国産カブトムシ飼育法
国産カブトムシの自分なりの飼育法を紹介します。
| 成虫の飼い方 |
■準備するもの●飼育ケース■飼い方 まず飼育ケースの3分の1位まで霧吹きで過湿した昆虫マットを敷きます。(手で握って形が崩れない程度)その上に朽木やエサを置きます。エサは倒れてマットを汚さないようにエサ皿の上にセットします。 |
| 卵 | ||||||
■準備するもの●スプーン■採卵 カブトムシが交尾してからだいたい1週間から2週間で採卵をして見ましょう。飼育ケースの中のカブトムシを一時退避させて、広げた新聞紙などにマットを出して塊を少しずつ崩していきます。カブトムシは卵室という小さな空間を作りその中に白い小さな卵を産みます。ちょっとマットが固まったところがあったらそれは卵がある可能性が高いです。卵が出てきたらスプーンを使ってマットを敷いたプリンカップなどに移しておきましょう。卵を全てプリンカップに移したら再びマットを戻して、手でよく押し固めます。また1週間位したら採卵しましょう。■タッパーで管理 採卵が終わったら幼虫を孵化させるために人工的に卵室のような環境を作らなければなりません。その一つの方法にタッパーで管理する方法があります。■採卵をしない場合 採卵をしないで飼育ケースのまま孵化するまで育てる場合は、ただひすらに待つだけです。飼育ケースの大きさにもよりますが、飼育ケース中くらいの大きさで10頭から20頭位の幼虫が孵化していると思います。成虫が死んでもマットはそのままにしておきますが、1ヶ月くらいしたら幼虫が大きくなり、スペースが足りなくなるのでもっと大きいケース(中衣装ケースなど)に移したほうがいいです。 |
| 幼虫の飼い方 | ||||||||||||||||||||||||
■準備するもの●飼育ケース■ペットボトル飼育 1.5リットルのペットボトルで羽化まで1頭ずつ飼育します。この方法は幼虫が側面から見えることがあり、観察をするには良い方法です。運がいいと蛹室の中も観察することができるため、いつ羽化したかも確認することができます。■衣装ケース飼育 衣装ケースなどで羽化まで集団で飼育します。この方法は一度にたくさんの幼虫を飼育できますが、過密すぎると共食いしたり、羽化不全になったりするので、幼虫の数にあったケースを用意する必要があります。うちでは中衣装ケース(縦45センチ×横36センチ×高さ25センチ)に10頭の幼虫を飼育していますが、羽化不全などもなくちょうどいいようです。大衣装ケース(縦74センチ×横39センチ×高さ30センチ)の場合は20頭くらいいけそうです。■初令幼虫 卵から孵化したばかりの幼虫は頭がまだ白くとても弱いのでなるべく触らないようにしましょう。あたまが茶色く色づいたらスプーンなどを使って幼虫飼育のケースに移します。初令幼虫の場合はプリンカップなど、小さなケースでもかまいません。約2〜3週間すると脱皮して2令幼虫になります。■2令幼虫 脱皮して2令幼虫になると、頭幅が初令に比べて大きくなります。最初は頭でっかちに見えますが成長すると体も大きくなります。2令幼虫期間は約1ヶ月くらいです。■3令幼虫 孵化した時期にもよりますが冬になる前にほとんどの2令幼虫が3令幼虫へと脱皮します。この頃の成長率が幼虫期間の中で一番高く、エサもたくさん食べるので1ヶ月もするとケースが糞でいっぱいになります。マット表面に糞が目立ってきたらマット交換をしてあげましょう。マット交換といっても全部交換はマットがもったいないので、うちでは園芸用のふるいを使って糞とマットを選り分けます。そして減った分だけマットを追加するという具合です。■雌雄判別 この頃になると幼虫の雄雌の判別ができるようになります。方法は幼虫のおなかの”V”字のあるなしを確認することで判別できます。”V”字がある方が雄、ない方が雌です。もう一つの判断の目安として体の大きさを見ることです。雌よりも雄のほうが大きい傾向があります。ただし、中には例外もあります。発酵マット作成法 |
| 蛹 | ||||||||
■前蛹夏が近づくとカブトムシの幼虫は蛹になる準備に入ります。蛹室という縦長の楕円の部屋を作って蛹になるために備えます。その中でだんだんと体がしわくちゃになって、死んだように動かなくなりますが死んでいませんので心配しないでください。10日前後で蛹になります。■蛹 蛹になると動くのはお尻だけです。ペットボトル飼育で蛹室を見えないところに作ってしまっても蛹になっているか知ることができます。その方法はペットボトルを少し傾けてみて中からコトコトとお尻を振っている音がしたら蛹になっている証拠です。羽化までは3週間から1ヶ月間くらいかかります。羽化前になると体がだんだん黒くなり皮の中にうっすらとカブトムシのシルエットが見えます。この状態になると羽化まで今日か明日というところです。■羽化 羽化したカブトムシはしばらくはじっとしてマット上には出てきません。これは体の中がまだ完全に成長していないためです。成熟するまで1週間から10日ほど土の中でじっとしていますので、出てくるまで静かに見守ってあげましょう。 |