(Last Update: 1997/5/28)


MORE SPECIFICALLY.
も〜う少し詳しく
ブロッサム:Excuse me, excuse me. What is this? あ、ちょっと、ちょっと。これ何?
ジョーイ:A bowl. ボールだろ。
ブロッサム:More specifically. も〜う少し詳しく。
ジョーイ:Uh, a brown bowl? あ〜、茶色のボール。
ブロッサム:It's a dirty bowl, Joe. And you are putting it here for me to wash? 汚れたボールでしょ。それをわたしに洗えって言うの?
ジョーイ:You are always doing the dishes. ああ、ついでに頼む。
ブロッサム:Do I look like Alissa to you? Someone who fulfills your every will? I mean, admit it, she's looking an indentured servant. わたしがアリッサに見える?何でも兄さんの言いなりになって走り回っている女に見える?
ジョーイ:What are you talking about? Her teeth are real. 何言ってんだ?アイツはなあ、マラソンしてんじゃないぞ。
ブロッサム:Joey, she lives for you. あの子はねえ、兄さんしかないのよ。
ジョーイ:Huh, so? へ、悪いか?

97/5/26放送「プレゼントのなかみ」より

ジョーイのガールフレンドが何で急に変わってんの?あのジョーイの上を行くドピンボケのヘリーはどうなったの?まあアリッサは今回限りのようだけど…。indentured servant は年季奉公人。she's looking an indentured servant. は「彼女まるであなたの奴隷みたいじゃない」ということ。ジョーイは indentured を denture(義歯)と混同。それで答えが Her teeth are real.「入れ歯じゃないぜ」となった。



AND THAT'S WHAT MAKES YOU A GREAT FATHER.
その点でパパは満点パパよ
ニック:I think you are acting impulsively. I mean just the other day you were telling me you don't know where you're gonna go to school. Today you know where you're going to school, where you're going to live, and who with. 衝動的すぎると思ってる。この間までどこの大学に行こうか迷っていたおまえがだ、今日はもう学校も決めた、住まいも決めた、誰が一緒か…。
ブロッサム:You mean with who. 気になるのね。
ニック:That, too. I also think you might be hiding behind something familiar and safe rather than facing the challenges of the life that lies ahead of you. そりゃあまあね。それにおまえはそうやって安全な所にもぐり込んで、自分の人生にチャレンジするのを逃げてるようにも見えるんだ。
ブロッサム:You know what I adore most about you, Dad? It's the way you always let me know that no matter what you believe in me. And you have faith that ultimately I make the right decision, and because of that I feel good about myself. And that's what makes you a great father. パパがえらいのはわかってるわ。どんなことがあっても必ずわたしを信じてくれるから。わたしの判断に間違いはないって信じてくれて、それでわたしも自信が持てるのよ。その点でパパは満点パパよ。
ニック:I believe that's checkmate. 勝てないね、おまえには。

97/5/26放送「プレゼントのなかみ」より

ボーイフレンドの情熱的な行動にのぼせて、彼と一緒の大学へ行って一緒に住むことに決めたブロッサム。それが納得できないニック。You mean with who. の所はブロッサムが父の英語(who with)を正しく修正。ニックは That, too. (それもだ)と気にかけない。昔 NHK で「満点パパ」っていうバラエティをやってた。三波シンスケだったっけが似顔絵書いて赤マルを付けてた。(関係ないか!)checkmate(王手詰み、行き詰まり)。ブロッサムに「満点パパ(a great father)」と持ち上げられたニックが「その手には勝てないな(I believe that's checkmate. )」と降参した。



JUST BE YOURSELF.
地でいくのよ
ジョーイ:What do you think of this? これどう思う?
ブロッサム:I think it's empty. 空っぽだと思う。
ジョーイ:Not my head, my hair! Doesn't it look too obscure? 頭じゃないよ、髪だよ。ちょっとおかしくないか?
ブロッサム:Use 'obscure' in a sentence. おかしいってどういう意味?
ジョーイ:All right. See how this little wave that's standing up at the back of my head, it's making me look obscure. やあ、この後ろのウエーブが立っちゃって、何か間が抜けて見えるような気がするんだよなあ。
ブロッサム:Then, in that case, yes, it's obscure, but it's fine. ウエーブはわかるけど、別におかしくはないわよ。
ジョーイ:You know, I was saying this because I have this party I go to tonight. 本当のこと言ってくれよ。今夜パーティなんだ。
ブロッサム:I think you worry too much about your image. それにしても気にしすぎじゃない?
ジョーイ:I do not. I just want to look better than everyone else, that's all. とんでもない。いい男に見せたいだけだよ。
ブロッサム:I think it would be good for people to see Joey Russo having a bad hair day for once. Just be yourself. Be obscure. ジョーイ・ルッソーでもたまにはヘアスタイルの決まんない日もあるんだってことを見せとけばいいじゃない。地でいくのよ。
ジョーイ:And have people think I look weird? それで間抜けに見られるのか?

