(Last Update: 1998/3/22)



97/4/3放送「旅立ちの日」(最終回)より


PLEASE USE THE FRONT DOOR.
もしまた来る時は玄関からお入り
アルフ:A stick! Look, everybody, Willy gave me a stick! 木の棒。ねえ見てよみんな。ウィリーが木の棒をくれた。
ウィリー:Not just any stick, this is a stick from the roof of our garage, the garage you crashed into almost four years ago. そんじょそこらの木の棒じゃない。君が不時着したガレージの屋根の破片なんだ。つまり君がはじめて壊したものさ。それももう4年も前だ。
リン:Read what it says. そのプレート読んで。
アルフ:To Alf: If you ever drop in again, please use the front door. Love, the Turners. Thanks, guys. アルフ、もしまた来る時は玄関からお入り。愛をこめて。ありがとう、みんな。

タナー家の人達のアルフへの気持ちが伝わってくる。『もしまた来ることがあるなら、今度はもう少しおだやかに願いたいね。』という。最初からしっかり見ていたわけではないので、ガレージに不時着したシーンは見逃しているが、今回が再放送の最終回なので、再々放送はまずないだろうな。残念!



97/4/3放送「旅立ちの日」(最終回)より


WE'LL BE GOING AGAINST TRAFFIC.
地球からの下りはすいてんだ
ウィリー:Safe home, my friend. 気をつけて行くんだよ。
アルフ:Hey, no problem. We'll be going against traffic. 心配ないって。地球からの下りはすいてんだ。

「交通の流れとは逆」ということ。それを「地球からの下り」としたのは見事。ちょっと待って!ということは、地球に向かっている方の交通は宇宙船で混んでいるということ?!



97/4/3放送「旅立ちの日」(最終回)より


I'M A SPORTS FAN AMONG YOU.
ハンティングが好きなのね
アルフ:Hey, guys, you wanna grab a blue ski? What about those Lakers, huh? Just my luck. I'm a sports fan among you. やあ、みんな。ビールでもひっかけない?バスケの話でもしよう。つまんない?ハンティングが好きなのね

警官に囲まれての最後のセリフ。文字通りには「スポーツファンは僕だけ?」って感じ。アルフにとってただひとつ心残りだった「地球人との何気ない会話」を試みてみたが、警官は呆気にとられて無言。LakersはNBAのLos Angeles Lakersのこと。Just my luck. は「これが運のつきか」。日本語の最後の一節の『てなわけで、俺の話は今日でおしまい。今も地球で楽しくやってるよ。』というのは英語版にはありません。でも、今も地球で楽しくやってくれてるといいな!



97/3/27放送「リンは大人になりました」より


SUCH A MOTHER THING TO SAY
おせっきょう
ケート:OK. You may be nineteen. Bus as long as you live in this house... わかったわ。あなたは19歳。でも、この家に住んでいる限り、そんなこと、
リン:Oh, that is such a mother thing to say. What's the matter? Don't you trust me? ちょっとママ、どうしていきなりおせっきょうなの?何怒ってんの?信用してないの?
ケート:I just don't think it's right for you to go away for the weekend with someone you hardly know. OK? そんなこと認められる?年ごろの娘が、泊りがけで、知らない人と出かけるのよ。でしょ?
リン:You hardly know him. I happen to know him very well. I can't believe you are acting like this. よ〜く知らないのはママよ。わたしは彼のことよく知ってるわ。何が悪いのかさっぱりわかんない。

「母親が言いそうなこと」というのがストレートな意味。ところで、リンが「信用してないの?」と言っている中味は、「彼とは何もおきないということ」を信用してないの?ということではない。「わたしも一人前の大人だから自分で選択して決断して責任をとることができる」ということを信用してないの?ということだ。



