我が家のコキン鳥は、卵を産んで十姉妹に預けても、中止卵か十姉妹の育児放棄に終わっていた。 ある日、母がひと言、「もう人間が育てなきゃだめかねえ」。 思わず私は聞き返した。 「いいの?」 母は「一度はヒナ見たいじゃない」と応えた。
私は社会人である。 ヒナを育てるのに一番必要なのは、昼間に差し餌してくれる母の協力であった。 その母の了解さえ得られれば、何の問題も残っていない。 私はためらうことなく、鳥専門誌に載っている「孵卵機」の発注をした…。
途中でボウとベルが亡くなるという悲しい出来事が起きたりしましたが、ここでは孵卵関係のことのみ書きたいとおもいます。