97/5/19放送「ある夜の思い出」より

ブロッサムが「おかしいってどういう意味?」と聞いたところは、「『obscure』って言葉を使って文を作ってみて(Use 'obscure' in a sentence.)」とジョーイがこの言葉の意味をわかっているかどうか試した。応えたジョーイの it's making me look obscure. は結局ほとんど進歩のない文。その後も「外見(your image)を気にしすぎる」と言われて、またもピンぼけな返事をするジョーイ。ブロッサムはジョーイを煙で巻いた後で「地でいくのよ(Just be yourself. )」と皮肉でしめる。英語ではその後もう一言「間抜けでいいじゃん(Be obscure.)」と続いている。



JUST IN CASE, BRING ALONG A GOOFY SWEATER.
ぶかぶかセーターも用心に持ってお行き
シックス:You're not wearing that. それはやめたら。
ブロッサム:Why? What's wrong with this? え、何でよ?
シックス:Blossom, that's a great outfit. だって素敵だもん。
ブロッサム:I thought that was the point. だからいいんじゃない。
シックス:You don't wanna look great. You are going on a blind date that the parent has set up. Any guy that's a parent's ideal perfect date has got to be a total doofus. まずいんじゃないの。親同士が決めたブラインドデートでしょ。そんな相手はどうしようもないカスと相場が決まってんだから。
ブロッサム:Look, I know his dad. If genetics follow, he's kind of natural. Patterns can really work out. でも父さんを見た限りではわたし好みのタイプだと思うんだけどな。
シックス:Well, I hope so. But just in case, bring along a goofy sweater. ならいいんだけど。ぶかぶかセーターも用心に持ってお行き。

97/5/19放送「ある夜の思い出」より

父ニックの友達の息子とブラインドデートすることになったブロッサム。どうしても新しい出会いに期待してしまっている。そんなブロッサムの頭を冷やそうとしているシックス。ところでこの回シックスはずっとひそかに好きだったジョーイと二人でホテルに泊まることになったが、そんなストーリーに合わせてかいつもよりキュートなヘアとメイクだった(女ってこれで変わるのよね!)。just in case(念のため、万一に備えて)。



NO WONDER!
どうりで!
ブロッサム:Look, why don't we go some place where, you know, we can get to know each other better? よかったら他の所へ行きません?もっとゆっくり話し合えるような。
フレッド:Blossom, you're really terrific, but... ブロッサム、君は素敵だよ、でも…。
ブロッサム:But... You've got a girlfriend? でも…。あなたには恋人がいる?
フレッド:Well, I'm seeing someone. 付き合ってる人はいる。
ブロッサム:Hum. Does, does she go to UCLA, too? そう。それでその女性もUCLAへ?
フレッド:Well, no, he doesn't. 女性じゃないけど。
ブロッサム:Oh! Oh! No wonder! You and me, this whole thing. You know what I mean? あ〜あ、そう!どうりで!あなたとわたしじゃ、ちょっとね。まずいわね。
フレッド:You took the words right out of my mouth. まあそういうことになるね。

97/5/19放送「ある夜の思い出」より

ブロッサムが期待した(そしてニックが気をもんだ)デートの相手フレッドがゲイだとわかったシーン。フレッドの最後のセリフ You took the words right out of my mouth. は「僕の言いたいことを先に言ってくれた」ということだが、実際にはどっちもはっきりと口に出してはいない。「はっきり言ってくれるね」としたらここのところのおかしさが少しは出るかなあ。



I THOUGHT THAT WAS XEROXING.
そりゃあコピーじゃない?
ジョーイ:Oh, you know, these books sure bring back memories. I remember a paper I did once on self-expression. I copied right out of these babies. いやあ、この本はなつかしいなあ。いつだったか自己表現のリポートをここから書き写して出しちゃったもんなあ。
ブロッサム:Well, that's not self-expression. That's plagiarism. そんなの自己表現じゃなくて、盗作じゃないの。
ジョーイ:Oh, OK. Well, the paper was on plagiarism. お〜、父さんが作ったんじゃなくても盗作かあ。
ブロッサム:No, plagiarism is when you copy something directly out of a book. ちがう。盗作っていうのは本の中味を丸写しすることよ。
ジョーイ:I thought that was Xeroxing. そりゃあコピーじゃない?

