腕全体を使ってギターを弾こう
指先の調整だけでは押さえきれないコードフォーム
何年練習しても押さえられるコードと押さえられないコードがある、なんていう人はたくさんいると思います。でも自分にギターの才能がないなんて落ち込んだり、諦めたりしないでくださいね!なぜなら押さえられない理由は握力でも才能でもなく、単純に「腕の使い方」なんですからっ!違った形のコードフォームを同じ腕の角度のまま弾けるはずもないのです。コードフォームにあった腕の角度があるんですね。今回は腕の角度とコードの関係を説明したいと思います。
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スタンダードな角度と「C」のコード
こちらはフォークなどでも使われるコード「C」。上の写真がコードフォームを、下の写真が押さえている所を撮影したものです。このコードフォームはギターの一般的なもち方でそのまま押さえられるようになっています。ですので写真を見ると特に手首が曲がる訳でもなく、普通にネックを握っていて、自然と指先だけコントロールすれば押さえられています。このように人さし指が高音弦側を、小指が低音弦側を押さえる形のコードフォームだと、手首での調整はいらないようです。「C」以外ですと、「Am」や「E」のコードフォームもこの仲間に分類されます
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ジャズで使うテンションコードと手首
続いて小指が高音弦側、人さし指が低音弦側を押さえるコードフォームの例として、「F13th」を例にしてみました。図を見ると押さえる場所の形が反対のラインを描いてますよね。右斜上にむかった図形になっています。このようなコードフォームでは指の押さえ方が逆になりますので、指先をそれに対応させる為に手首で調整をしなくてはなりません。下の写真だと、腕全体がギターの前の方に出てきて、手首を曲げる形で覆いかぶさっているのがわかると思います。ジャズで使うテンションコードの類いにはこのような角度になるものが多いようです
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「Gm」のコードフォームだと
次は押さえるべき場所が縦一直線のコードフォーム「Gm」。この場合は中指と薬指を使って押さえていますが、このふたつの指が、フレットの際をおさえられるようにする為の手首の角度を作っています。腕というよりも、脇を開いているのが写真でわかると思います。このように腕全部を使うというのは、肩の関節まで使って演奏するという事なんですね
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「Gm」を他の指使いで押さえると
同じく「Gm」のコードフォームを別の指で押さえてみました。親指をひっかけて6弦を押さえ、あとは薬指を使っています。同じコードの別の押さえ方ですが、今度は脇がしまっていて窮屈な肩関節になっていますよね。親指をうえにまわしてコードを押さえるとこういう肩の角度になる傾向があります。そして次に注目すべきは手首の角度。今までと反対に反るような形になっています。このように同じコードでも別のアプローチがあり、そのアプローチ毎に腕全部を使って調節してあげないといけないのです
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コードが押さえられない時は、腕の角度をまず試そう!
初心者の人にとってコードフォームを押さえるという事は実はとても難しい事なんです。ひとつひとつの弦もちゃんと押さえられないうちに、たくさんの弦の離れた場所を正確に押さえるなんて。しかもコードフォームひとつずつに違った角度で腕を使わなくてはならないことを書いている教則本はないのが現状です。アコースフィアのギター教室では必ずコードと腕の角度の関係を伝える事で、手の小さな人も女性も、御年配の人も全員がギターを弾けるようになりました。ギターに才能なんて関係ありません!みんな必ず弾けるようになりますよ!ギターに挫折する人がいなくなって、みんなが幸せに演奏できるようになってほしいと思います!!
from Acousphere Shigeyuki Okuzawa
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