75S-1 vs R-4C vs SX-117
コリンズの75S-1
、
ドレークのR-4C
それに
ハリクラフターズのSX-117
の比較です。写真の倍率は比例してません。
いずれも製造年は異なりますが一時代を築いた 或いは 固定したファンが大勢いる様です。
ここではどの機種が良いとか劣るとかの論評は出来ませんが比較する事によって何が人を引き付けたのか観察します。
1.共通点
いずれの機器にも共通して言える事はハムバンド専用の真空管機器ですが一寸した細工をするとゼネラルカバーに早代わりします。
更にペアーとなる送信機があってトランシーブ運用が可能、その為に受信機は外部から、実際は送信機からの直流信号で機能を停止出来ます。
又 一寸した事ですが いずれの機器もスピーカーが外付けです。
更にキャリブレーターを標準で内蔵していますがその校正周波数は100kHz間隔です。
2.異なる点
75S-1はいわゆるコリンズ方式のダブルスーパー、受信可能周波数範囲が200kHzと狭くハムバンドをカバーするにはバンドスイッチをフルに使わな
ければなりません。
それに対してR-4CとSX-117は500kHzですが両者は受信機としての構成が大きく異なります。
すなわち、R-4Cがプリミックス方式の周波数変換であるの対してSX-117はコリンズタイプです。
そしてR-4Cは基本的にはハイフレのシングルスーパーでBFOを上手く使って世に言うパスバンドチューニングを採用していますがSX-117はトリプル
スーパーで第三中間周波数を50kHz台にしたQ'5er形式です。
3.IF段のフィルターの違い
コリンズの受信機はコリンズ方式のメカフィルを使っています。75S-1ではオプション扱いでCW用の幅が狭いメカフィルを追加可能ですが配線作業が
必要です。
R-4Cはクリスタルフィルター形式でオプションで追加可能な構造で単に取り付けるだけで配線作業は不要です。
更にSX-117ではメカフィルもクリスタルフィルターも使ってはいませんが選択度の切換は50kHzの第三中間周波段で三段階に選択可能です。
R-4CとSX-117はノッチフィルターを最初から装備していますが75Sシリーズでは75S-3シリーズなってから455kHz台のリジェクションフィルターを装備し
始めました。
1958〜1962
TXは32S-1
因みに75S-3Cの製造年は1964〜1975
1973〜1979
TXはT-4XC
因みに初代のR-4の製造年は1964〜1965
1962〜1965
TXはHT-44
先代のSX-115(1961〜1964)の廉価版