ハチ,アリ,毒のある仲間などに擬態している昆虫(標識的擬態) 福光村・昆虫記 Fukutomi design office 元に戻る 目次
■擬態(ぎたい)
一般的には、周囲の環境や他の生物に似せることをいいます。
隠蔽的擬態(いんぺいてきぎたい):隠蔽的擬態
 体の色や形を背景や環境に似せて目立たなくする。
標識的擬態(ひょうしきてきぎたい):
 捕食者を警戒させるのが目的で、周囲から目立つ様にする。
標識的擬態は、以下の三つの型に分けられるそうです。
1.ベーツ型:
 防御を持たないものが、毒などの武器を持つものに似せる。
2.ミューラ型:
 種類の異なる動物同士で形や模様を似せて敵をあざむく。
3.ベッカム型:
 体の一部を餌に似せて被食者(獲物)を呼び寄せる。フェロモンなどの匂いを似せて被食者を呼び寄せるのもこの型に含まれる。 
天敵 ・昆虫の中の変顔 ・冬の風物詩

ハチに擬態している昆虫(標識的擬態)
 #C141 ヒメアトスカシバ♀(スカシバガ科)  #C141−1 ヒメアトスカシバ♂(スカシバガ科)
 #C148 ムナブトヒメスカシバ♀(スカシバガ科)  #C148−1 ムナブトヒメスカシバ♂(スカシバガ科)
 #C031−1 コスカシバ(スカシバガ科)  #C031−2 コスカシバ(スカシバガ科)
 #C035−1 カノコガ(カノコガ科)  #C147 キハダカノコ(カノコガ科) [拡大
 #H061 ナミホシヒラタアブ♂(ハナアブ科)  #H100 ヤマトヒラタアブ♂(ハナアブ科)
 #K130 トラカミキリトラフカミキリ(カミキリムシ科) [拡大  #K130−1 トラカミキリトラフカミキリ(カミキリムシ科)
 トラカミキリはスズメバチに擬態しているといわれています。
 #K137−2 ヨツスジトラカミキリ(カミキリムシ科)  #K201 タケトラカミキリ(カミキリムシ科)
 こちらはホッソリとしたアシナガバチ風

アリに擬態している昆虫(標識的擬態)
 #Q033−2,−5 アリグモ♂(アリグモ科)  #Q033−3 アリグモ♀(アリグモ科)
 #S021−1 ホソヘリカメムシ2齢幼虫(ホソヘリカメムシ科)  #S021−9 ホソヘリカメムシ幼虫(ホソヘリカメムシ科)
 #K087−1 トゲヒゲトラカミキリ(カミキリムシ科)  #K292 ヒメクロトラカミキリ(カミキリムシ科)
 図鑑に擬態しているとは書かれていませんが、実物は写真より小さくアリの様に見えます。  

毒のある仲間に擬態している昆虫(標識的擬態)
 #C038−3 ツマグロヒョウモン♀(タテハチョウ亜科) [拡大  C041−2 アゲハモドキ(アゲハモドキガ科)
 ♀は毒のあるカバマダラに似せて鳥に食べられない様にしているそうです。
■カバマダラ:南西諸島から南に分布。カバマダラは幼虫期にガガイモ科のトウワタを食べ毒成分を蓄積し、成虫までこの毒成分を持ち続けます。
 ジャコウアゲハに擬態しているといわれています。
■ジャコウアゲハは幼虫の頃、ウマノスズクサと呼ばれる毒草を食べ、体に毒を蓄積します。成虫もこの毒をもつことから鳥から嫌われています。
 #S032 キボシマルウンカ(マルウンカ科)  #K175−1 テントウノミハムシ(ハムシ科)
 毒をもつテントウムシに擬態しています。  毒をもつテントウムシに擬態しています。

蛇の目をもつ昆虫(標識的擬態)
 #C152 シンジュサン(ヤママユガ科)  #C183 ヤママユガ♂(ヤママユガ科)
 翅の縁が、蛇のお腹のウロコと非常によく似ています。ここまで来ると、生物の進化の一言ではかたづけられない、神秘性があります。  こちらは普通の蛇の目です。
 #C103 セスジスズメ幼虫(スズメガ科)  #C050−4 アケビコノハ幼虫(ヤガ科)
 #C017−13 ナミアゲハ幼虫(アゲハチョウ科)  #C021−4 モンキアゲハ幼虫(アゲハチョウ科) [拡大
 蛇の目の他に、肉角は蛇の舌を模しているのかもしれませんね。
 #C003−5 ヒメウラナミジャノメ♂(ジャノメチョウ亜科)  #C075−1 トラフシジミ(シジミチョウ科)
 普通の蛇の目です。  蛇の目ではありませんが、尾状突起が触角で黒紋が眼を模して、翅の端に頭部があるように見えます。鳥などに襲われても翅の一部を失うだけなので、逃げおおせる知恵があるようです。
C075


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