Step by Step 04 Painterを使ってバラを描く (1)

下描き
コピー用紙に鉛筆で下絵を描きます。実物があればベストですが、今回は複数の写真を参考にして描きました。
花の部分と葉の部分はそれぞれ別の品種の形を組み合わせているので、厳密にはおかしいのかもしれませんが、図鑑の絵を描くわけではないので、今回は絵としての形をとりました。
グレースケール350ppiでスキャンしてレベル補正を行い、白地を100%の白になるよう調整した後、汚れなどを消しておきます。


ベースになる色を置き、下描きの線色を調整
最初に選択範囲メニューの「自動選択」→「画像の明るさ」で線の部分を選択し、線画マスクとして保存しておきます。
次にフィルタレイヤーを重ねて、そこにティント系の筆でベースになる色を置いていきます。
色を置き終わったら、背景レイヤーに戻り、さきほどの線画マスクを選択範囲として読み込み、鉛筆線の上をベースに合った色で塗りつぶしていきます。
ここでは花の部分の線を暗いピンク、茎、葉の部分を暗いグリーンで塗っています。


さらに色を重ね、おおまかな陰影を加えておく
ベースになる色を塗ったフィルタレイヤーを背景に固定して一枚にしたら、もう一度フィルタレイヤーを重ねて、今度は花の立体的な形に注意しながら、透明な色で更に色を重ね、陰影をつけていきます。
陰影を付け終わったらレイヤーを固定し、不透明な筆で細部の明るい部分(花の中央の花びらの縁等)を描き起こして置きます。


花びらの色を塗りのばしていく
補充量を0、にじみ値を100%にした塗りのばし用の筆で、花びらの部分の色を塗りのばしていきます。
色の足りない部分やはみ出した部分は細目の不透明筆で描き足しながら、花の形を整えていきます。


花の形をさらに描き込んでいく
写真等の資料を参考にしながら描き込んでいきます。写真を正確に写そうとするよりも、花びら一枚一枚の形を考えながら3Dのモデリングをするような気持ちで自由に描いたほうが楽だし絵として伸びやかになると思います。色調については後から調整がきくので、この時点では明暗による立体的な形状に注意しながら描きます。