ちょっとしたサーベイ

この文書の状態:obsolete

最終更新
2004-05-10T20:51:13+09:00

この文書は、2004年5月現在、既に陳腐化しています。デッドリンクが多数ありますが、暫定的に修正を放棄していますのでご注意ください。

論点の把握

最終更新
更新はありません

まずは既に論じられた部分を把握しておく作業から入ります。

http://www.cc-net.or.jp/~piro/latest/subjects/010haijo.html

  • 中身を読むのには何も支障ありません
  • ページの本質的な部分(内容)を「正しい HTML 」で、レイアウト情報を CSS で指定したページは、最大公約数(どんな環境でも安心して閲覧できる)でありながら、同時に、 CSS 対応環境においては「それ以上」を実現できる
HTML でどんなブラウザでも見えるレイアウトをするべきだ
  • 音声ブラウザでどうやって「色」や「文字サイズ」を表現すればいいのでしょうか
  • 内容だけ汎用の形式で作って、見栄えだけ各ブラウザに用意するほうがずっと効率的で有意義
実際ブラウザのシェアは IE が90%以上じゃん。 IE でさえ見れれば誰も困らない
  • 自分が事故なり病気なりで入院して、小型の端末でしか Web にアクセスできなくなった時の事を考えてみましょう。マウスのない機械で、画面も狭く、 JavaScript も動作しない。いつ自分がそんな「 Web における弱者」の側に転落するかわからないのです
  • 「ブラウザシェア No.1 」が携帯電話の内蔵ブラウザとなる事だって十分にあり得るのです
CSS に関して問題のあるブラウザを使っているユーザーに対してもっと考慮すべきでは無いかと
という認識でいます。だから「テキストなどの情報の可読性を最優先」

http://www.cc-net.or.jp/~piro/latest/subjects/010haijo.html より

ふと気がついたが、「 WWW はデータベース」という考えをもっているかどうかが、CSSを肯定するか否定するかの重要なポイントになっていないだろうか。

strictなhtmlで論理マークアップを施せば、ロボット型検索がどれほど効率的になるかを具体的に示せれば、見れれば良いという意見の強力な反証になりはすまいか。

http://members.jcom.home.ne.jp/pctips/www/cssintro.html

  • HTML文書のソースを單純なものに出來ます。レガシーなHTML文書で發生し勝ちな記述ミスを減らす事が出來ます。同時に制作者はHTML文書のソースをメンテナンスする手間を減らす事が出來ます。
  • 外部スタイルシートを使ひまはす事で、サイト全體の見映えを統一出來ます。
  • ブラウザは屡々外部スタイルシートをキャッシュに溜め込みます。閲覽者はブラウザにHTML文書だけを讀込ませれば良い場合が多くなり、より早く情報を得る事が出來ます。また、結果としてネットワークのトラフィックを減少させられます。(編者注。内容の更新を行ったとしても、CSSファイルは変らない(タイムスタンプが不変)ため、ローカルディスクのキャッシュから読み込ませることを期待できる)
  • HTML文書と整形結果を1對1對應にするのではなく、1對多對應にする事が出來ます。閲覽者には、閲覽・鑑賞のやり方を選擇する自由が與へられます。(編者注。現実的には、様々なCSSファイルを用意し、スクリプト等で切り替える術を提供することで可能に。切り替えスクリプトは様々な所で提供されている。Netscape6等には作者が用意した代替スタイルを選択する機能も)
  • HTML文書の制作者には、HTML文書の整形結果を自分の思ひ通りに制御する可能性が提供されます。ウェブサイトのデザインを統一する事も、個別のHTMLで獨自かつ高度なレイアウトを實現する事も可能です。
  • CSS非對應のブラウザはCSSを利用した文書を、單に自分のデフォルトスタイルを適用して整形・表示します。適切に記述されてゐる限り、さう云ふブラウザでHTML文書は完全な形で整形されます。(編者注。「pタグは一行開けて改行」「blockquoteタグは左インデント」といった類はすべてある一部のブラウザのデフォルトスタイル。従って表示結果を期待して、引用でもないのにblockquoteタグでマークアップする行為は、閲覧者にとんでもない誤解を与えかねない)
  • CSSの仕樣を正しく實裝してゐるブラウザで、CSSによつてスタイルを指定された或HTML文書は常に同一の表示となります。(編者注。枠線のスタイルなど、弱冠の違いは生じます)
  • 豊富な代替手段を使って、携帯端末を含むあらゆる環境で作者の思ったとおりの内容を伝えられる。
  • ユーザスタイルシートを使用可能にすることによって障害を持つ人への情報提供を容易にする。
  • スタイル部分の隔離により文書ファイルの再利用性、汎用性、保守性が向上する。
  • 外部スタイルシートの利用によりデザインの保守性が向上する。
  • 外部スタイルシートをキャッシュさせることによって回線トラフィックの軽減を期待できる。
俺はスタイルシートなんか使つてゐないし、使ひたくもない
全てのブラウザが、HTML文書を整形する過程で、スタイルシートを適用してゐます(編者注。要するにこの「俺」という人物は、自分も一部のブラウザのスタイルシートに依存していることに気づいていないということ)

http://members.jcom.home.ne.jp/pctips/www/cssintro.html より

文章系のサイトで、デザインはあくまで見やすさを追及するのであれば、野嵜氏の説くCSSの利点は理解されよう。しかし、あるデザインのビジョンが頭の中で先行し、それを実現するウェブデザインをしようと考える場合、CSSは相当量の前提知識が要る。「面倒くさいから嫌だ」と言われた場合、怠慢を罵ることはいくらでもできるが説得力はない。

ただ、長期的に考えれば、スタイルの使いまわしができるということで更新頻度を飛躍的に上げることができるし、デザインに飽きが来たとき、サイト全体のデザインを一括変更できたりする点を補足しておきたい。要するに「後でもっと面倒くさいことになるよ」とアドバイスできる。