97/3/27放送「リンは大人になりました」より


I'LL HANDLE IT.
オレが代わってやるよ
リン:That's not OK any more. I don't wanna make Mom unhappy. But if I make her a promise, I wanna keep it. And if situations occur, and I'll have to break that promise. Well, you see my point. やっぱり約束できないわ。わたしはママを安心させてあげたい。だけどもし約束したら守りたいじゃない。でもその状況が起きたら約束破らなきゃならないのよ。わかるでしょ、パパ。
ウィリー:Absolutely. もちろんだよ
リン:Is this making you uncomfortable? パパ戸惑っちゃってる。
ウィリー:Absolutely. もちろんだよ
リン:I'm glad we had this talk. I'll see you in the morning. でも話せてよかった。じゃ、おやすみ。
ウィリー:Abso... Good night. もち…。おやすみ。
アルフ:Willy, when it comes time to have this talk with Brian, I'll handle it. ウィリー、ブライアンとこんな話をする時がきたら、オレが代わってやるよ

娘が外泊して何が起こるかわからないという事態を目の前にして動揺する父親は、何を言われても「もちろんだよ」しか出てこなくなっている。それをもちろん立ち聞きしたアルフが「オレの方がうまくやれるよ」としゃしゃりでる。哀れな父親は何も切り返さない。



97/3/20放送「ダイエット騒動」より


PHYSICAL IMPULSION
急性体爆発
アルフ:I am deeply concerned about the amount of weight I put on recently. オレ、不安でたまんないのよ。ここへ来てからどういうわけか体重がやたらに増えちゃって。
ウィリー:Oh, is that all? な〜んだ、そんなことか。
アルフ:Well, you might find it cute and adorable. But I'm afraid that genetically I'm destined to die from the same fate my grandparents died from. ぽっちゃりしててかわいいなんて言わないでよ。絶対これ遺伝なんだ。オレはまもなくうちのじいちゃんやばあちゃんと同じ死に方をするに決まってる。
ケート:And that is? 一体どんな?
アルフ:Physical Impulsion. 急性体爆発。

アルフがダイエットを始めるいきさつで出てくるこの「急性体爆発」。この回のキーワードになっている。何か悪いことが起こりそうな予感がするケートのセリフ And that is? にも注目。同じ意味で Which is? の形でもよく使われる。もう少し具体的に聞きたい時に簡単で便利。



97/3/20放送「ダイエット騒動」より


IT'S NOT WHAT YOU THINK.
エッチに見えたのね
ウィリー:Alf, that's crazy. You can't lose weight just by watching a workout tape. Come on, get up. I'll show you a couple of exercises. 何を言ってるんだ。いくらエアロビのテープを見たってやせられるわけないだろう。さあ立つんだ。効果ばつぐんのエクササイズを教えてやろう。
アルフ:OK. But I feel it only fair to warn you I just ate. Oh, oh, oh. I ate a lot. わかった。でも今食べたばっかしだから、横で見てる。お、お、お。食いすぎかな。
ウィリー:I'll give you a hand. 助けてやろう。
アルフ:Oh, oh, oh, oh. お、お、お、お。
ウィリー:Let me get my feet in a better position here. 待てよ。後ろの方が力が入るから。
アルフ:Use your legs, Willy. Bend from beneath. Oh, oh, oh. ギックリ腰に気をつけて。おしりはダメよ。お、お、お。
ケート:What's going on out here? ふたりで何してるの?
アルフ:It's not what you think. エッチに見えたのね。

怠惰なアルフを立ち上がらせようとウィリーが後ろからエッサホイサやっているところにケートが入ってきてケゲンに思う。何か変な誤解をされそうだなと思った瞬間によく使うのがこのセリフ。一般的には「そうじゃない。誤解だよ」という感じ。



