演目紹介

版権作品

enmoku1.gif

学校

山田洋次監督作品。
夜間中学校には、さまざまな理由で義務教育を受けられなかった人たちが通っています。
文字の読み書きができない年老いた在日朝鮮韓国人のオモニが一生懸命にひらがなを勉強し、文字を習得していきます。
50歳を過ぎて通い始めたイノさんの訃報が学校に届く。
いっしょに学んだ仲間たちが思い出話を出し合う中で、最後に、「幸せってなんだろう」をテーマに語り合っていくシーンは、邦画史上に残る名場面と思います。

enmoku2.gif

15才 学校Ⅳ

山田洋次監督作品。
「何で学校に行かなきゃいけないんだ。素直で、賢くて・・・。そんな子だけがいい子なのか?」そんな心の叫びを抱えた中学生の川島大介は、学校に行かなくなって半年になる。
ある日彼は、九州・屋久島の縄文杉を目指して旅に出た。
そして、旅で出会った大人達から勇気をもらっていく。
学校にも家にも居場所のない少年が、旅を通して成長していく姿を描いた感動の物語。

enmoku3.gif

兎の眼

灰谷健次郎原作。
新任の小谷先生の悩みは、クラスの鉄三が口をきかないことだ。
ある日その鉄三が、みんなで大事にしていた殿様がえるを殺してしまった。それは・・・。
塵芥処理所の子どもたち、鉄三のおじいさんのバクじいさん、先輩の足立先生などの人たちと出会い、小谷先生が自己変革をしていく感動のドラマ。

enmoku4.gif

もも子

九州共同映画社配給のアニメ。
妹のもも子は、知的な遅れと身体の障害があり、養護学校に通っています。
彼女の要望で、お兄ちゃん・力(りき)の学校へ交流学級として行けるようになりました。
自分の障害と向き合い、天真爛漫に生きるもも子。それを必死に支える兄・力。優しく包み込む両親。
はじめはいじめていたリュウジがやがてもも子のために立ち上がる。
「命」・「家族」・「共生」・「仲間」といったテーマで、一人芝居を演じます。

enmoku5.gif

クリスマスキャロル

チャールズ・ディケンズ原作。
お金しか興味のないスクルージおじさんは、街の嫌われ者です。
クリスマスの日、7年前に死んだ親友のマーレイが突然現れ、「3人の精霊が現れる。その人たちについてお前の人生を考えろ。」と言って去っていきます。
その出会いを通して本当の意味の生きることについて、スクルージは考え始めます。
「やりたいものが見つかった!」と喜んでいたスクルージの前に、未来の精霊は自分の墓場を指差す。
「そんなあんまりだ!」泣き叫ぶスクルージ。さて、物語は・・・。

オリジナル作品

enmoku7.gif

最後の晩餐

「豊かな老後を集合住宅で過ごしませんか。市の事業です。ボランティアの協力もあります。」
一人暮らしの老人向けのこの取り組み、良江、健、三重子と70歳をこえる、しかし、元気な入居者が次々と訪れる。 この集合住宅「たまり荘」の一階担当の市職、若干二十歳の宮本元気は、その名の通り元気にここでの仕事に取り組んでいる。
彼は施設育ちで家族を知らない。 物語は、元気とここに入居する老人との心のふれあいを通して、戦後歩んできたこの国の風景を垣間見ていく。
そんな中、元気を息子のように、いや孫のようにかわいがってくれた良江が体の調子を悪くする。 良江はいっしょに暮らしている仲間にある提案していく。 その提案とは・・・。
若者と老人がおりなすあったかい物語です。

enmoku8.gif

ヤンママ(ヤングママ)子育て騒動記

若くして結婚した和子。
我が子を産んだ時は、夢を持って輝いていた。
しかし、この後、離婚し、1人で息子一樹を育てることになる。
「どうせこの子も私と同じ人生よ。」いつしか描いていた夢も忘れていき、延長保育を利用しては、パチンコにはまる日々を送る。
そんなある日、公園で一樹をしかっている和子に対して、「あんた、殴りすぎだ。」と猛然とつかかってきたカメラマン孝史と出会う。
彼は、アジアや日本の子ども達の写真を撮っている。
いつしか、孝史の子ども達に対する眼差しや接し方にふれ、子育てに夢を持ち始める和子。
ちょっぴり大人のロマンを入れながらの子育て騒動記、親が変われば子どもは変わる、そう信じていきたいドラマである。

enmoku10.gif

十六才寛大を忘れない

福岡県は飲酒運転事故が後を絶たない状況です。
海の中道で三人の幼い命を失っています。
2010年には高校生が二人尊い命を失いました。
そのうちの一人山本寛大くんの十六年間の人生を演じます。
家族の愛、仲間の友情、将来の夢、何もかもを一瞬で奪い取った飲酒運転事故でした。
飲酒運転0を目指してこのお芝居を演じます。

観劇会用作品

enmoku6.gif

君をいじめから守る

良は、毎晩夢でうなされていた。
親友の健が自らの命を絶とうとする夢だ。
なんとかしなければとあせる良。
健はあることが原因で秀を中心とするグループからひどいいじめを受けている。良はなんとかしようとするのだが、秀のひとにらみに足がすくみ傍観してるだけだった。
そんなある日、聴講生として地域の人たちがいっしょに授業を受ける取り組みが始まった。
その中に、眼光鋭い体格のいい宗像浩二という初老がいた。彼は元刑事で、過去に悲しい傷跡を持っていた。
この宗像とのふれあいを通して、良、健、秀、たちがそれぞれの傷を癒しながら成長する。
そして彼らは、学校で孤軍奮闘している熱血教師田所やリストカットから立ち上がった女生徒会長岩下凛とともに、いじめ撲滅の自主組織を作ろうと立ち上がる。

enmoku9.gif

たまあじょのスケッチブック

たまあじょは、今年208才。と言っても魔法学校の女学生で今年めでたく卒業。卒業論文は、魔法のスケッチブック。
絵が大好きなたまぁじょは、来る日も来る日も、人間をスケッチし、気がついたら世界中の人たちの笑顔や涙を描きつづった。
だから、この魔法のスケッチブックにその人の顔を描くと、その人の人生がアルバムのように見ることができる、たまぁじょにとっては、だれもまねできない自信満々の魔法、最高の卒業論文であった。
ところが、ひょんなことから、この大切なアルバムが人間の男の子、晃にわたってしまう。魔法学校の校長先生はカンカン。「なんとか取りもどせ。」としかられる。
晃は、六年生の男の子、「医者のあとをつげ。」と眠る間も遊びもとりあげられ愛情不足の生活でいらいらしている。発達障がいを持つ友也を毎日のようにいじめ、担任の葵先生には逆らいクラスを荒らしている中心人物である。
友也も先生も心が傷つき、学校に来るのがつらい毎日を送っている。ある日、晃は、魔法のスケッチブックに落書き気分で友也と先生の絵を描いてみた。すると・・・。
そこに浮かんできたものは、友也と葵先生の人生。友也が生まれてきてどんな思いで障がいと向き合ってきたか、両親はどんな思いで友也を育ててきたか、先生がなぜ教師をめざしてきたか、生徒のことをどれだけ思いそして悩んでいるか、それは、晃が気づこうともしなかったことだった。
晃は涙を流した、一晩中泣きあかした。それから、彼はもっと自分のことを語り合おうとクラスの仲間に提案する・・・。
仲間が変わり、先生が変わり、クラスが変わる、卒業までの涙のドラマが、感動のドラマが展開する。観劇会用に、背景に映像を入れながら、低学年用の演出も加味しています。