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THE BOOKS OF MAGIC
by Neil Gaiman, Jhon Ney Rieber etc. (1993〜 Vertigo/DC Comics)
将来、最大級の魔術師になる素質をもって生まれた少年、ティモシー・ハンターを主人公にしたVertigoの人気シリーズ。
元々ニール・ゲイマンの設定によりスタートした物語だが、その人気の高さからシリーズ化され、第2部からはジョン・ネイ・リーバーが原作を担当して、現在単行本6冊と外伝的な短編を集めた"The Books of Fairly"が刊行されている。(ゲイマンはストーリー全体のスーパーバイザーとして参加)
イギリスに住む普通の少年ティモシーは、ある日突然、ジョン(・ヘルブレイザー)・コンスタンチンをはじめとするトレンチコート・ブリゲードの面々にら致され、自分が将来世界最強の魔術師となる運命にあることを知らされる。
力を手にした時「秩序」と「渾沌」どちらの側に立つかという選択は未来のティモシーの自由意志にゆだねられることになるのだが、コンスタンチン達は世界のためにティモシーが「秩序」を選択することを願って、魔術とその力の真の意味を彼に教えようとする。こうして古代から現代、妖精界、超未来へと、時空を越えたティモシーの「教育ツアー」が始まった…というのがゲイマン原作による第1部のストーリー。
ところがリーバー原作の第2部からは雰囲気は一転。ティモシーが妖精界を救うためにマンティコアと戦って死にかけたり(この時デスに会う)、彼が実は妖精界の女王タイタニアと愛人の鷹匠ファルコナーとの間に生まれた「取り換え子」であることが判明したり、ガールフレンドのモリーを救うために地獄に向かったりすることになる。妖精達以外にもネバーランドのような子供の国からやって来た少女とユニコーンやティモシーの子供時代の「想像の友達」達も入り乱れて、波乱万丈のストーリーが繰り広げられている。
魔術や想像力というものの本質を問う、やや重厚なテーマをもった第1部に比べて、第2部からはティモシーとモリーを巡るティーンエイジ・ロマンス色が強くなってしまったが、まあそれはそれで面白いのだ(^_^)。
またゲイマン原案ということでドリームやデスといった「サンドマン」の登場人物達がオフィシャルにゲスト出演している。
←デスといえばバチャロ、ということで、デスの登場する回のカバーはクリス・バチャロが担当。ポイント高し。
(1999/09/09)
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