2012年1月 第440号明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます2012年1月 日本共産党地下鉄委員会
「さらなる人減らしを計画」
安全輸送と生活・・・権利を守ろう民自公の悪政と対決
国民の「政治を変えて欲しい」という願いによる「政権交代」から2年余。民主党は国民への公約を投げ捨て、自民・公明連立政権でさえできなかった反国民的な政治を進めています。 昨年3月に発生した大震災・原発事故対応で、民主党は被災者の苦しみに応えなかったばかりでなく、住民合意を無視した財界本位の計画を押しつけました。 菅政権に変わって登場した野田政権は、農業へ壊滅的打撃を与え国民生活のあらゆる分野に被害を与えるTPP(環太平洋連携協定)参加を表明、労働者を「使い捨て」、低賃金に抑え込む労働者派遣法の改定案を骨抜きにし、「4年間は消費税率引き上げを行わない」と公約していたのに2倍の10%へ突き進んでいます。 年金の支給額を3年で2.5%、さらに毎年約0.9%づつ連続的に引き下げ、支給年齢のさらなる引き上げも検討しています。震災復興に名を借りて、国民には所得税・住民税増税を求めながら、法人税は減税をします。 野田政権がこれらの悪政を自民・公明両党と協力してやろうとしていることは国民の暮らし、平和、民主主義にとって危険な道となっています。
死亡事故が連続
東京地下鉄は、昨年まで10年間の業務効率化計画が終了しました。計画の意義の中で「サービス向上に努めるとともに、職員にとっても魅力ある会社に」「雇用の確保・労働条件の維持向上が期待できる」としていました。結果は人員を926人削減、経常利益を106億円から605億円に5.7倍化、一方、平均賃金を10年連続で減らし、人件費を28%も減らしました。完全民営化に向けての「収益力の向上」計画だったことが明らかとなっています。引き続き計画を推進し、1年間で「300人程度の業務量の削減を図る」と、さらなる人減らしを計画しています。 2010年から中期経営計画(FORWARD2012)を進め「早期の(株式)上場と安定配当を可能とする利益体質を強化」するとしています。 現業では管区制やワンマン運転導入による駅・乗務の係員の削減・検車区の統合一元化、技術区の外注化の拡大などにより要員が減らされました。技術現場では委託業者の労働者が死亡する事故が連続して発生しています。 企業内教育・研修が強化され、退職金制度のポイント制導入、資格による格差拡大など、社員間の競争をあおりたてています。 日本共産党地下鉄委員会は東京地下鉄の利益本位の経営に反対し安全輸送と旅客サービス、労働者の生活・権利を守るために奮闘します。 本年も皆さんのご支援をよろしくお願いいたします。何のための激励か
役員の職場視察年末年始の安全総点検・無災害運動に伴い、会社役員による職場巡視・激励が行われました。ある車両職場の点呼時挨拶の中で述べられたのはこんな話です。「車内ディスプレイ広告は儲けが大きい、故障は絶対にさせないでほしい」「20数年前は百数十名の人員がいたが、ずいぶん少なくなった」「建屋の改良できれいになったが相変わらず作業場は寒いですね」 これに対し職場労働者の中では、「安全・無災害より収益の話か」「人減らし合理化、劣悪な労働環境をどう考えているのか」「本当に職場激励に来たのか」……等々、不満の声が出されました。 乗客の安全よりも儲けが第一との立場で、人減らし「合理化」を進め、劣悪な職場環境はそのまま押し付けようとしているようなものです。会社の姿勢が如実に現れたのではないでしょうか。
車両故障多発の背景に
実績作業時間で人員削減休暇も未消化前提の欠陥制度