97/3/20放送「ダイエット騒動」より


I'M IN BIG TROUBLE.
アルフちゃん大ピンチ
ウィリー:All right. You heard him. Starting immediately you are going on a supervised diet program. You are gonna be limited to 1,500 calories a day. わかった。今の聞いたな。それではただ今より厳しいダイエット作戦を開始する。きみの食事はトータル一日で1500カロリーまでに制限する。
アルフ:Oh, no problem. Now, just out of curiosity, how many calories are there in a double cheese burger, large fries, and chocolate shake? Eleven, what, twelve? ええ、かまいません。でもちょっとだけ質問させて。たとえば、スペシャルダブルチーズバーガーに、ポテトのLとシェークで何カロリー?せいぜい10か11?
ウィリー:I'd say probably 2,100. それだとだいたい2100カロリーだね。
アルフ:Heeeh! I'm in big trouble. I'll diet tomorrow. え〜!アルフちゃん大ピンチ。明日からにしようっと。

アルフの食費が家計を圧迫してきたせいで長女のリンは希望する大学をあきらめたほど。オキラクないそうろうのアルフの性格がよく出ている楽しいシーン。I'm in big trouble. の "in" に注目。これは I'm in love.(今恋をしているの。)とか He's in deep sorrow.(かれはとても悲しんでいる。)とかいろいろな「状況にある」時に使われる便利な前置詞。



97/3/13放送「僕たちの地球を守ろう」より


IF YOU DON'T MIND YOUR SON IS
GOING TO INHERIT THE DYING WORLD.
あんたの息子が地球とともに滅びることが決まったぐらいね
ウィリー:Hello. Am I glad to be home? ただいま。今日の損害は?
アルフ:Oh sure. If you don't mind your son is going to inherit the dying world. ありません。あんたの息子が地球とともに滅びることが決まったぐらいね。
ウィリー:What have you done now? 一体何をこわした?
アルフ:I was just showing Brian where the world's rain forests used to be. You know, you guys are really doing a number on this planet. If I were you, I wouldn't expect to get my security deposit back. 俺はただ消えゆく熱帯雨林の写真を見せてただけです。地球という自分の住みかから緑が失われていく。ねえ、ウィリー、こんな滅茶苦茶したらもう敷金返ってこないよ。
ウィリー:Were these free? 写真はただか?
アルフ:Ah, hah, hah! You wish. Now, this is got me really worried, Willy. Everything I read in the paper is bad news. Oil spills, acid rain, toxic dumping, ja ja. は〜、はっは〜。多分ね。でも、マジで俺心配になった。新聞には悪いニュースばっかり出てる。原油の流出、酸性雨に、核廃棄物、過労死。
ウィリー:I know it sometimes looks pretty grim. そりゃあ悲観的になる時もあるさ。
アルフ:Oh, huh, face it. Putting humans in charge of the earth is the cosmic equivalence of letting Eddie Murphy direct. 時も?ねえ、ウィリー、地球を人間に任せるのは、政治をエディ・マーフィに任せるより悪いんじゃない?

アルフとブライアンが熱帯雨林の写真を見ているところへウィリーが帰ってくる。環境問題に目覚めたアルフ。もちろん、これがトラブルのはじまり。do a number on(俗語:だます、もてあぞぶ、傷つける)。



