更新日 : 2002年 1月24日
尺八雑話(5)   「着物(1)」


演奏会の舞台裏を見ていると着物や袴を上手に畳む人とどうしても畳めない人と2通りの人がいる。

自分は典型的な後者であって、これでも本屋で「着物の畳み方」などをそっと眺めて実践しようという気はあるのだがいざ、その場になると、何故か面倒くさくなる。

いわゆる袖畳みでごまかして、カバンに詰め込む。どうしてか、なにかにせかされているような気がしてならない。これは、まずい演奏をして、一刻も早く現場から遠ざかりたいことにも関連しているのかも知れない。だから、演奏会に来る時より、帰る時の方がカバンが膨らむことになる。

このような、がさつさが演奏に反映するのかも知れない。
だから余計急いでこそこそ帰るのかも知れない。

それにつけても上手な人はいるもので、あっという間に畳んで、お先に失礼などと消えていく。一度あのように振舞ってみたいものだ。     


          せをまるめ きものをたたむ はずかしさ

                                               
邦楽よもやま話し
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