車両の工場職場では、2009年4月に業務の一部外注化で車両係14名を削減。同年9月には実績作業時間制度が導入され、4つの工場全体で車両係20名が減らされました。合計34名の削減です。 とくに実績作業時間制度では、作業内容はそのままで要員だけが削減されたので仕事がきつくなってきています。 最近、車両故障による営業線の遅延、運休が多く発生し、利用者に迷惑をかけています。その要因は部品の経年劣化、ホコリや油汚れなどです。工場での仕事は機器を清掃し、劣化を見逃さないことが重要です。十分な点検時間、熟練された経験と手間を惜しまないことが必要です。強引な要員削減「合理化」では安全を保つことはできません。 もう一つの問題は、実績作業時間制度での労働日は、一年365日から週休(土、日)の104日と係員が一年間に消化する休暇と加算休暇(祝日)の合計日数を26日(誕生日休暇1日含む)とし合計130日を引いています。したがって、この制度は1人が年間に休暇と加算休暇を合計26日を超えて取ると、必ずしわ寄せが出ます。これは週休以外27日以上休んでは成り立たない制度です。 誰でも休暇は年間20日、加算休暇(祝日)は19日、(合計39日)取得できるように、新年度からは見直すことを強く求めていくことが必要です。
ハンドブック配られたけど
利用しにくい育児・介護制度先日『仕事と家庭の両立支援ハンドブック』が配布されました。内容を見ると、「仕事と生活の調和の実現をめざして」行くとして、育児や介護の制度説明がされています。 女性の社会進出や高齢化に伴って制度はできたものの不十分な部分が少なくありません。出産費用は相当の一時金が出るものの、育児休職や介護休職は賃金の40%から50%が支給されるだけです。 育児や介護のときは通常よりも費用がかかるのにこれでは蓄えがない家庭では制度を利用できません。 また、どこの職場でも人員不足で、なかなか休めないのではないでしょうか。 制度はできても現状では「絵に描いた餅」ではないでしょうか。
公園でも不安がいっぱい
まだ片付いていないのに
原発再稼動ですか
孫が遊びに来たので近くの公園に散歩がてら行ったらロープが入り口に張られていた。別の公園も同じ。理由は書かれていないが放射能と理解する。それで近くの小学校の砂場で遊ばせた。故郷から渋柿が送られてきたので干柿にしようと思いながらこれも大丈夫かな。 鉄鋼造船重機などの労働組合で組織する連合傘下の基幹労組と関西経済同友会という組織が原子力発電の再稼働を政府に求める共同声明をまとめたと新聞に報道された。国内産業の空洞化の回避や雇用維持の為だという。まだ片づいてないのに・・・。 信じられないことだ。日本中を放射能だらけにしたいのか。世も末だ。 日本は急しゅんな地形の火山国だ、お陰で地熱も豊富、風力・太陽もある。再生可能なエネルギーの潜在能力は今ある原発の40倍はあるそうだ。小規模な施設をたくさん作って雇用も増やす。事故が起きても放射能は出さない。
洗い場のおじさん
最近毎朝駅頭でそれとなく一緒になる洗い場の人と会社に出向く。 電車の洗浄は外板と車内の両方がある、外板は、洗剤を使ってブラシで汚れを落とすがなかなか落ちない。 夏は暑く冬は凍てつく寒さとたたかわなくてはならないので、どうしても車内の方が楽だ。外の仕事はできないが、車内はできるという人も中にはいるが不公平になるので両方できなければ 辞めてもらうことで対処されている。甘えは許されない。 はじめの頃は仕事が厳しく、これでは務まらない辞めようと何度も思ったが、それではあまりにも情けないので頑張って続けたら体も慣れてきた。しかしひじは痛く肩も痛くて上がらなくなっている。これだけ歳を取ったら仕事を変えようにも他にはないし、ここで頑張るしかない。 妻は毎朝早く起きて送り出してくれる。家にはいてくれるなというところかな・・・・。 それはお互い様だよ言いながらウンウンと聞いている。せめて夏の暑い日差しの激しさと、凍てつく冬の寒さ風雨から身をしのいでくれる建屋があれば随分助かるなと思い職場に向かった。