「Dr.フジカワのCG道」
第2回: ハイライトの入れ方について ( 1 2 3 4 5 )
ハイライトは描く物の質感を表現したり画面を引き締める重要なポイントですが、CGでは一枚の絵の中で筆やブラシのタッチを自由に変えられるので、ハイライトも微妙に描き分けると絵に変化が出ます。 もちろん具体的にハイライトをどこにどの程度入れるかということは絵のスタイルや画力によって大きく変わってくるので、とりあえずこんな流れでCG絵を描いてるんだくらいに観てください。(今の私の絵じゃこの程度なのでご勘弁のほどを…(T_T))
1.読み込んだ下絵を使って色ラフを作る

とりあえず300ppiで下絵をスキャンします。完成時には主線はほとんど消してしまう予定だったので、上質紙にエンピツで描いた絵をそのまま使いました。トレス台でクリンアップもしません。ただし髪の部分だけは線を残すのでペン入れしてあります。 彩色を始める前にまずスキャンした下絵を使って色ラフを作ります。下絵のコピーを作り作業を軽くするためにPhotoshopで75ppiに変換したら、上に新規の乗算レイヤーを作り、そこにブラシツールで色を塗っていきます。何種類かの配色を試して全体のイメージを固めておくと、後の作業が楽です。
2.肌の部分の彩色から始める

アルファチャンネルを使って主線を濃い茶色で転写したらPainterに移って、まず肌の部分から塗っていきます。この手順は基本的には第1回「線画キャラクターの肌を塗る」で紹介した3番目の手法と一緒です。最初にベースの肌色を水彩モードで塗ったら影とハイライトの位置に色を置いて、はけ状ブラシを使って色をのばしていきます。肌のハイライトは完全な白では強すぎるので、鼻の先端など極一部を除いて明るい肌色程度に留めておきます。 唇のハイライトはシワの向きに沿って入れますが、あまり強く入れるとテカテカして下品になるので程々に。
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