97/3/13放送「僕たちの地球を守ろう」より


IT'S WRONG, DAMN WRONG, SO JUST KNOCK IT OFF.
これはチョウまちがいだから即やめてチョウ
ケート:You are up early. あら、はやいのね
アルフ:I had trouble sleeping. I heard something very disturbing last night. 全然眠れなかったんだ。ゆうべ一晩中ものすごいショックなもの聞いちゃって。
ウィリー:ALF, when, when two people love each other. アルフ、あの、愛しあう人間はね。
アルフ:No. Relax. I wasn't listening at your door. It's something I heard on the radio. 安心しな。そんなの聞いたんじゃないの。ラジオでやってたニュースだよ。
ウィリー:Oh. あ〜。
アルフ:I suppose I don't have to tell you what chlorofluorocarbons are doing to the earth's atmosphere. Although I probably have to tell Kate. 君らはクロロフローロカーボンが地球にどんな悪影響を及ぼすかは知ってるよね?ケイトにはチンプンカンプンかな。
ケート:You mean CFCs? Those manmade chemicals used in coolers, which are responsible for destroying the earth ozone layers. Those chlorofluorocarbons? フロンガスでしょ。冷却用などに使われる化学物質で、地球を取り巻くオゾン層を破壊する原因となる、あのクロロフローロカーボン?
アルフ:Wacky guess. Now spell xylophone. やだね。知ってるとすぐ自慢する。
ウィリー:We're gonna be here for quite a while, aren't we? それくらいは大人の常識だろ。
アルフ:The guy in the radio said this company called Sendrax is one of the nation's largest suppliers of CFCs. ラジオじゃさ、センドラックスって会社が、そのフロンガスを作ってる一番でかい会社なんだってさ。
ウィリー:And now, you're sending a letter to the station to thank them. Please, god, that's all what it is. じゃあ、君のその手紙はラジオ局へためになったという感謝の手紙かな。
アルフ:It happens to be a letter to a headhunter of Sendrax. いいえ、センドラックスの重役にあてた手紙です。
ケート:A letter? Good for you. 手紙?えらいじゃないの。
アルフ:Well, thank you. Anyone care to read it? It's quite, quite, quite, quite, quite, quite, quite good. あら、ありがとう。問題は中味だね。とっても、とっても、とっても、とっても、とっても、とってもいいんだ。
ウィリー:Dear Sendrax. Manufacturing CFCs is a threat to the survival of the planet. In fact I'll go out on a limb and say it's wrong, damn wrong, so just knock it off. センドラックス御中。フロンガス製造は地球にとってよくありません。わたしは声を大にして抗議します。これはチョウまちがいだから即やめてチョウ。
ケート:Very well reasoned. And the use of the glitter pen gives us a certain visual appeal. Good luck. すじは通ってるわね。ラメ入りのペンで書いたところも視覚に訴えてていいわ。がんばって。
ウィリー:Don't, don't encourage him. ケート、励ますんじゃない。
ケート:Oh, Willy. It's just one letter. It's the same thing that we would do. たかが手紙一通よ。わたしだって出すかもしれないわ。
ウィリー:It always starts out harmlessly and openly(?) and we were left there, just left there scrambling for yet another mortgage. いつだって始まりはたわいがないと思う。それを大目に見ているうちに、取り返しのつかないことになって、また銀行ローンを組む。
ケート:You know, he feels strongly about it. And, you know, he's gonna do it anyway. アルフは危機感を感じてるのよ。それに止めたってどうせ無駄なんだから。

隣家の夫婦げんかの原因を詳しく知っているアルフのことだから、いつどこで聞き耳を立てていてもおかしくない。そう知っているふたりはアレを聞かれたのかと焦る。アルフはフロンガスの製造会社に手紙を書いていた。「これはチョウまちがいだから即やめてチョウ」という若者言葉を使って英語のニュアンスを出している苦心の訳。英語でも damn や knock it off は非常に口語的で会社宛の手紙文には見事にそぐわない。go out on a limb(引っ込みがつかないことをする)。



