フルハルターオリジナル万年筆




フルハルタ−オリジナルチタン製万年筆は現在注文をお受けしておりません。
詳しくは、フルハルターオリジナルチタン製万年筆について(2006-09-22)をご覧ください。


  フルハルターオリジナルチタン製万年筆は全ての部分が完全手造りである。手造りと言っても、ペン先、ペン芯部分はメーカーからの供給だが、ペン先は地金からのたたき出しにイリジウムポイントを溶接し、切り割り入れ、研ぎ出し、ペン芯もエボナイトの丸棒からの手造りである。 ここまで全てを手造りにしたのは、きっと過去に例がないと思う。

  (※以下、写真はすべて、クリックすると拡大するので、こまかいところまでご覧いただきたい。)

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キャップをとった姿 クリックすると拡大


  キャップ、キャップトップ、ボディは多面体だが、これはチタン無垢の丸棒からの削り出しである。 丸棒の中を削り出し、外側は3の倍数の多面体に削り出していく。 この工程で削り出された切り子は、大きなゴミ袋2杯になる程で、それ程削り出し作業をしなければならないということである。

  キャップの天地、ボディエンド、そしてクリップは少し色が濃くなっているが、チタンのサンドブラスト仕上げ。 ボディ中央部分にサンドブラストをかけ、フルハルターのロゴを彫り、通しナンバーを入れてある。

インク吸入 クリックすると拡大

 インク吸入については、ボディから尻キャップを外して、吸入回転ノブをペリカンやモンブラン同様に回転してインクを吸入する。 回転ノブはエボナイト。

ペン先 クリックすると拡大

  ペン先は18金 たたき出し。 ペン芯はエボナイト製手造り。ペン芯もエボナイトの丸棒から、インクをペン先に送り出す溝、空気交換溝、そしてインク溜りのくし溝をそれぞれ加工するのだが、万年筆の心臓部分にともいうべきペン芯加工は、非常に微妙なところで難しい。

イリジウムポイント クリックすると拡大

  ペン先は18金の厚い地金をたたき出し、焼き入れの作業を繰り返し、適度な厚みに仕上げていく。 イリジウムは、ドイツのメーカーの最高部品を使用。 硬さ、軟らかさを使い手の好みに合わせ決定し、イリジウムポイントを溶接し、切り割り作業。 更に超極細から超極太(BBまたは3B程度)まで、使い手のご希望に合わせて時間をかけて丁寧に研ぎ出す。


  さて、フルハルターオリジナル万年筆(Newモデル)は、従来の製品にさらに改善を加え、一部仕様が新しくなっている。 それぞれの変更箇所は、次の通り。

 仕  様 従 来 品 Newバージョン
キャップの天地
ボディエンド
エボナイトを使用 チタンのサンドブラスト仕上げ
クリップ スターリングシルバー チタンのサンドブラスト仕上げ
インク吸入方式 パイロット プッシュコンバーター ペリカン等が採用している
ピストン回転吸入方式


 今回の仕様変更において、こだわったところは2箇所ある。


<1> インク吸入方式

  万年筆のインクを入れる方式には過去からいろいろとあった――スポイトで入れる方式、テコ式、尻ノック、プランジャー、タッチダウン、中押し等々。 そして最新がカートリッジ式である。 しかし、私はカートリッジ式の便利さは認めてはいるが、回転式ピストン吸入方式が最も優れていると思う。 その説明は長くなるのでここでは省くが、カートリッジとピストン吸入方式は言い換えれば、オートかマニュアルかという違いに似ていないだろうか。 私は万年筆という道具には、マニュアルが似合うと思っている。どうしてもピストン吸入式にしたかった私にとっては、今回の仕様変更は完璧に近づいたという思いである。


<2>サンドブラスト仕上げ

  キャップトップ・エンド、ボディエンドをエボナイトからチタンサンドブラスト仕上げにしたことにより、キャップをボディの太さに近づけることが可能になった。 エボナイトはある程度の厚みがないと強度に問題が出る為に、キャップエンド(ボディ側)をエボナイトにすると、どうしてもキャップの太さはボディに比べ差が出て、かなり太くせざるを得ない。 しかし、ここをチタンにした為にかなり薄くしても強度が保たれる為、ボディとの太さの差を非常に少なくすることが出来るので全体がスマートになった。 チタンのグレーとエボナイトの黒も似合っていたのだが、サンドブラストの濃いグレーの方が更に品が出たように思う。

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【 現在のサンプル 】
   ボディの太さ    15ミリ (12角) ・ 18ミリ (15角)
   ペン先       18金 超極細から超極太まで
   インク吸入方式  ピストン回転吸入方式
   価格        168,000円 (税8,000円)
※ ご希望に添った太さ、長さ等々に製造することは可能です。 お気軽にご相談下さい。




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