agenda 2002-11(上旬) 別名「どこか」

ブラウザ色々

公開
2002年11月15日

fub_net

特に新しいもの好きというわけでなく、VBアプリ全般が異常に不安定になってきたので(OSを道連れにして落ちる)、デフォルトブラウザをからfub_netに変更してみました。

カスタムパネル用JScriptも、javascript:スキームをfubscript:スキームに変更すれば普通に動いています。この仕様は変更される可能性があるので、スキーム文字列の定義をcommon.jsに追い出してみました。

というわけで、fub_net用に微修正したカスタムパネル用ファイルのセットを置いておきました(一部除外)。季節物(謎)なので、時々中身がごっそり変わるかも知れません。

動作確認環境
  • Version: 0.0.1.14
  • Operating System: Windows 98
  • Internet Explorer: 6.0.2800.1106

フォルダ直下のHTMLファイルをfub_netで表示させた後、カスタムパネル上のコンテクストメニュー(右クリックで出現)から追加します。

fub_netとは

fub_netについてはよく知りません。お勧めしませんし、そもそもされていません。

Phoenix

Blogzilla (英語)によると、開発者はPhoenixという名前に不満があるそうです。

Iguanaとかになったら嫌だな。

Opera 7 beta1

前回6 betaの時には、バグ報告をする前にさっさと正式版が出てしまったので、色々調べた意味が全くありませんでした。CSSのバグに関してはcss-discussの猛者達に期待しています。特にグルと巨人。

「なんちゃってfor in文」が使えるようになった模様。window.operaにメソッドが無いことだけは分かりました(謎)。また、getElementsByTagNameNSが定義されていたりしてDOM2も一部実装している模様。

DOMの実装

というわけで、公式発表を見てみましたがWeb Specifications Supported in Opera 7 (英語)を読んでも、DOM1 HTML 以外はやはり未実装でした。紛らわしいのでfull supportなんて言葉は使わないで欲しいです。

サイトナビゲーションバー

Opera7 の Navigation Bar と link 要素についてに、Opera7 betaのサイトナビゲーションバーについての詳しい情報が。

rel属性値に値が複数あると認識してくれない模様(rel="parent home"等)。

HTMLに関するバグ

思考/謎の11月13日の記事によると、cite要素の終了タグを認識しないとのこと。でも多分文脈に依存したバグと思われます。以下の例では再現しませんでした。

Opera7 beta れびゅー

公開
2002年11月13日

css-discuss([css-d] Opera 7 Beta) (英語)経由で、Opera7 betaを見つけました。This software is beta. That means it may destroy your computer, kidnapyour children, and burn all your backups.とのことですので、お試しは自己責任でお願いします。

DOMの実装

まず、Opera7 といえば最も期待されるのがDOMの実装。主観もいいところですが。というわけで、早速このサイトのSite mapで試してみたところ、何と、Mozilla以上にきちんと処理されるではないですか!

うちでは、ブラウザ判別ではなくて、DOMの実装で判別してあるので、これは少なくともDOM1 HTML には対応していることを意味します。

JavaScript for CSS (10)をOpera7 beta(JavaScript ON)で見てみると、どうやらDOM1 HTML 以外には対応していないようです。いやとりあえず十分なのですが。

しかし、document.allなんかには(デフォルトで)対応しないでいいんだってば。それだけは余計。いやいや、こんな馬鹿な方法でIEを弾いていた私が悪い。この際全面的に私が悪い。

処理速度

IEと比べると、大分遅いようです。やはりユーザーのアクションを介さずにいきなり実行させる「押し付け」は良くないようです。

使いやすさ

使い勝手については、そういうものは、かなりの程度自分でカスタマイズできる筈なので言及しません。この辺りからして異常なレビューですな。

ナビゲーション

Mozillaでいうところの、Site Navigation barが設置されています。link要素を解釈してくれるということです。ところが、rel属性はNMTOKENS型だというのに値が複数あると認識してくれません。

バグ

betaだし、当然不安定。DOMに関してはPhoenix並かそれ以上に不安定です。

バグ報告はOpera Bug Tracking System (英語)に持ってゆくようです。Re: [css-d] Opera 7 Beta (英語)によると、ですが。でもリリースのアナウンスがあったわけでもないので、どうなんだろう。

その他気づいたこと

  • デフォルトではIEを名乗る
  • evalがundefined

参照:JavaScript for CSS (11)

いくらDOM1 HTMLに対応していても、ECMA Scriptに癖があるのでは不安が残ります。

人の嫌がることはするな

公開
2002年11月13日

「人の嫌がることはするな」……素で言っているのだとしたら、幼稚園児と同レベルの知能と言うより他ない。もちろんそうではないだろう。聞き手(読者)を馬鹿にしているのだ。

例えば幼稚園において、ある子供が他所の子の「おべんとう」を食べてしまったとしたら:

  • 「人の嫌がることはしてはいけませんよ」
  • 「自分がやられたら嫌でしょう?」

と叱るのが効果的だ。幼稚園児には物事を複雑に考える力を期待できないので、道徳に訴えて説得するしかないからである。

  • 「じゃあ先生も叱らないで下さい。先生だって叱られたら嫌でしょう?」

これ一発で破綻する「論理」。もちろんこんなマセたことを言う幼稚園児は居ないけれど(むしろ居ないことを望む)。

少し考えればすぐに分かることだが、いくら人が嫌がったとしても、積極的に行った方が良いことは幾らでもあるし、むしろ行わねばならないことだって多々ある。しかし純粋な道徳としては真実なので、論理で説得する気のない人に良く使われるというわけだ。

