更新日 : 2002年 7月10日
尺八雑話(39) 「演奏会開催準備騒動(2)」



一回目ということで、いろいろな問題点もあり、それなりに工夫もしたが、今後への課題が残ったことも事実である。

まず、問題となったのは、年会費を会員から徴収しているが、演奏会はどうしても参加する会員と、その日の都合等により参加出来ない会員とに別れることである。演奏会を三曲会の直接経費で賄うと、出られない人の会費積立金の一部を出る人が使うという形がでてくる。もちろん、出られないのは本人の都合なのだから、問題ないという考えもありうる。しかし、多額の予算をつぎ込むことになると、やはり、問題が出てくる。

そこで、今回は実行委員会をつくり、参加者は実行委員会に参加費を払い、一定額を本会計から補助する形をとった。これにより、本会計の大幅資金減を防ぐとともに、出席できない会員の納得も得やすく、継続して演奏会を開催できる態勢が整ったのではないかと考えている。

次に各社中に公平な曲の割り付けである。

同じ参加費を払って、あの社中は何曲演奏したのに、この社中は何曲しかないという不公平を無くすため、今年は、一社中あたりの演奏合計時間を決め、その中で、曲を考えてもらうこととした。例えば、長い曲を2曲でも良いし、短い曲を5曲でも良しとした。ただこの場合でも難しいのは、ある社中は3,4人、ある社中は20人近くの会員が参加となると、与えられる合計の演奏時間は均等割でよいのかといった問題も今後出てくる可能性がある。

曲数の他に悩みの種が合奏曲への尺八の割振りである。絃方から出された曲に尺八の誰をあてるのかがむつかしい。中には、絃方が直接、あわせてもらいたい尺八の人に連絡をとって決める場合もあるがこれだと、どうしても偏りが出てしまう。

古曲が得意な尺八もあれば新曲中心の竹もある。尺八の方からも何曲か希望曲を出してもらい、理事会で割り付けを決めた。しかし、どうしても出演回数に差がでてしまうのが悩みである。

次に出演順である。絃方を中心に、どうしても○○さんは午後からでないと無理、△△さんは午前でないと駄目といった事情が出てくる。厳しく言えば演奏会の日は一日、他のスケジュールを入れないでと言いたいところだが、アマチュアだと、その日はご家族絡みで、よんどころない用事が入っていたりして、中々、無理は言えない。

そこで、せめて竹方は出きるだけ、一日どの時間でも出演可能なように各自努力し、それを前提に、理事である童門の礒部源童氏のアイデアで、はめこみプログラムを作ってもらった。

そのプログラムは記号によるはめ込み方式で、同じ社中が連続にならないようにし、また、できるだけ、午前午後に偏らないようにし(例えば、A社中は3,7,13,17番目の出演というように)出番の順番のみを固めておく、後は社中ごとに与えられた演奏順(上記例だとA社中は3,7,13,17番)に、社中内の事情を考慮して演奏曲を自由にはめ込んでもらうようにした。

これは、大変好評であり、プログラム編成が大変楽になった。



                                                                                             (蛙)
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