Drake R-4C と Collins 51J-3 の改造記事
| 標題の受信機は世界的に有名な機種で日本のハムにもお馴染みでしょう。所有しているJAのハムはそんなには多くないかも知れません。 彼の国 米国の事ですが 雑誌に改造記事が見られます。 特にR-4Cについては近接した多数の信号に対するIMD特性が気になるらしく根本的に回路を見直して改造するならその方法を紹介する二つの記事があります。 又、後者についてはSSB時代になってから部分的に改造して対応する方法が散見されます。 そこで両方の機種の改造に関する雑誌の記事の一部を紹介します。 |
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R-4Cの改造記事のトップページです。 左側のがHam Radio, December 1977のP10〜P18に掲載されたもの。 右側のがQEX, No234 Jan/Feb 2006のP31〜P40に掲載されたものです。 前者は二信号特性改善の為に第一IFフィルターに600HzのXFを切り替えて使用出来る様に改造すると同時に途中の利得を20dBだけ落とし第三ミクサーの直前でそれを補償するアンプを装入して全体で辻褄を合わせる としています。 更にプロダクト検波回路をDBM方式とし1496回路に変更しています。 こうする事により2kHz間隔の二信号特性を大幅に改善した と記述しています。 後者の改造記事は古い方の改造を参考にしつつ第一IFフィルター以降の回路素子を全面的に半導体化しています。 即ち オーディオ回路、電源回路(+12V/-12V)、第二ミクサー、第三ミクサー、AGC回路の方式と制御する箇所の変更、ダイアル軸の再加工など。 ミクサーにはSN602,SBL-3を配しゲイン補償にはMAV-11を使った回路です。 又 中間周波増幅段だけにかけたAGC制御部分には40673の二段アンプです。 この改造で特にトップバンドの性能が飛躍的に向上したと記載しています。 |
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51J-3の改造記事のトップページです。 これはHam Radio, February 1978のP66〜P69に掲載されたものです。 ここで言う改造とは単にメカフィルをメーカー改造で内臓して名前を変更した51J-4の事ではありません。 即ち SSB受信に対応するべくプロダクト検波回路改造、AGC周り(時定数)変更と関連する部分の配線変更の事です。 検波回路だけ改造してもSSB波を満足に受信出来る訳ではないので、流石に記事の最後でメカフィル装備とダイアル機構改造で完璧な受信機になるだろうと記述しています。 当方が所有しているR-388/URRは51J-3の軍用に転用した機種ですがこの記事を見つける前に既にこれらの改造を実施しています。詳細な改造記事は別ページにあります。 メーカー改造のメカフィルは500kHz中心の三種類のメカフィルを設備するものですが当方のはAM用はもとよりSSB対応でUSB/LSB用に別々にし更にCW用に約800Hz幅のクリスタルフィルターを切り替えて使用可能です。 又 プロ検はオリジナルのBFO管6BA6を6BE6に差し替え若干の配線変更とシングルクリスタルフィルターに使ってあった500kHzの水晶の自励発振としています。 ただ 何れの改造も正面パネルを取り外してロータリスイッチ周りの配線変更と言う少しやねこい工作作業を伴いました。 尚、AGC部分はもう少し検討するつもりで未だ改造してはおりません。 |