97/5/12放送「ぎっくり腰騒動」より

「父さんが作ったんじゃなくても盗作かあ」のところは日本語のダジャレに変わっているが、英語の方はブロッサムが使ったplagiarismの意味がわからなかったジョーイが「ああ、リポートは盗作(plagiarism)に関するものだったっけか」とごまかした。その後のブロッサムの説明を聞いても、今度はコピー(Xeroxing)との違いがわからない! Xeroxingはもちろんゼロックス社から来ている。他にも、ティッシュはKleenex、掃除機はHooverなど、製品名やメーカーの名前が使われる。これらは固有名詞からできた言葉なので大文字で始まる。



I CAN'T SEEM TO GET MOTIVATED.
わたしやる気が起きないのよ
ブロッサム:I can't seem to get motivated. わたしやる気が起きないのよ。
ジョーイ:To do what? 何をだよ?
ブロッサム:Study. I've got a test next week and this book is harder than to understand Six after she had nine cups of coffee. 勉強。来週試験があるのにこの本むずかしくて。コーヒー9杯飲んだシックスが言うことよりわかんない。
ジョーイ:Bloss, you've already got accepted to like half a dozen colleges. You don't have to study any more. だけど、おまえ、大学に入れると決まってるのに、今さらなんで勉強を?
ブロッサム:It's the principle, Joe. 主義の問題ですからね。
ジョーイ:He's making you do it. Oh! 勉強が趣味か?はっ!
ブロッサム:Not the principal, the principle. 趣味じゃなくて主義よ。考え方よ。
ジョーイ:Ohhh! Hahaha, hoh, hoh! Haha! So, you want me to talk to him for you? あ〜〜。はははは。ほ〜かほ〜か、はは。じゃあおまえ趣味が変わったのか、そういうことか?

97/5/12放送「ぎっくり腰騒動」より

発音が同じ二つの言葉、principle(主義)とprincipal(校長)。ブロッサムが「今さら勉強」するのはHe's making you do it.(校長が強制している)からだと思ったジョーイ。ブロッサムが発音を変えて言葉の違いをわからせようとするが結局無駄で、So, you want me to talk to him for you?(じゃあ校長に直談判してやろうか?)と期待に応えてずっこけるジョーイ。



I THINK YOU JUST INSULTED ME.
それ、馬鹿にしてんだな?
ブロッサム:There must be some reason I started this conversation. Oh, yes, I remember. I'm a masochist. わたしなんでこんな会話始めたんだろう。あ、そうだ。わたしマゾヒストなんだ。
ジョーイ:You converted! やっぱり趣味の変化か?
ブロッサム:Forget it! もういい。
ジョーイ:Blossom, you are about to graduate. You worked really hard. Now it's time to kick back and have some fun. You deserve it. ブロッサム、おまえはもうすぐ卒業だろう。もうさんざん勉強したんだからこの辺で一息入れろよ。
ブロッサム:You're missing the point, Joey. I learn for the pure joy of learning. And I think that pretty much loses me out as a candidate for the Joey Russo's school of educational indifference. そういうことじゃないのよ、これは。わたしは物を学ぶ喜びで勉強しているの。だからジョーイ・ルッソー教育無関心派の派閥に入れと言われてもちょっと無理なのよ。
ジョーイ:I think you just insulted me. それ、馬鹿にしてんだな?
ブロッサム:Sorry. I never would have said that if I thought you would understand it. ゴメン。わかるとわかってたら言うんじゃなかった。
ジョーイ:All right, then. それならよし。へ〜。

