Keepers of the Maser
2 : The Isle of Dwarves
Massimiliano Frezzato (1997 Heavy Metal)

フランス語版:
Les Gardiens du Maser
tome 2 : L'Île de Nains

ストーリー:
伝説の「塔」を捜す旅に出たゼリットは、ロボットと共に一人で孤島に暮らす若者ファンゴと出会い、すったもんだの揚げ句、二人の乗った小型飛行機は深い霧の中で、砂洲に不時着してしまう。

霧の壁の中心にそびえる塔では、住人であるドワーフ達がゼリットたちの到来に気づいていた。霧の中から突然現れたドワーフの兵士達によって、ゼリットとファンゴは捕らえられてしまった。

一度は捕らわれの身になったゼリット達だったが、帰還するドワーフ達の隙をついて飛行機を奪い、そのままドワーフ達の住処"Isle of Dwarves"の中央にそびえ立つ塔のてっぺんに不時着する。
その存在すら伝説と思われていたドワーフが大勢暮らしている光景を前に、驚きながらもドワーフ達の塔から脱出を試みるゼリットとファンゴだったが、結局二人とも再び捕らえられてしまう。

捕虜となったゼリットを待っていたのは、ドワーフ達のリーダー、大女のイヴォルナ・ユーガーだった。
イヴォルナはゼリットに、世界が崩壊する前、人間の支配していた時代に遺伝子工学により作りだされたドワーフ達と、その反乱、文明の崩壊、ドワーフ達を襲った疫病により、彼らが「塔」を捨てたといった歴史を語って聞かせる。
このドワーフ達が住む塔は、ゼリットが捜していた本当の「塔」では無かった。そしてドワーフ達もまた「塔」を捜していたのだった。

一方、ゼリットを捜してメイザー・ヴィレッジを飛び立ったエラも、やはり島の周囲を囲む霧の中に迷い込み、ドワーフ達の虜になっていた。
ファンゴとエラを人質に、イヴォルナはゼリットにメイザー・ヴィレッジの位置を教えるように迫る。
彼らの目的はメイザー・ヴィレッジに残る過去のテクノロジーの遺産を手に入れ、それを使って再び「塔」をドワーフ達のものにすることだった。


巻末には付録として"KOLONY: The Essential Survaival Guide"という16ページに及ぶ物語世界の設定資料集が付いています。非常に細かな凝った設定は、ある意味本編以上に楽しめるかもしれません。

(2006/08/02)

「メイザーの守護者」シリーズ: