タイトル


●はじめに
●『マハーバーラタ』について
●訳文について
第8巻(カルナの巻) 第49章
第10巻(夜襲の巻) 第6章
第12巻(寂静の巻) 第7章 第8章 第9章 第10章 第11章 第12章 第13章 第14章 第112章 第139章
第14巻(馬祀の巻) 第71章 第78章 第79章 第80章 第81章



マハーバーラタ


●はじめに

 2002年9月20日の日記2003年1月27日の日記に記したように、インドの大叙事詩『マハーバーラタ』は翻訳者の寿命を縮める危険な書物です。しかしながら、生前に上村先生が私にもおっしゃっていたように、複数の翻訳者が携わればこの問題は解決できるはずなのです。そこで、以前からコツコツと訳しためていた『マハーバーラタ』の訳文をウェブ上で発表することにしました。
 訳文公開に際しては以下のようなルールを設けます。
  1. ちくま学芸文庫版『原典訳マハーバーラタ』は2004年2月現在、7巻(「ドローナの巻」)までが刊行されている(後記:2005年5月10日に「カルナの巻」49章24節までが、遺稿という形で出版された)が、上村先生の物故によって途絶する可能性もある。某巨大掲示板の書き込みによると訳者を代えて刊行を継続するという噂もあるが、いずれにせよ今のところ詳細は不明である。したがって、手元にある訳文の8巻(「カルナの巻」)以降を公開し、新たな巻が出版された時点で随時削除していくこととする。

  2.  
  3. 翻訳箇所は連続しておらず、アップロードする順序も巻の若い順とは限らない。もともと筆者が『マハーバーラタ』に興味を抱いたのが、フランスの比較神話学者ジョルジュ・デュメジルの著書『神話と叙事詩』第1巻・第1部「重圧から解き放たれた大地」を読んだことに始まる。故に優先的に訳出されるのは同書で触れられていたり引用されている箇所とする。その他、マドレーヌ・ビアルドーの仏語訳(抄訳)の中で興味深い箇所も参考にした。


  4.  
  5. アップロードに際しては、章全体の翻訳が終了しているものから優先的に行うこととする。章のうち数行しか訳していないものは、章全体を翻訳し終わらないうちはアップしない。



●『マハーバーラタ』について

 『マハーバーラタ』のストーリーに関しては、ちくま学芸文庫版『原典訳・・・』の第1巻の冒頭に上村先生による適宜に詳細な概要があるので、そちらを参照すると良いと思います。また、レグルス文庫版『マハーバーラタ』全3巻(第三文明社)も手軽に楽しめるという点ではお薦めです。
 ウェブ上で参考になるのは、
独断と偏見のマハーバーラタが秀逸です。こちらの管理人はカウラヴァ百王子ファンのようです・・・



●訳文について

 上村訳と同様に底本には「プーナ批判版」を用いています。また、「ボンベイ版」のニーラカンタの注釈や「カルカッタ版」を底本とするガングーリによる英訳も適宜参照しています。詳しくは『原典訳マハーバーラタ 1』p.31-32を参照してください。
 上村訳は煩雑な異名による呼称や名称の列挙などを避けて、平易な日本語訳を心懸けていますが、私の訳は可能な限り原典に忠実な翻訳を目指したいと思います。というのも、一般の読者向きというよりもむしろ研究者に役立つ翻訳を残しておきたいと考えるからです。そこで、分かりにくいと訳者が判断した箇所は、( )で補足していきます。
 その他、質問、リクエスト、ご批判等は
メールでお問い合わせください。



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