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股の沢
(奥秩父・入川) '95/5/3〜5 斉藤・渡部 記=渡部
3・晴れ 4・晴れ/夜雨 5・晴れ
5/2
午後2:30頃,川又の観光釣り場の少し下流に駐車。ビールで乾杯の後,仮眠。
5/3
8:20車止め発。駐車スペースはすべて釣り師の車で埋まっている。遡る沢が釣り師で一杯でなければいいのだが。
観光釣り場で漁券(一人分)を買い,昨年も歩いた軌道跡を赤沢谷出合を目指す。
取水口付近で一休みの後,山道へ入る。
雨のため水量が昨年より多い気がする。今回は迷わずに柳小屋への道を進むが,この道がなかなか手強く汗が噴き出してくる。途中,タラの芽を今夜のおかずにと,ビニール袋に一袋。ツツジのピンクが,山桜の白が,山の風が心地よい。
柳小屋(相変わらずこの辺りはゴミだらけ)で一休みし股の沢へ入ると何人かの釣り師が降りてきた。
しばらく進み,2段4mを右から巻き(残置トラロープ有),次の連瀑を左から巻くが2段目の滝の落ち口への下降が悪いので,大きく高巻いてしまう。
小尾根の登りの途中で二人ずれの足取り軽い釣り師に追い抜かれる。巻降りた先の左岸の河原に幕ときめ,テント設営,そして釣り。7.5寸のイワナ一匹。天ぷらにしたタラの芽は最高に旨かった。最後はカレーライス。
5/4
7:15幕発。すぐのゴルジュで竿を出すがアタリ無し。このゴルジュを右岸より中高巻し,そのまま山腹を河床に降りずに、150m先の滝まで巻いてしまう。
この沢は以外に大きな滝が多くて、高巻を強いられる。(決して「大滝を征服してやる」などと思わないところが我がパーティーの良い所なのである)途中、斉藤が餌箱を落とし、探しに行く。
10:00横向きの滝を通過。この上、左岸に絶好の明るい幕場があるが,いくら何でも早すぎるので先を行く。
この辺りは明るく開けていて、気分がいい。これでイワナでもつれれば最高なのだが等と考えていると,二人連れのパーティーが抜いていった。十文字峠まで行くと言っていたが,沢屋を見るのはこの谷では珍しい。竿を出しながら行くが,アタリ一つもない。
袖小屋沢を右に見送り,二時頃,10m直瀑を右より高巻く。小さく巻けそうだが,ちょいと悪いので小尾根をいくつか回り込み,大高巻で河床へ降りる。(高巻は胸躍り楽しいのだ)降りると谷はまた開けゴーロと小滝の連続となる。
地図を見ると,右岸の30m位上部に登山道があるようだが,国土地理院も当てにならないので水線を行くことにする。
途中,右岸にコバイケイソウが群生する広々した河原を見る。(この毒草の名も帰宅後に本で調べて判ったことで,この時はギョウジャニンニクかな?などと無学なことを言いながらいじくり回し,斉藤は味見までしていた。)
この後,二俣を左に入り20分で十文字峠への登山道へ出た。
行動食を食べた後,登山道を一時間足らずで柳小屋上の二俣へ着く。ここにテントを張り、釣りをするがこの日はボウズであった。
乾物のつまみ、納豆コンブ,まな板に塗った味噌を焼いて夕食とする。
秩父の5月はまだ寒く,下着・雨具とすべてを着込み,シーツ+シュラフカバーに潜り込んだが,なかなか寝付かれずそのうちに雨が降り出した。(夜中にチンポコの先が痒くてたまらず,シュラフから這い出して見てみると、赤いゆで卵のように腫れていた。あの毒草をいじった手ですぐに小便をしたからだろうか。)
5/5
朝,いつものお茶漬けを食べた後,釣りへ。股の沢最初のゴルジュの釜で大物をばらしてしまう。
この後,7寸サイズを一匹リリース。テント撤収後,柳小屋をあとに車止めへ向かった。
途中,くるまやラーメンで焼肉定食+ビールで乾杯。
雨だと思って入った沢だったが,天候に恵まれ,いつものようにのんびり,ゆったりと楽しんだ連休だった。
5/3・8:20車止め発/10:00赤沢谷出合い/13:00柳小屋着/16:30幕場着
5/4・7:15幕場発/10:00横向きの滝/12:30
2条4m滝(?)/14:00
10m直瀑/14:50二俣/15:10登山道/16:15二俣着
5/5・7:30起床/12:00幕場発/12:15柳小屋発/14:30赤沢谷出合い着/16:10車着
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