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by Julie Hearn (Oxrord University Press, 2003 )
ロンドンにあるおばあちゃんの家の地下室で見つけた不思議な「亀裂」。それを飛び越えた12歳のトムは18世紀にタイムスリップして…。
こう書くとかなりベタな設定のように聞こえますが、実際ベタです(w
。
迷い込んだ18世紀の地下室でトムはバーソロミューの市で見せ物にされているフリークの少女アストラと出会います。トムが18世紀では透明人間となってしまい誰にも気づかれずに動き回れることを知ったアストラと仲間のゴム男やゴリラ女といったフリーク達は、彼らが「聖人」と崇め慕ってきた仲間の「巨人」が最近亡くなり、その遺体を生前に約束した安息の地に葬る手伝いをして欲しいと頼む。
しかし共同墓地に埋められている「巨人」の遺体は、彼を標本にしたいと願う解剖学者の依頼を受けたすご腕の死体泥棒に狙われていた。そして解剖学者はアストラにも目をつけていた…。
はたしてトムは「巨人」の遺体を死体泥棒の手から守り、暗い地下室からアストラを助け出すことができるのか?
よくある子供向けファンタジーのプロットに、祖母と母親(乳癌を切除して鬱が入ってる)との確執の間でけなげに頑張る子供とか「家族の再生」みたいな癒し系モチーフがまぜこぜになった感じです。正直、ファンタジーとヤングアダルトどっちつかずの非常に中途半端な印象でした。
ちなみに日本語版も「 チェンジリング・チャイルド 」のタイトルでソニー・マガジンズから出版されています。(てか、そっちを本屋で見ておもしろそうだったから原書買ったんだけど)
ただ、原文ではアストラは強いコックニー訛りで話している(かなり読みにくい)のですが、邦訳では普通の言葉になっていて少し残念。
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