97/5/12放送「ぎっくり腰騒動」より

続いて今度は、マゾヒスト(masochist)の意味がわからず、メソジスト(methodist)かなんかの宗教のことだと思ったジョーイ。You converted!(改宗したのか!)と飛躍する。その後、あまりにプッツンしてばかりのジョーイを煙に巻こうとしたブロッサムだが、こんな時に限って馬鹿にしたことをジョーイに気付かれる。いつも馬鹿にされても馬鹿にされたことさえわからないジョーイだが、わかる時もあるんだ!でも、結局気にしちゃいない。この回そんなジョーイも心機一転大学へ入る決心をする。でもこのオオボケは続いてほしいな。



CAN I HAVE A WORD WITH YOU, PLEASE?
ちょっと話があるんだけど
ブロッサム:Six, can I have a word with you, please? シックス、ちょっと話があるんだけど。
シックス:Yeah, in a minute. そう、待って。
ブロッサム:Now. ダメ。
シックス:What? 何よ。
ブロッサム:Well, I would really appreciate it if you and Boomer would get out of my house. ちょっと言いにくいお願いなんだけど、ブーマーと出てってくんない?
シックス:You are kidding. 冗談?
ブロッサム:I am not remotely kidding. いいえ、全くの本気。

97/5/5放送「邪魔者は消えて」より

「ちょっと話がある」と言ってもあのブロッサムが一言(a word)で終わるわけがない。しかし言われた方は「本当にすごく短いかもしれない」と期待してしまいそうな言い方。同じように「ちょっといいですか?」と言う時もHave you got a minute?(またはDo you have a minute?)と「1分」だけで済む用事なのかと期待させる言い方がある。この回ブロッサムは新しいボーイフレンドのスティーブと二人きりになれなくてすごくイラついている。



FIFTEEN BUCKS, AND I'LL GO QUIETLY.
15ドルで無血開城
ブロッサム:Six, I am on the verge of becoming enraged. And may I remind you that I'm significantly bigger than you and the law is on my side? シックス、私は今や爆発寸前よ。それに私はあんたより大きいし、法律はこっちの味方なんだから。
シックス:And may I remind you that I have an oral contract to baby-sit that would hold up any court in the land? こちらは口頭による子守の契約をしてるから職場を離れられません。
ブロッサム:Get out before I throw you out. 出ないと放り出すわよ。
シックス:Fifteen bucks, and I'll go quietly. 15ドルで無血開城。
ブロッサム:May I also remind you that blackmail is a crime? それって恐喝という犯罪じゃないの?
シックス:So as arguing with me and you could be on the couch making out with Steve. あたしと議論するか、カウチでスティーブとの会話を楽しむか。

97/5/5放送「邪魔者は消えて」より

シックスは買いたい服があって何とかお金を稼ぎたい。せっかくのベビーシッターの仕事をただであきらめることはできない。ベビーシッター代の「15ドルを出してくれればおとなしく出て行くわ」というわけ。on the verge of(〜寸前)。



HEY, WHAT THE HELL ARE YOU DOING?
ちょっと何すんのよ
シックス:Hey, what the hell are you doing? We are watching that. ちょっと何すんのよ。見てるのに〜。
ブロッサム:I am taking this and Steve up to my room so we can have some peace and quiet privacy. これ私の部屋へ持って行ってスティーブと二人きりで静かに見るのよ。
シックス:And what are we supposed to do? じゃあ、あたしらはどうなんの?
ブロッサム:I don't care. 知りません。
シックス:That is really cold. そりゃああんまりじゃないの。
ブロッサム:OK, fine. Watch in the living room. But I'm warning you. If for any reason whatsoever, you so much as think of trying to come upstairs, don't. Whatever it is I'll do, I guarantee you I'll be extremely violent and angry. よしわかった。居間で見ていい。でも言っとくよ。一歩でも二階へ足を踏み入れたその時はあんたらどうなるか知らないわよ。命までとは言わないけど入院ぐらいは覚悟しておいで。

97/5/5放送「邪魔者は消えて」より

ブロッサムの苛立ちはピークに達している。「言っとくよ(I'm warning you. )」の後には真剣に恐いことが続く。ここでの英語のストレートな意味は「理由が何であれかんであれ、二階に上がって来ようなんてチラとでも考えるんじゃないわよ。わたしはどうなるかわかんないよ。ただ手の着けようもないほど暴れて怒り狂うことだけは確かよ。」


『ブロッサム97年4月放送分』へ


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