ウルグアイ−口蹄疫10年ぶりに発生

―口蹄疫発生のウルグァイと近隣諸国の動向―

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    20011014-0050 ( 0001/10/14 ) PRO/AH>Foot & mouth disease - Uruguay (04)
    ウルグアイ - 口蹄疫
    口蹄疫-ウルグアイ(04)#  9月最終週に、ウルグアイ政府は口蹄疫流行が終息したと発表した。当局はすべての家畜に対するワクチン接種を行う決断が成功の理由だと評価した。流行が2001年4月23日にSoriano行政区、Palmitasで初めて確認されて以来、流行の沈静化には5ヶ月以上を要した。最後の症例は8月20日に発生したが、その後30日間症例の発生が無い時期が続いたため、流行の終息宣言となった。2,057件の流行が確認された。ワクチン接種が決定された6月以降、新たな流行発生は急速に減少した。EU の調査団が輸出再開に向けた調査を行っている。
     
  • OIE報告(2001年6月13日現在)FOOT AND MOUTH DISEASE IN URUGUAY Follow-up report No. 8
    口蹄疫発生件数1,596 件(新たに238件追加確認) 疑似牛:4,381 件(141,262頭)
  • OIE報告(2001年6月14日現在)FOOT AND MOUTH DISEASE IN ARGENTINA Follow-up report No. 14
  • アルゼンティンの新聞(LA NACION)によると全頭へのワクチン接種を実施しているが,同国で1105件の口蹄疫発生が確認された(6月11日現在)
  • OIE報告(2001年6月08日現在)FOOT AND MOUTH DISEASE IN URUGUAY Follow-up report No. 7
    口蹄疫発生件数1,358件
  • OIE報告(2001年6月8日現在)FOOT AND MOUTH DISEASE IN ARGENTINA Follow-up report No. 13
  • 新聞Observador(2001年6月7日),政府は第2回目ワクチン接種を6月15日から乳牛,7月15日から肉牛に開始することを決定した。
  • OIE報告(2001年6月01日現在)Disease Information,1 June 2001,Vol. 14 - No. 22
    口蹄疫発生1,158件確認(30 May 2001.現在)第1回目ワクチン接種10,817,140 doses
  • 新聞Observador(2001年5月29日現在)口蹄疫発生件数1,000件を超える(農牧省家畜衛生発表)。
  • OIE報告(2001年5月25日現在)Foot and mouth disease in Brazil: follow-up report No. 1
  • OIE報告(2001年5月25日現在)Foot and mouth disease in Argentina: follow-up report No. 10
  • OIE報告(2001年5月17日現在)4月23- 5月16日589件発生確認
  • OIE報告(2001年5月10日現在),4月23- 5月9日348件発生確認

  • 2001年5月9日,ブラジルのプラチニ農業相によると、同国は、口蹄疫(こうていえき)が北部の地域に拡大するのを回避するため、リオグランデドスル州(ウルグァイ東部と隣接)のすべての牛に予防接種を行う予定。
  • 2001年5月5日,190件の発生を確認,農牧省はブラジルとともにワクチン接種を開始し,月末までにはウルグァイ政府は、同国の家畜総数1040万頭すべてに口蹄疫ワクチンを接種すると発表した。
    ワクチン接種予定

  • 2001年5月3日現在,123件の発生を確認,さらに拡大,EUはウルグアイ産の牛肉の輸入を中止へ
  • 2001年5月2日現在,83件の発生を確認,Canelones県からArtigas県を東西に別けワクチン接種と非ワクチン接種地域に別けて防疫を行う見込み。
  • 2001年5月1日現在,80件の発生を確認,13屠場を閉鎖し,全国への拡大をふさぐため全国でのワクチン接種を検討している。
  • 2001年4月29日現在,56件8県の発生が確認された。
    2001年4月25日ウルグァイで再度口蹄疫発生
    アルゼンティンで発生していた口蹄疫に極めて厳重な警戒をしていたが,国境を接する Soriano県で発生が確認された。(El Observador
  • PRO/AH/EDR> Foot & mouth disease - Uruguay
    (2001/04/25)

    ウルグアイ - 口蹄疫
    口蹄疫-ウルグアイ# 政府は西部のSariano県(地図参照)でウシが口蹄疫に感染したことを確認した。 ウルグアイ政府は今回の悪いニュースが同国の食肉産業に致命的な打 撃となる可能性を指摘している。 ウルグアイはアルゼンチン、ブラジル、パラグアイとともにSouth America's Mercosur 貿易ブロックを形成しており、口蹄疫流行は存在 していないと考えられてきた。 同国では輸出総額の20%を占める食肉の輸出を中止している。

    追加情報:

  • El Observador(4月28日)によると発生地周辺の5県のワクチン接種を48時間から72時間以内に行う。既に22件の発生が確認され,さらに発生が懸念されている。
  • 4月27日ウルグアイの各紙は発生地周辺の家畜へのワクチン接種を決め,アルゼンティン、ブラジル製のワクチンを100万ドースを準備する。また,発生原因としてセマナサンタ(復活祭)の休暇の際多くのアルゼンティンからの観光客の往来が感染につながったものと見られている。



  • 患畜の殺処分はじまる

  • PRO/AH/EDR> Foot & mouth disease - Uruguay ウルグアイ - 口蹄疫
    ウルグアイ農業省は10月24日、北部にある牧場で牛の小集団に口蹄疫の兆候が発見されたと発表した。臨床的には口蹄疫である可能性が高いが、検査室検査の結果待ちの状態である。疾患流行の恐れがあるのは、ブラジルとの国境に近い、首都モンテビデオから約600km離れたArtigas市である。農業相はArtigas地区への家畜製品の輸出入をすでに閉鎖していると述べた。1995年以来ウルグアイの1000万頭のウシはワクチンなしで口蹄疫も存在していないと公表されてきた。
  • ウルグァイの農牧省は10月23日,ウルグァイ北部アルティガス県で臨床的に口蹄疫の発生を見つけ,検査機関の結果を待っているところであると発表した。(2000/10/25 Reuters)
  • 新聞(El Paiz)は牛1700頭を殺処分予定と発表している。
  • 日本政府は10月25日からウルグァイから日本向けの偶蹄類の動物からの畜産物などの輸入検査証明書の発行停止の模様。
    また,ウルグァイ側は肉類の輸出を原因などが明確になるまで自主的に停止した(Observador 2000/10/26)。
  • パンアメリカ口蹄疫センター(PANAFTOSA)とDILAVEはともに今回の発生は真性である旨発表している(LA NACION 2000/10/27)

    El director de los Servicios Ganaderos,
    Julio Barozzi, dio la mala noticia

  • Dr.Barpzzo畜産局長は「悲劇的な状況である」と発表している。
  • 当局はおよそ5800頭の処分なりそうで,既に自主的に輸出を停止したし,在庫肉(15000t)の処分も始めており,経済的損失ははかりしれないとしている。(LA NACION 2000/10/27)
  • 「ウルグァイと国境を接するブラジルRio Grande do Sulで8月にウシの口蹄疫が発生しているが,今回のウイルスのタイプがO型であり,これとの関連が強いと考えられる。(Dr.Barpzzo畜産局長談,Observador 2000/10/27)

  • 初発のアルティガス県でさらに2件の口蹄疫が報告された(Observador 2000/10/27)

  • 今週中に、羊10000頭,牛5000頭,豚500頭の処分を行うと28日国防省は発表した。(Observador 2000/10/29)

  • 日本の農林水産省畜産局は10月27日午後ウルグァイ家畜衛生当局からの口蹄疫が発生したとの公式情報得たので,ウルグァイから日本向けの偶蹄類の動物からの畜産物などの輸入検査証明書の発行停止し,潜伏期間などを考慮して10月2日以降にと殺処理された牛肉などの輸入を禁止した。さらにウルグァイに関連する家畜伝染病予防法施行規則を改正の予定。

  • FOOT & MOUTH DISEASE - URUGUAY: OIE REPORT(29 Oct 2000)
  • Foot and mouth disease in Uruguay (OIE)10月26日報告
    10/29 (153/1030-0040) #E# 口蹄疫-ウルグアイ:OIE報告
    10月23日、同国北部のArtigas行政区で数百頭の動物が関係する口蹄疫の流行が発 生した。ブタ7頭が死亡し、ウシ29頭、ブタ11頭が発症した。感染源は明確にはなっ ていない。感染域の指定、家畜の移動の制限、健康調査などが実施されている。
  • 2000/10/24 ウルグァイArtigas県(詳細地図),64頭の牛,11頭の豚を飼育中,牛50%,豚は全頭が口蹄疫の臨床症状を呈した。
  • Battle 大統領が10月30日のTV演説の中で獣医研究所(DILAVE)関係者と家畜衛生関係者の活躍に賛辞を表明(Observador 2000/10/31)
  • 最終診断はパンアメリカ口蹄疫センター(PANAFTOSA)にて,ELISA(enzyme-linked immunosorbent assay)にて診断,FMD virus type O

  • 摘発淘汰状況:(OIEの報告(11月3日))
    淘汰動物数
    species 発生地域 汚染,警戒地域
    (high risk animals)
    淘汰総数
    6,855 53 6,908
    12,239 145 12,384
    926 188 1,114
    合計 20,020 386 20,406
  • 「今後10日間、新たに口蹄疫発生がみられなければ、最大の危機は去ったと判断」(Observador 2000/11/03)
  • その後,当初発生の3件以外の発生は報告されていない。ウルグァイ政府はFMDの検査結果を含めて即座に情報を公開し,関係国の信頼を得ている。(Observador 2000/11/03)

  • (OIEの報告(11月10日))Follow-up report No. 2
    ・口蹄疫発生地および周辺地域の疫学調査では11月9日現在いずれも発生していない。
    ・アルティガス県の家畜の移動,生産物の移動制限は継続している。
  • (OIEの報告(11月17日))Follow-up report No. 3
    ・今回発生した口蹄疫のウイルスのタイプはsub-type Oである(PANAFTOSA 11 Nov)。
    ・その後の発生はなく,アルティガス県の許可のもとでの生産物の移動は許可(10 Nov.)
  • (OIEの報告(11月23日))Follow-up report No. 4
  • (OIEの報告(12月1日))Follow-up report No. 5
  • (OIEの報告(2001年1月26日))

  • ウルグァイから日本への肉類の輸出実績19/01/2001現在


    口蹄疫発生の近隣諸国の動向


  • ProMED-AHEAD-mailFoot & mouth disease (suspected) - Paraguay ( 2000/08/09)
    パラグアイ - 口蹄疫(疑似)-パラグアイ# ブラジル農業省は、パラグアイからの生きた動物、ウシ、ヒツジ、ヤギの骨付き肉の輸入を一時中止すると決定した。この措置はパラグアイで口蹄疫の流行が疑われるためである。

  • ProMED-AHEAD-mailFOOT & MOUTH DISEASE (SUSPECTED) - PARAGUAY (02)( 2000/08/10 )
    [1] アルゼンチン農業、家畜担当当局からの投稿。口蹄疫感染の疑いがあるため、パラグアイからの食肉製品の輸入を一時禁止すること、輸送用の車両を消毒すること、旅行者の管理を行うことを決定した。
    [2] アルゼンチンのSENASA(国立農業食品保健品質サービス)は8月8日、パラグアイから正規でない方法で同国に輸入され明らかに口蹄疫に感染していると認められる動物個体に接触のあった、同国産の3000頭のウシを処分するよう命じた。加えて、予防策として、パラグアイとの国境を一時的に閉鎖するよう決定した。

  • PRO/AH> Foot & mouth disease - Argentina: OIE report [02] (2000/08/22)
    口蹄疫-アルゼンチン:OIE報告[02]
    8月11日に第1報があったアルゼンチン、Formosa州Clorinda地区、Corrientes州 Mercedes地区、Entre Rios州Concepcion del Uruguay地区で発生した口蹄疫流行について。処分前の密輸されたウシから血液、咽頭液の採取を行い診断のための検査を行った。複数の検査で口蹄疫ウイルス感染が確認された。ELISA法、補体結合法検査で病因は口蹄疫ウイルスA型、亜型検査ではA24型であると考えられた。RNAの配列解析が進行中である。この亜型のウイルスは従来アルゼンチンでは見つかっていない。現地では感染個体の処分、予防、消毒などの対策が行われている。

  • FOOT & MOUTH DISEASE - ARGENTINA(2000/08/24)
    #E# 口蹄疫-アルゼンチン
     アルゼンチンで口蹄疫の流行がないと公認されて3ヶ月が経過したが、OIEではこの公認を見直す方向で検討に入っている。アルゼンチンは感染した動物が隣国のパラグアイから不法に持ち込まれたと主張している。公認取り消しは同国の牛肉輸出産業に大きな打撃となる。当局はすでにパラグアイ産のウシに接触した可能性のある3500頭の処分を行った。地元のプレスは今年パラグアイから密輸されたウシは1万から2万頭にのぼると報じている。同国は次週、パラグアイ産ウシの問題をブラジル、ウルグアイと協議する予定である。

  • FOOT & MOUTH DISEASE - BRAZIL: OIE REPORT(2000/08/24)
    #E# 口蹄疫-ブラジル:OIE報告
    ブラジル、Rio Grande do Sul州、Joia市でO型ウイルスによる口蹄疫流行確認。ウシ216頭・ブタ6頭中、ウシ28頭が発症した。

  • アルゼンチン,アルゼンチンで口蹄疫問題が発生 (週報「海外駐在員情報」農畜産業振興事業団)

  • FOOT & MOUTH DISEASE - BRAZIL (2000/08/25)
    ブラジル - 口蹄疫口蹄疫-ブラジル# ブラジル南部のRio Grande do Sul州での口蹄疫流行確認を受けて、ウルグアイは8月23日以降ブラジルからの食肉輸入を禁止していると農相が述べている。それに加え国境沿いでの感染症対策を強化し、食肉の国内持ち込みを禁止している。同国では専門家を流行地であるCruz Alta、北部Santa Maria、Rio Grande do Sulへ調査のため派遣した。ウルグアイ自身の海外への食肉輸出は現在影響を受けていない。ウルグアイではまた8月15日以降、アルゼンチン、パラグアイからのウシ、食肉の輸入を禁止している。

  • PRO/AH> Foot & mouth disease - Brazil: Bioterrorism? (2000/08/26)
    ブラジル - 口蹄疫
    口蹄疫-ブラジル:生物テロ?# ブラジルの南部で発生している口蹄疫流行に関し諸説が出ている。農業相は流行の背景にウシへのワクチン接種の不履行があると指摘した。当局の専門家の解析では、流行のウイルス型が異なるため、アルゼンチン、ウルグアイからの感染流行の拡大ではないとされた。流行の再興はブラジル政府の輸出計画にも大きな障害となっている。

  • Foot & mouth disease - Brazil: OIE report (02) (2000/08/27)
    口蹄疫-ブラジル:OIE報告(02)
    報告日、8月23日。診断、研究所で確認。ウイルス型、口蹄疫ウイルスO型。初感染の推定日、8月10日。場所、Rio Grande do Sul州、Joia市。乳牛を中心に被害発生、感染疑い頭数、ウシ216頭、ブタ6頭。感染源、感染経路現在調査中。対策として動物健康非常事態が宣言され、感染動物が処分された。

  • Foot & mouth disease - Argentina: OIE report (03) (2000/08/27)
    口蹄疫-アルゼンチン:OIE報告(03)
    自治体所有の牧場での診断検査結果。10頭の密輸されたウシ検体を複数の検査法で解析した。4例の陽性を確認、そのうちの1例において口蹄疫ウイルスA24型感染が ELISA法、補体結合法で確認された。密輸されたウシに接触した82頭のウシも検査され、8頭が検査で陽性と確認された。近隣の12牧場の387頭の血清学検査はすべて陰性であった。以下疫学調査のコメント、流行抑止対策などについて記載あり。現在までに102ヶ所の牧場の2473頭のウシ、42頭のヒツジ、11頭のヤギ、43頭のブタから検体が採取されたが、血清学検査結果はいずれも陰性であった。

  • PRO/AH/EDR> Foot & mouth disease - Argentina: OIE report (05)
    ( 2000/10/09 ) 口蹄疫-アルゼンチン:OIE報告(05)
    OIEはアルゼンチンに同国内での口蹄疫の状況を確認するため3人からなる調査団を派遣した。調査団の結論は9月28日にOIEの関係委員会に報告された、その内容は感染個体が突発的に侵入したものの、アルゼンチン獣医学当局が適切な対応策を実施しているというものであった。調査団の専門家はOIEがアルゼンチンを口蹄疫のない国とした認識を変更しないよう勧告している。また同国内でのサーベイランスと国境でのコントロールの強化も勧告している。

  • FOOT & MOUTH DISEASE, BOVINE - BRAZIL
    ( 2000/10/13 ) ブラジル - 口蹄疫
    ブラジル最南端の州、Rio Grande do Sulで8月に28頭のウシが口蹄疫に感染していることが判った。この地域でこの病気が見つかったのは7年ぶりである。アルゼンチン、ウルグアイの両国と国境近くのこの州で口蹄疫が見つかってから11087頭の動物が処分された。処分された動物は、ほとんどがウシであるが、ブタ、ヒツジ、ヤギも含まれる。

  • 20001031-0010 ( 2000/10/31 ) PRO/AH/EDR>Foot & mouth disease - Paraguay

  • 米、加、暫定的にアルゼンチンなどの牛肉輸入解禁(週報「海外駐在員情報」農畜産業振興事業団)

  • Last update:18 June, 2001

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