坊主谷 
(奥多摩、峰谷川)  '95/6/11(日)  曇り/時々晴れ−雨 単独 記録 渡部


今回の山行は駅から歩いて入渓し、山から下りたその足で酒場ののれんをくぐり3杯くらいやったなら、またヨロヨロと駅へ歩いて帰る沢、とゆうことで海沢を計画した。
しかし、前の晩に岳人のガイドで見た「新緑の美しさは抜群、変化に富む秀渓!」の見出しにつられて、峰谷川、坊主谷になってしまった。雑誌の威力と言うか、優柔不断と言うか、まあ山なんてそんなもんです。
奥多摩湖左岸に車を走らせ、右に釣り堀場を見送り、「特別区域」(たくさん放流してると言う意味か)の看板を過ぎた辺りに車を止める。三沢から「奥」の部落を抜けて、鷹巣山へ向かう人たちが通り過ぎる。
歩き出してすぐの三沢橋を左に入り林道を行く。林道から梢越しにモクボ谷の出合が見えたが、水量比は1:1のようだ。
小さな橋を渡りすぐに坊主谷に入渓。堰堤を二つ越えて竿を出すが、すぐに根がかりしたのでやめにする。
小滝を超えて行くと釣り人がいた。1mの滝の釜で粘っているので暫く待つ。挨拶して追い抜こうとしたときに、5寸弱のヤマメを釣り上げ魚籠に入れた。
釣り人を追い抜くとすぐに8mの滝で、左岸を高巻いてつづく小滝を越えて行く。
2段10mの滝の手前で又釣り人に会うが、ここは右岸の岩場を巻きあがり、次の8m滝は左岸より巻く。
小滝を超えていくと二俣(1:1)となり、左の「中の谷」には大きなワサビ田が見える。ここは右に入り、大きな古い石積み堰堤を越え(このあたりは美しい。人工物もやるときはやるのだ)6m幅広滝を左から越え、続くナメ滝を越えると左岸に大岩を見る。
流れはナメの中を細く走り、左岸にワサビ田跡の堤が続いている。
コンクリート製の小さな堰堤を越えると左岸にワサビ田跡があり、蕗が群生している。
細流のナメを高度を上げ登りつめると、やがて沢はガレてくる。ゴミの目立つガレを一登りで鷹巣山避難小屋近くの水場に出た。
一休みし、小屋へ登る。何人かのハイカーが休んでいるが、やっぱりおばさんの姿が目立つ。
今、日本の山はおばさんの独壇場と化しつあるのだ。
小屋の廻りは広く、おばさんはワラビを探していた。(おばさん、おばさんて、私も立派なおじさんである)ガスがかかり雨も落ちてきたので、山頂はやめて浅間尾根を「奥」へ下山する。鳥居を抜け、奥の部落を抜けて15時15分に車に着いた。
道路は大渋滞で家に着いたのが午後8時と、4時間半もかかってしまった。
家に帰ると、カミさんと子ども達がまっ赤に日焼けしていた。おじいちゃんと江戸川の菖蒲を見てきたらしい。


9:00車止発/9:15坊主谷入渓/10:20 8m滝/11:00二俣/11:40 6m幅広滝/12:00上のコンクリート堰堤(握り飯で休憩)/12:15発/12:20二俣(シダノ沢出合)/13:05登山道/13:35〜13:50小屋/14:40「奥」の車道/15:15車