主張の中身よりも、「印象」を第一に考えている人たちは、この「人の嫌がることをしてはいけない」を好んで使う。良く考えれば誤謬の塊のような理屈だが、とりあえずこの決め台詞を吐いておけば、深く考えない人たちに「なるほどなあ」と思わせることが出来るからである。

「人の嫌がることはするな」。ウェブでは流し読みをされるのが一般的なので、これは特に効果的だが、同時に、最も気を付けねばならないキーワードでもあると言える。

哀れな応用

「人の嫌がることをするな」は、実際には自分の好かない相手に悪い印象を与える為に用いられることが多い。「人の嫌がることをやっている人間」という印象を与えたいだけなのだ。

笑止なのは、自分がその「人の嫌がること」をやっているという事実に全く気がついていないことである。哀れというより他は無い。

bookmarkletsとリンク

公開
2002年11月5日

ブラウザの「お気に入り」から発射するJavaScriptを、海外ではbookmarkletsと呼んでいます。letは「小さい」を意味する接尾辞と思われ、類似語に「booklet」(ブックレット)等があります。

そういえば、うちの Phoenix には、そふぃあさんとこの「IE/Win ウェブページのCSSを無効にする方法」の「リンクバーにボタンを作る」方式で、cssをoffするボタンを作ってあるんですが、あれもbookmarkletというやつだったのだなぁ。

朝顔日記(02年11月05日) より

一応、海外のbookmarklets専門サイトを巡ってみて、類似品を探し、見つからなかったので作ったのですが、2002年10月のscottandrew.comの記事 (英語)で紹介されていました。Favelets (英語)の"Toggle CSS style sheets"というアンカーのhref属性に仕込まれています。返却値が無ければトラバーサルも起らないので、何も返さない関数を定義するのではなくてvoid演算子を使う手もあったということを知りました。コード量の縮小に役立ちそうですよこれ。でも、windowオブジェクトのメンバを定義せずに済むのが利点っぽいのに、この方はcs=!document.styleSheets[0].disabled;なんていうのを作ってしまっていて謎ですが。でも有り難く頂きました(謎)。

ところで、bookmarkletsという呼び方には抵抗があります。これは、javascript:スキームを利用したアンカーを右クリックさせて「お気に入りに追加(Add to bookmark)」すれば使えることからそう呼ばれている節がありまして、bookmarklets専門サイトは殆どこの手法で提供しています。終点リソースが何だか良く分からないので、リンクの概念を理解するのに有害だと思っています。

不思議リンク

爺の繰言みたいですが。

リソースの参照を意図せずに、ユーザーの何らかの行為のみを意図している「リンク」は、駄目です。これが根本的な原因で、実に様々な害が発生しているからです。

リンクとは何かを知っている限りにおいて、javascript:スキームを幾ら使おうと問題は起りませんが、そうでない場合、リンクは、「クリックさせて何かを起こさせるもの」であると勘違いされます。「ここをクリック」とか「記号を使った段落アンカー(title属性不使用)」は、リンクを勘違いしている例です。他にも、もうウンザリするくらい例はあります。耳の痛い人も多いかもしれませんが、「ナビゲート」用にリンクを設けるという考え方が、Nielsen博士の否定するところの「全セクションへのリンク」を生みました。しかし、参照目的でリンクを設けている限り、この問題は起きにくかった筈です。少なくとも非コマーシャルなサイトには必要ないものですから。Googleは一部の非参照型リンクを嫌い始めているみたいですね。自然な流れだと思います。

fontタグもjavascript:スキームに似ています。HTMLが何の為の言語であるかを知っている限りにおいて、つまりきちんとした意味付けを行った上で利用する限りにおいて、fontタグは無害です。しかし、それを知らない場合、HTMLはプレゼンテーション言語であると勘違いする可能性が高くなります。まず、勘違いするでしょう。だからfontタグは駄目なものなのだと思っています。

参照するという行為は、ある文書あるいは文章のstatementの為に有意義だからこそ行われます。そしてそのような意図に基づいたリンクは、ユーザーの行為と独立していますから、User Agentは色々な形でそれを表現できますし、何よりもアクセシビリティだの何だのを一々考える必要がありません。

などと言いつつ、私もmailto:スキームの使い方が間違っていたりと、まだ観念でしか理解していないのです。尤も、はっきりと理解した時点でこのサイトの更新は終了するのですが。

種田選手の名誉のために

公開
2002年11月2日

今日、所謂「珍プレー好プレー」的なテレビ番組(再放送)を観ていたのだが、あまりにも事実と違った侮辱が行われていたので、いつもとは少し違う話題だけれども、侮辱された選手の名誉のために事実を明確にしておきたい。

放送の内容はこうだ。

  1. 中日の種田選手が三塁ベースにヘッドスライディング
  2. セーフのタイミングだったが種田選手がベースから手を離してしまう
  3. タッチアウト
  4. 種田選手、審判に「泣きながら」猛抗議
  5. 種田選手、「泣いてんじゃねーよ」という野次に対して罵倒で反応

これらの各場面がコミカルに編集され、一見どうしようもない選手であるかのように演出されていた。

しかし、私はこの試合を生中継で観ていたので知っているが、三塁ベースにスライディングした際、阪神の三塁手が種田選手の手を踏んだのである。スパイクシューズで。

つまり泣いているように見えたのは、あまりの痛さに力いっぱい目を閉じていた為であり、審判への抗議は、足で踏まれて手を離しただけなのにアウトを取られたその誤審に対するものである。

ちなみに私は中日ファンでもなければ種田選手のファンでもない。