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CORALINE
by Neil Gaiman (2002 BLOOMSBURY )
1996年の"The Day I Swapped my Dad for Two Goldfish"に続く、ニール・ゲイマン2作目の童話。
郊外の集合住宅の二階に両親と三人で住んでいる少女コラライン。
かつての大邸宅を区切って集合住宅に改造した家の一階にはかつて女優だった二人の老婦人が、上の屋根裏にはネズミにサーカスを教えている(コララインはそのネズミ達を一度も見たことはないが)という変なおじいさんが住んでいる。
客間の奥には、集合住宅に改造された際に隣の家との境界が作られたため、レンガの壁でふさがれたどこにも通じていないドアが一枚。
ある日、家に独りぼっちで退屈したコララインが客間のドアを開けると、そこにはレンガの代わりにあるはずのない廊下が存在していた…。
お話は客間のドアを通って「もうひとつの家」に迷いこんだコララインが、友達の黒猫と共に、異世界を支配する「もうひとりのお母さん」に捕らわれた両親や子供達の魂を救い出すための戦いを描いた童話です。
どこにも続いていないはずのドアが異世界への入り口になるという設定は"Neverwhere"を思い出させますが、どこかユーモラス、それでいてじんわり不気味な異世界と魅力的な登場人物達はゲイマンの十八番。真っ白な顔に黒いボタンの目が付いた「もうひとりのお母さん」は怖いぞ〜。
なお2003年6月に意表をついて日本語版が「コララインとボタンの魔女」のタイトルで角川書店より出版されました。
(2003/03/04, 2004/04/30補)
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