1995年夏、富士登山初挑戦
いつか「てっぺん」に登りつめようと心に決めて、泣く泣く九合目で下山した私。
そして99年夏、再びチャンスがやってきた!
4年越しのリベンジ@富士登山。
結果はいかに・・・・・・?


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 99年8月7日、午前10時10分。
  東京駅八重洲南口バスターミナル発、名古屋行の高速バスで向かうは東名・富士IC。
  今回は4年前も一緒に挑戦した友人Mちゃんと、Mちゃんの同僚のKさんの3人でチャレンジする。
 日程決定の際、お盆の混雑を避けようと、わざと一週間ずらしたのに高速道路は早くも帰省ラッシュで渋滞…結果、1時間半遅れで富士IC到着。
  前回に引き続きお世話になるMちゃんのお母さんと、ガイドを担当してくれるというMちゃんのお母さんの友人のTさんの出迎えを受ける。そのTさんの愛車(?)うみぼうずに乗り込み向かった先は「戸隠」という美味しいお蕎麦屋さん。
禁酒令が出ている私としては、このお店の「そばビール」が飲めなかったのが残念だった。
 空腹を満たした後、わさび園へ。
  うわぁ〜っ、くいだおれ人形のわさび版(?)発見!(★写真1)。
  田尻湖では、お約束の5000円札の裏と見比べる・・・確かにこの景色だ。
 次に「ガリバー王国」の駐車場のみ入り、すぐに出る。そして「白糸の滝」へ。
  屋久島でもそうだったけど、こういうスケールの大きなものは、目で、耳で、鼻で体感するに限る。さらにココへ来たならお約束の…今回は桃ソフトを食べる〜♪

 満足したところで、食料を買い出し、M家へおじゃまする。早速一時間程仮眠タイム→夕食。おばさんの手料理! 個人的には外食より家庭料理をご馳走になるほうが、新鮮で、楽しくて好きだったりする。調子にのって御飯をおかわり、これから動くというのに八分目ではなく、満腹になるまで食べてしまった(汗)。→休む間もなく慌ただしく準備→予定より少々遅れてM家出発。
 マイカー規制中のため二合目まで送ってもらうが、シャトルバスは午後10時で運転が終了していた。
  30分遅かったらしい。同じくバスに乗り損ねた5人組から1人借り(おばさんが交渉)、4人×2台のタクシーで新五合目へ。相乗りしたお兄さんは、豊橋から仲間と来たそうで、小学生の時八合目まで登った経験有。今回目指すはもちろん頂上だと言っていた。
 一方タクシーの運転手さんは、坂道をひたすら往復のため、普段の運転よりキツイと言っていた。「ご苦労さまです」。
 二合目を出発してから約40分後、新五合目到着。すぐに雨具を着込み、午後11時半、降りしきる雨の中いざ出発(★写真2)。順番は隊長・Mちゃん−私−Kさん。

  気合いは充分だけど、イマイチ調子が出ない。
  六合目に向かう途中で早くも息切れ、心臓がバクバク鳴りだす。予想外の体の反応に自分でもとまどう。2人には申し訳ないが、休みながらゆったりとしたペースにしてもらう。さらに異常な睡魔に襲われ、休憩中瞬間的に意識が飛ぶ…うーん情けない……。

 七合目(多分)でトイレへ行ったが無料だった。この時時刻は1時半(確か)。小休憩が多いわりには結構いいペースかも。
 元祖七合目では小腹がすいたので、おばさんお手製のおにぎりを頬張る。常温で持参したはずのペットボトル飲料は、リュックの中でかなり冷えていた。この頃には雨もあがりひと安心。
  再び上を目指して出発するものの、やはり休む回数は増えていく。
 そんなこんなで八合目到着。さっき食べたにもかかわらず、かなりの空腹。どうして富士山に登るとこんなにお腹がすくんだろう? ベンチは人で埋まっていたので、少し登り石がゴロゴロの斜面に座り込む。ガチガチ気味のおにぎりと菓子パン、チョコレート、さらによぉ〜く冷えてしまったお茶でエネルギー補給。
 そして見上げれば星屑まで見えるほどの満点の星空! 何より空が近い!!
 別に登山目的じゃなくっても、ちょっと着込んで六〜七合目まで星を眺めるために登るのもありだな…などと、今さらながら気づき、一人で大いに頷づく。
 さらに見下ろせば遥か駿河湾まで望めるほどの素敵な夜景…。さすが日本一の山、見晴らしも半端じゃない。深夜なのに街が明るく、まるで登山者が眺めるためについているかのよう…。悪天候を覚悟していたため、予想外の出来事でかなり嬉しい。しばしウットリと浸る。素晴らしい〜☆

 登山前、Tさんから「高山病の症状が出だすのは八合目あたり」とアドバイスをいただいた。その問題の所まで来たけど、とりあえず大丈夫そうだ。最初はどうなることかと思ったけど、小休憩のおかげでだいぶ持ち直してきた。
 ふと時計を見る。
「んっ?」
 もう一度確認。な、なんと3時15分過ぎ。さっきから2時間近く経ったとは思えないのに…。
 それにちょっと寒い。すでにシャツ−長袖シャツ−フリース−雨具。下も登山ズボンの上に雨具とフル装備。前回の記憶では九合目がとてつもなく寒かった。これから登って体を動かすことを考慮しても不安だ。と、皆さん同意見でひとまず休憩小屋の中で温まることに。時間からして頂上でご来光を拝むことは出来ないし、無理をしないのが最優先だ。
 ところが、八合目は休憩小屋はなく、宿泊小屋と売店のみ。ついでに診療所があるだけなのだ。これは辛い…。空も白け出した。いくつか案はあったけれど、出した結論は「ココでご来光を拝み、小屋で仮眠をとる。体を休め、暖めて、視界もよくなってから下山しよう」というもの。頂上に行くには時間がない。それに3人とも明日は仕事だ。

