甲子園の独り言

みなさんは高校野球を見ますか?元々野球好き(見る専門)である犬マンはよく見ますね。

高校野球は春、夏と年2回ありますが、やはり選抜大会(春:毎日新聞社主催)より

選手権大会(夏:朝日新聞社主催)の方が好きですね。

選抜は地区予選が無く、地方大会などの成績で出場校が決まりますが

選手権は予選からの全試合がトーナメントの一発勝負。つまり1度負けた時点で終わってしまいます。

どんな強豪校、名門校もしくは弱小校でも1つの大会で負けられるのは1度きり、2度目はありません。

しかも16歳から18歳までの3年間という非常に短い期間だけ許された高校野球。

 

おそらくこの先、日本のプロ野球へは行かずに直接メジャーへ挑戦する高校生も出てくるでしょうが

メジャーへ行く選手もプロ野球にスカウトされる選手も、高校生の間は誰もが甲子園を目指す事は

間違い無いと思います。

 

今年(2002年)で84回目を迎える「全国高校野球選手権大会」。

犬マンが注目してるのは甲子園の地元、兵庫県代表の報徳学園(4年ぶり10回目)です。

今年の選抜大会を制した報徳学園は作新学院(栃木)、中京商(愛知)、箕島(和歌山)

PL学園(大阪)、横浜(神奈川)以来、史上6校目の甲子園春夏連覇を目指しています。

果たして報徳学園は深紅の優勝旗を持ち帰る事ができるのでしょうか?

 

…さて、毎年数々のドラマを生み出してくれる高校野球ですが未だに解決していない問題点もありますよね。

まず夏休みの間に行われる大会のため過密な日程。確かに夏休みが終わるまでに大会を終わらせなければ

ならないし、かといって甲子園以外の球場で試合をしてもそれは何か違うんじゃないか?とは思いますが…。

しかし、毎年各校のエースは炎天下での連投を余儀なくされ

そのために投手生命を絶たれた選手も数多くいます。

 

昔、銚子商(千葉)に土屋正勝という投手がいました。彼は4回甲子園に出場して3年生の夏には

全国優勝を果たしています。(1974年第56回大会)

甲子園優勝という実績を引っさげ、その年のドラフト1位で中日ドラゴンズに入団が決まった土屋投手。

当時の中日の投手コーチは「楽しみな逸材を持った選手が入ってきた。」と喜びましたが、いざ本人と

対面してびっくり。甲子園での連投、また甲子園以外でも他校との練習試合で連投していた土屋投手の

肘はすでにボロボロになっていたのです。

 

最近では沖縄水産(沖縄)の大野倫投手も甲子園での連投で投手生命を縮めた選手です。

当時の沖縄水産の監督である栽弘義監督は大阪桐蔭(大阪)との決勝戦を前に

「大野には悪いがこの試合で投手生命を終わらせる覚悟で投げてもらう。甲子園で優勝するまで

沖縄に終戦は来ない…」というようなコメントを残しています。

結局試合は8−13で敗れ、沖縄水産は2年連続準優勝となりました…が、その栄光に支払われた代償は

1人の才能を持った投手の選手生命の終焉というあまりにも大きな物だったのです。

 

過密な日程のために連投を繰り返すエース…。

これが「甲子園優勝投手はプロでは活躍できない」と言われる所以ですね。

今現在でも「甲子園優勝投手」が投手として第一線で活躍しているのは

桑田真澄(PL学園−巨人)と松坂大輔(横浜−西武)くらいでしょうか。

 

他にも売名目的のための露骨な選手集め(どこかの代表校はスタメンのほとんどが他府県出身の生徒だった

事がありました)、上下関係を履き違えた行き過ぎた行為(所謂「暴力行為」)、生徒による不祥事

才能のある選手に群がる大人たち、高野連の古い体質…など、改善すべき問題点はたくさんありますね。

そして、それらの問題点を「青春の汗と涙」みたいな過剰な報道を繰り返し

うやむやにしてしまう主催者側の朝日、毎日両新聞社にも

問題があると思います。

 

だいたい閉会式はもっと簡略化すべきですよ。準々決勝から決勝まで3試合も連続で試合をさせておいて

決勝戦が終わってから長々と閉会式をするのは主催者側のエゴですね。

それでいて何年か前の大会で「今年の大会は投手のレベルが低かった…」と閉会式でのたまった

高野連の会長さん。貴方はどうせ冷房の効いた貴賓室か何かで観戦していたのでしょうが

選手やアルプスで応援していた生徒は30度を超す猛暑の中で一所懸命プレイ、応援をしていたんですよ?

貴方も生徒達と同じように炎天下で観戦すべきでしょう。そして甲子園名物「かち割り」を飲みなさい!

 

 

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