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B.P.R.D. : Plague of Frogs
Mike Mignola and Guy Davis (2005 : Darkhoase Comics)
ニュージャージーにあるB.P.R.D.の研究所から、一人の大学教授によって実験中のサンプルが盗み出されるという事件が発生。
緊急封鎖された施設の中でエイブ、リズ、ロジャー、クラウスのチームを待っていたのは、かつてラスプーチンがカヴェンディッシュ事件(ヘルボーイシリーズ第1巻"Seed of Destruction")でしもべとしていた、カエルの様な化け物となって襲いかかるガードマンだった。
B.P.R.D.本部に戻ったエイブ達は、研究所から盗み出されたサンプルが、実はカヴェンディッシュ事件でヘルボーイによって破壊された異世界生物SADU-HEMの破片であり、それが再び増殖を始めていたことを聞かされる。
研究所に侵入した大学教授の記録から、ミシガン州の田舎町にある新興宗教団体が事件に関係していることを突き止めたチームは、急きょ捜査に向かう。
しかしミシガンで彼らが見たものは無人と化した町だった。そしてチームを乗せたヘリコプターは謎の敵の攻撃を受けて撃墜され、エイブ達は敵が支配するゴーストタウウンの中に取り残されてしまう…。
ヘルボーイが去った後のB.P.R.D.のメンバーを主人公にしたシリーズですが、今回は実質的にヘルボーイ本編"Seed of Destruction"の直接的な続編となっています。
ミニョーラ自身が書いている今回のストーリーの目玉はなんといっても、ヘルボーイシリーズの最初から登場して活躍している水棲人間、エイブ・サピエンの正体が明らかとなる点でしょう。エイブの出生(?)の秘密と、彼が地下室のタンクの中で保管されていた事情が語られると同時に、それはさらに大きな謎へとつながっていきます。
全編の絵を、"Dark Waters"で味のある絵を描いていたガイ・デイビスが担当。キャラクターの表情にすごみが欠けるのが難点ですが、前作同様、細かに描き込まれたアメリカの田舎町の風景が、モダン・ホラー的な雰囲気を非常によく醸し出しています。
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