「また次がある」と簡単に言える所じゃないけれど、今回は八合目で引き返すのがベストだ。
 せめても…と、ご来光を待つことに。結局一時間近くひたすら寒さに耐える。
  そして、その瞬間(★写真3)。
  おぉ! 眩しすぎるぅ〜。日本一の山で見る休日の日の出♪
 
  寒さも限界だったので、さっさと宿泊小屋へ。ちょうど5時。
  最初に聞いた時は4000円だったのに、言われた額は2000円。ラッキー(^-^) 
 小屋の中は二段ベットがひたすらつながっていて、布団がランダムに置かれている。
私達は3人で2組の布団。横になってすぐKさんからスピスピ寝息が聞こえる。
  私は布団の中が予想外に寒く、なかなか寝つけず。ウトウトしながら遠くで「あと30分」のコールが聞こえるなーと、思ったら「7時でーす。お客さんたち最後ですよぉ
」の声まで一瞬だった。すっかり熟睡、慌てて小屋を出る。外はさっきより眩しい、快晴。記念に写真を撮って(★写真4)7時半に下山開始。登っている時は真っ暗で足元すらよく見えなかったが、今度はバッチリ。が、やはり下りのほうが難しく結局3回ほど転んだ。

  下山中の天気は晴れと霧の繰り返し。休憩中に降りてきたルートを見上げてみる、かなりの傾斜(★写真5)。
  視界のいい昼間登るほうが、ある意味キツイかも知れない。
  星空や夜景やご来光を堪能できたし、暗闇で視界不良の中、先頭をきってくれたMちゃんに感謝・感謝♪
 下山完了はしたのは9時半。
  新五合目でひと休みして、11時のシャトルバスで二合目へ。
  と、お迎えのTさんと冷えたレモンティーが待っていた。ん〜っ、ウマイ!
 お疲れさまでしたぁ〜。  

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  というわけで、残念ながら今回も山頂へは行けませんでした。
  個人的には予想以上の体力低下(前回比)、防寒対策等反省点が…。まっ出直しです。
  最後にお世話になった皆様、ありがとうございました〜♪


(注)この記録はノンフィクションですが、のりまき記者の独断と偏見と曖昧な記憶で構成されており、当事者の方からすれば一部事実と異なる箇所もあったかも知れませんので、あしからず。また誤字・脱字などはテキトーに流してください。
<文書作成=99/09/01、一部修正=00/05/20>   
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■メモ

*アクセス(富士宮口 新五合目まで)
〈車〉東名・富士ICより43km(60分)/東名・御殿場ICより36km(50分)
〈電車〉新富士駅よりバスが出ているらしい?/三島駅からはタクシー利用も可能
 
*注意事項
 8月上旬〜中旬は毎年マイカー規制あり。二合目から新五合目までシャトルバス(午前7時〜午後10時の毎時0分・30分。片道大人1160円(子供半額))を利用。
バス運行時間外は、タクシー(バスのりばで待機している、約5000円)を。

*富士宮口から登山の場合<注:新五合目の掲示板のうつし>

 新五合目(標高2400M)…すでに森林限界
 ↓(15分)
 新六合目…缶ジュース250円
 ↓(20分)
 六合目
 ↓(40分)
 七合目
 ↓(40分)
 元祖七合目
 ↓(45分)
 八合目(標高3250M)…宿泊小屋のみ。缶ジュース300円  
 ↓(45分)     
 九合目…休憩所あり
 ↓(35分)
 九.五合目
 ↓(30分)
 山頂…お鉢めぐり所要時間は約60分

  ○ご来光時間(夏)午前4時40分頃
  ○登山所要時間 4〜5時間
  ○下山所要時間 1.5〜2時間

  ☆宿泊小屋(八合目)
   チェックアウトは午前7時
   午前4時〜 4000円?
   午前5時〜 2000円?

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■参考
1.費用
・交通費
  往:高速バス(東京駅→東名・富士IC/2240円)
      →http://www.jrbuskanto.co.jp/mn/cjindex.htmの東海方面・東名昼行ルート参照。
     
  復:新幹線(新富士→東京/5440円)

・富士宮口二合目←→新五合目
  タクシー:1人あたり1800円ぐらい
  シャトルバス:1160円

・宿泊小屋  2000円

・個人的費用(お土産、食費とか)

2.食料
・スポーツ飲料系およびお茶系の500mlペットボトル飲料
・おにぎり3個、菓子パン(←これぐらいお腹すいちゃうのよぉ)
・チョコレート、キャンデー類

3.装備関係

・服装(私の場合)
  上:Tシャツ+長袖シャツ+フリース+雨具、帽子、軍手
  下:トレッキングズボン+厚手の靴下、トレッキングシューズ

・ザック(16リットルで間に合う)
・ヘッドライト(電池と電球の予備も忘れずに)
・杖代わりの棒(焼き印してもらうのもあるけど高い)
・ゴミ袋(持ち帰りは基本です)
・常備薬、ホッカイロ、救急セット関係
・タオル
・お金(ちゃんとくずしておきましょう)

*服装はこれで寒かったので、沢登りのアンダータイツなんてはくほうが良いでしょうし、上もTシャツじゃなく、長袖のインナーシャツのほうがベストでしょう。
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