M3Leeの主砲(75mm)は車体右側に搭載されていたため、右前方に射界が制限される。
M3Leeの主砲で射撃を行う場合は、以下の図のような射界制限が課せられる。
なお、M3Leeは1回の射撃で主砲と副砲の両方を撃つことはできない。
シュトルムティーガーを使用する時に以下のルールを採用する。
・射撃条件
シュトルムティーガーが射撃を行なう時には射撃カードを2枚使用しなければならない。この時、使用できる射撃カードはノーマルの「射撃カード」のみとする(英雄、移動後射撃、照準射撃、名手、援護射撃、一斉射撃、高速徹甲弾、成形炸薬弾、後退射撃は使用不可。前進/射撃は可)。
シュトルムティーガーは戦車に対して直接射撃をすることはできない。射撃を行なう時には「ヘクス」を目標とする。
視認可能なヘクスと視認不可能なヘクスのどちらにも射撃可能とする。ただし、視認不可能なヘクスに対する射撃の場合、命中判定に−1のダイス修正が付く。
シュトルムティーガーは固定砲塔のため、自走砲・突撃砲と同様の射界制限を受ける。したがって、前方射界にのみ射撃可能とする。
・命中判定
ダイスを2個振り、9以上の目が出たら目標ヘクスに着弾する。修正後のダイス結果が8以下だった場合には再度ダイスを1つ振り、着弾ヘクスを決定する(図を参照のこと)。
・効果
榴弾砲が着弾したヘクスはそれ以後「視認可能な障害物ヘクス」とみなす。つまり、移動して入ることは出来ないが、射線に関しては通常の平地ヘクスと同じ扱いである。そのヘクスが「視認可能な障害物ヘクス」であることを示すために何らかのマーカーを配置すること。
もし着弾ヘクスに戦車が存在した場合は、敵味方を問わずその戦車は撃破されたものとみなし、ゲームから除外する。
もし着弾ヘクスが障害物ヘクスだった場合には、上記のとおりそれ以後は「視認可能な障害物ヘクス」となり、それまで置かれていた障害物を取り除いて別のマーカーを載せること。
・射撃回数
シュトルムティーガーをゲームで使用するとゲームバランスを崩す恐れが多分にあるため、以下の制限を推奨する。
ゲーム開始時に、1〜6までの数字が記入されている紙片を1枚無作為に選択して携行弾数を決定する(ブランクカウンターを持っている人はそれに数字を記入すると便利)。その紙片に記載されている数字がゲーム中に射撃できる最大回数となる。
携行弾数を撃ち尽くしたシュトルムティーガーは、それ以後射撃を行なうことはできない。
対戦車砲のルールに以下の内容を追加します(ただし、現段階では試案であり、今後調整される可能性があります)。
蹂躙攻撃(試案)
すべての戦車・突撃砲・駆逐戦車は、対戦車砲の配置されているヘクスに対して蹂躙攻撃を行なうことができます。対戦車砲の配置されているヘクスに移動するためには、通常の移動コストに加えて+1移動力が必要となります(つまり、2移動力が必要となります)。
対戦車砲のヘクスに車輌が進入すると、そのヘクスに配置されている対戦車砲はただちに撃破され、マップ上から取り除かれます(判定は必要ありません)。
(11/15 追加)
敵戦車が対戦車砲と同一ヘクスに進入した場合、その対戦車砲は蹂躙される前に臨機射撃カードを使用することができます。この結果、進入した戦車が撃破されると対戦車砲は蹂躙されず、除去されることはありません。
陣営オプションに以下の内容を追加します(ただし、現段階では試案であり、今後調整される可能性があります)。
〈英米軍〉
アクション・フェイズにおいて、「射撃」カードを2枚消費することによって「掩護射撃」と同じ効果を得ることができる。すなわち、隣接している2輌の戦車は同一目標に対して射撃を行なうことができる(1輌の戦車に2回射撃させることはできない)。「射撃」カード以外の射撃カード(移動後射撃や英雄など)を「射撃」カードとして使用することは可能ですが、その場合には「射撃」カードと同一の内容とみなします。
例:「移動後射撃」カードを上記のオプションのために使用しても移動はできません。
上記のオプションを使用する場合は本文ルールのオプションは使用しません。対戦の前にどちらのオプションを使用するかを宣言しておいてください。
〈ソ連軍〉
アクション・フェイズにおいて、「前進」カードを2枚消費することによって「連携移動」と同じ効果を得ることができる。すなわち、任意の戦車2輌を前進させることができる(1輌の戦車を2回前進させることはできない)。「後退移動」「後退射撃」以外の移動カードを「前進カード」として使用することができますが、その場合には「前進カード」と同一の内容とみなします
例:「移動後射撃」カードを上記のオプションのために使用しても射撃はできません。
上記のオプションを使用する場合は本文ルールのオプションは使用しません。対戦の前にどちらのオプションを使用するかを宣言しておいてください。
このオプション・ルールは旋回砲塔を持つ戦車に対して使用されます。以下のルールは高木様よりいただきました(ただし、現段階では試案であり、今後調整される可能性があります)。
旋回砲塔を持つ戦車は全周に射撃可能でしたが、このオプション・ルールを採用することにより射界が制限されます。
旋回砲塔を持つ戦車はゲーム開始時に任意の方向に砲身を向けます。砲身を向けられるのは車体と同様に各ヘクスの頂点となります。ゲーム開始時に車体の向きと砲身の向きが異なっていても構いません。
今後は旋回砲塔を持つ戦車も突撃砲と同様の射界制限を受けます(本文のp15・図8を参照してください)。
旋回砲塔を持つ戦車は、戦術カードの使用により砲塔を旋回させて射界を変更することができます。砲塔を旋回させるためには以下の3つの方法があります。
(1)移動カードを使用し、移動後に砲塔を旋回させる。
(2)移動カードを使用し、移動せずに砲塔のみ旋回させる。
(3)射撃カードで砲塔を旋回させ、射撃する。
砲塔を旋回したのと同じプレイヤーターンに射撃を行なった場合には、通常の修正に加えて−2の命中修正がつきます。
〈戦車による制限〉
各戦車により一度に旋回できる角度が異なります。以下を参照してください。
◆一度の砲塔旋回で1ヘクス分旋回できる戦車
キングタイガー、タイガーI、M26、KV−1、KV−2B、JS−2m
◆一度の砲塔旋回で3ヘクス分旋回できる戦車
BT−7、2号F型、38(t)D型、3号E型
◆一度の砲塔旋回で2ヘクス分旋回できる戦車
上記以外の戦車
このルールは主に連合軍側の「数の優位」をより強調するためのものです。「質対量」の戦いによりリアリティを求めたいという方にお薦めします。
◆全力移動
通常の前進カードを「全力移動」カードとして使用できる。ただし、このようにして全力移動した場合には使用した前進カードとは別に手札(アクションカードでもイベントカードでも可)を1枚捨てなければならない。
◆連携移動
ソ連軍は自分の手番に前進カードを2枚使用することによって「連携移動」とすることができる。この場合、1輌の戦車を2回動かすことはできない。
《アンブッシュ》