DAFFODIL (Tome1. Addio-Colonnello)
Brrémaud, Rigano and Lamanna (2004 Soleil)

ヴァンパイア三人娘が主人公の新ファンタジーシリーズです。
予定が何度も遅れてやっと刊行されました。
キャラクターはカトゥーン系でも、背景やディティールは密度を高くしてあるスタイルの絵が好きなのです。

出版元のSoleilにキャラクターギャラリーもあります。

ストーリー:
7人の貴族達で構成される「議会」により統治されているヴァンパイアの国。その議会で今、一つの問題が持ち上がっていた。
食物連鎖のバランスを保つために、ヴァンパイアが集団で人間を襲うことは議会の承認が必要とされていたが、議会の末席を占める貴族ノスフェラトゥが議会に無断でアディオ・コロネロという港の都市を配下のヴァンパイア達に襲わせ始めたのだ。

慎重で思慮深いはずのノスフェラトゥがなぜそのような行動を起こしたのか?彼の目的を調査するため、議会のエージェントであるダフォディル、アシル、グロブリンの吸血鬼三人娘が人間の街、アディオ・コロネロへと送り込まれた。

アディオ・コロネロではヴァンパイア達と司令官ジャークに率いられた防衛軍の戦闘が続いていた。
その間、ノスフェラトゥ自身は配下の者達が町を混乱させている間に、地下の洞窟を謎の目的地へと急いでいた。どうやら軍の司令官ジャークに捕らわれている悪魔ルズを開放しようとしているらしい。そしてルズの開放は世界の破滅を意味するらしいのだが…

一方、ノスフェラトゥがルズを開放しようとしているらしいことに気づいたジャークは、それを阻止するために全軍を配置につかせる。
そしてダフォディル達も人質として誘拐した(自分から付いてきた)吸血鬼マニアの少年と幼い弟をつれて、ノスフェラトゥの真意を確かめるために戦場に向かう。


リーダー格のダフォディル、クールで凶暴なアシル、陽気なグロブリンというキャラ設定は三人娘ものの基本どおり(w
子供向けのように見える絵柄ですが残虐描写はかなりストレートで、成人向けとなってます。
とりあえず次回はハイレグレオタードで活躍するダフォディル達のもっと色っぽいシーンを希望(w

ヴァンパイア達は十字架もニンニクも平気だが、日光には弱い。しかしエージェントのダフォディル達は日光に当たっても平気。でも議会を裏切らないよう頭に爆弾を埋め込まれているのです。

ダフォディル達と行動を共にすることになる吸血鬼オタクの少年ローマン。
「ヴァンパイアって冷血の怪物だと思ってたけど、全然冷たくないや!」

(2004/03/27)