演目紹介
【版権作品】
【オリジナル作品】
【観劇会用作品】
版権作品





オリジナル作品

最後の晩餐
「豊かな老後を集合住宅で過ごしませんか。市の事業です。ボランティアの協力もあります。」
一人暮らしの老人向けのこの取り組み、良江、健、三重子と70歳をこえる、しかし、元気な入居者が次々と訪れる。
この集合住宅「たまり荘」の一階担当の市職、若干二十歳の宮本元気は、その名の通り元気にここでの仕事に取り組んでいる。
彼は施設育ちで家族を知らない。 物語は、元気とここに入居する老人との心のふれあいを通して、戦後歩んできたこの国の風景を垣間見ていく。
そんな中、元気を息子のように、いや孫のようにかわいがってくれた良江が体の調子を悪くする。
良江はいっしょに暮らしている仲間にある提案していく。
その提案とは・・・。
若者と老人がおりなすあったかい物語です。

ヤンママ(ヤングママ)子育て騒動記
若くして結婚した和子。
我が子を産んだ時は、夢を持って輝いていた。
しかし、この後、離婚し、1人で息子一樹を育てることになる。
「どうせこの子も私と同じ人生よ。」いつしか描いていた夢も忘れていき、延長保育を利用しては、パチンコにはまる日々を送る。
そんなある日、公園で一樹をしかっている和子に対して、「あんた、殴りすぎだ。」と猛然とつかかってきたカメラマン孝史と出会う。
彼は、アジアや日本の子ども達の写真を撮っている。
いつしか、孝史の子ども達に対する眼差しや接し方にふれ、子育てに夢を持ち始める和子。
ちょっぴり大人のロマンを入れながらの子育て騒動記、親が変われば子どもは変わる、そう信じていきたいドラマである。

観劇会用作品

君をいじめから守る
良は、毎晩夢でうなされていた。
親友の健が自らの命を絶とうとする夢だ。
なんとかしなければとあせる良。
健はあることが原因で秀を中心とするグループからひどいいじめを受けている。良はなんとかしようとするのだが、秀のひとにらみに足がすくみ傍観してるだけだった。
そんなある日、聴講生として地域の人たちがいっしょに授業を受ける取り組みが始まった。
その中に、眼光鋭い体格のいい宗像浩二という初老がいた。彼は元刑事で、過去に悲しい傷跡を持っていた。
この宗像とのふれあいを通して、良、健、秀、たちがそれぞれの傷を癒しながら成長する。
そして彼らは、学校で孤軍奮闘している熱血教師田所やリストカットから立ち上がった女生徒会長岩下凛とともに、いじめ撲滅の自主組織を作ろうと立ち上がる。

たまあじょのスケッチブック
たまあじょは、今年208才。と言っても魔法学校の女学生で今年めでたく卒業。卒業論文は、魔法のスケッチブック。
絵が大好きなたまぁじょは、来る日も来る日も、人間をスケッチし、気がついたら世界中の人たちの笑顔や涙を描きつづった。
だから、この魔法のスケッチブックにその人の顔を描くと、その人の人生がアルバムのように見ることができる、たまぁじょにとっては、だれもまねできない自信満々の魔法、最高の卒業論文であった。
ところが、ひょんなことから、この大切なアルバムが人間の男の子、晃にわたってしまう。魔法学校の校長先生はカンカン。「なんとか取りもどせ。」としかられる。
晃は、六年生の男の子、「医者のあとをつげ。」と眠る間も遊びもとりあげられ愛情不足の生活でいらいらしている。発達障がいを持つ友也を毎日のようにいじめ、担任の葵先生には逆らいクラスを荒らしている中心人物である。
友也も先生も心が傷つき、学校に来るのがつらい毎日を送っている。ある日、晃は、魔法のスケッチブックに落書き気分で友也と先生の絵を描いてみた。すると・・・。
そこに浮かんできたものは、友也と葵先生の人生。友也が生まれてきてどんな思いで障がいと向き合ってきたか、両親はどんな思いで友也を育ててきたか、先生がなぜ教師をめざしてきたか、生徒のことをどれだけ思いそして悩んでいるか、それは、晃が気づこうともしなかったことだった。
晃は涙を流した、一晩中泣きあかした。それから、彼はもっと自分のことを語り合おうとクラスの仲間に提案する・・・。
仲間が変わり、先生が変わり、クラスが変わる、卒業までの涙のドラマが、感動のドラマが展開する。観劇会用に、背景に映像を入れながら、低学年用の演出も加味しています。
