーン。とにかくそのパワフルな創作欲というか仕事量には感動させられます。爪の垢が欲しい(笑)。
サンドマンのカバーアートを集めた"The SANDMAN: Dustcovers"はフアン必携。
(2000/03/18)
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