これはdisplay:none、あるいはvisibility:hiddenのよろしくない使い方で、制作者が用意したスタイルシートをブラウザが処理しない場合にのみ現われるメッセージを、HTML文書に記述しているわけです。ユーザースタイルシートを使っていると、こういう奇妙なメッセージにしばしば遭遇します。
ブラウザにどのように表示されるかを考えながら、HTML文書を作成しているのが原因です。CSSは、このような態度に基づいたHTML文書とは親和性がありません。
このような文を、詳細へのリンクとしておきます。もはや「隠す」必要はありませんね。「隠す」としたら、丸括弧の部分だけでしょう。
あくまでも、最初に伝えたい内容を完成させ、その上で非表示にした方がベターである場合にのみ、display:noneなり、visibility:hiddenなりを指定するようにするのが、スマートな方法だと思います。
面倒臭い話などではありません。本文を完成させ、その中にHTML要素として明示できるものを、HTMLタグで明示する、という自然な手順で作成していれば、起こりえない問題です。
ですから、「CSSに対応していません」というメッセージそれ自体がタブーであるわけではなく、そうした態度でHTML文書を作成する危険について、示唆したわけであります。
これはアクセシビリティ的に有名なタブーです。色盲の方には伝わりませんし、当然、音声ブラウザを使っている方にも伝わりません。ユーザースタイルシート使いにも伝わらない可能性があります。
しかし、一々タブーの事例などを考えずとも、「見栄えを意識しない文書作成」を心がけていれば、これらの深刻な問題は起こらないのです。
Conforming HTML user agents may ignore the 'display' property.
displayプロパティを無視しても適合User Agentとして認められます。
これは、慣習的な「ブロック要素」「インライン要素」の整形方法を、無闇に変更することを推奨しないことを意味しています。W3Cは、はじめにテキストありき、あるいは、意味と見栄えの結びつきを重視していると言えるでしょう。