97/3/13放送「僕たちの地球を守ろう」より


THERE'S NO ZONE LIKE THE OZONE.
オゾンこわすと人類オオゾン
アルフ:Dear Sendrax. You should stop making CFCs, because as Gordon Shumway says "There's no zone like the ozone." Much love, Marvin Hemlish. センドラックス殿。フロン製造を中止したまえ。かのゴードン・シャムウェイは言っている。「オゾンこわすと人類オオゾン。」愛を込めて。マイケル・ジョーダン
ウィリー:There's a notation in my checkbook for a 300-dollar payment to the post office. なぜ小切手帳に郵便局へ300ドルも支払った跡があるのか聞きたいな!
アルフ:Oh, oh, oh, and you think I'm responsible, don't you? Because that's what the tone of your voice implies, mister. And if you think you could just waltz in here and accuse me ... ちょっと、ちょっと、ちょっと。どうしてそれが俺のせいだって決めつけるわけ?事実確認もしないでそういうこと言うのはよくないよ。もしも違ってたら、言われた方はどんなに傷つくか考えたことあるの?
ウィリー:Just admit it, ALF, why, why, why, why, why, why, why? 認めるんだ、アルフ、なぜ、なぜ、なぜ、なぜ、なぜ、なぜ、なぜなんだ?
アルフ:All right, all right. I needed to send a thousand letters to Sendrax. And I ran out of the stamps after the first six. I hope that clears up the matter. わかったよ、話すよ。地球を救うため手紙1000通書いたら、6通目で切手がなくなったのよ。事実が明らかになればそれでいいんでしょ?
ウィリー:Did it ever occur to you that when I tape my checkbook to the underside of my sock drawer, it means I don't want you using it? これが机の一番下の引き出しの裏にテープでとめられていたら、使うなという意味だとは思わなかったのか?
アルフ:Well, I'm not a mind reader. そんなこと思ってもみなかったね。
ウィリー:Contrary to the popular belief, I do not exist merely to bankroll you. 何度言やわかるんだ。わたしは君のために働いているんじゃないんだからな。
アルフ:So, that's it, huh? You're cutting me off at the knees. で、俺をどうするの?今夜の夕食はなし?
ウィリー:Consider yourself lucky. Kate is just the foot higher. 運がいいと思え。ケートのむち打ち刑だ。
アルフ:Yeah. She'll have to catch me first. いいもん。捕まったらげっぷしてやる。
ウィリー:I knew it. I knew this was gonna end that way. Why are you always doing this to me without asking me? Why are you always testing my limits? Why is this letter signed Marvin Hemlish? Are they all signed Marvin Hemlish? こんなことになるんじゃないかって思ってたんだ。なぜ君はいつもわたしに断わりもなく騒ぎを引き起こすんだ?なぜわたしを経済的に苦しめるようなことばかり、なぜ、この手紙はマイケル・ジョーダンになってるんだ?全部マイケル・ジョーダンって署名してるのか?
アルフ:No. That would be stupid. Every letter has a different name. But all of them quote me on the radio. See, that way Sendrax will think I've created a grand slam of support. Shockingly clever, isn't it? (The phone bell rings.) If that's Barry Manilow, I'm not home. まさか、そんな初心者じゃないよ。名前は色々変えています。でも引用している言葉は全部シャムウェイなのよ。そうすりゃ敵はゴードン・シャムウェイって超大物だってすぐわかんじゃん。めちゃんこ頭いい作戦でしょ。(電話が鳴る。)バリー・マニローなら、いないって言って。

会社へのメールボム作戦を実行に移したアルフ。その手紙文の決め言葉、「There's no zone like the ozone.(オゾンこわすと人類オオゾン)」。この苦心の訳はすばらしい!こっちの方が英語よりおもしろいのでは?英語の方は zone と ozone で韻を踏んでいて、意味も通るのでそれなりにおもしろいが、わたしは日本語のダジャレの方に軍配をあげたい。Gordon Shumway(アルフの本名)。bankroll(資金を提供する)。



97/3/13放送「僕たちの地球を守ろう」より


THIS STUFF IS WAY COOL!
このグッズ最高かっこいいじゃん
アルフ:Sendrax. "We Care." This stuff is way cool! I can't believe it was free. 「地球にやさしいセンドラックス」。このグッズ最高かっこいいじゃん。本当これタダだったの?
ケイト:So, you're considering his offer, aren't you? ね〜、あなた本気で転職考えてるの?
ウィリー:I know they are not the most socially conscious company in the world, but even so, it gives me a chance to try to affect some change from inside. あ〜、確かに今は地球を汚染している企業だが、社員になって内部に潜り込めば、中から会社をいい方向へ変えていくチャンスが出てくると思うんだ。
ケイト:Uh-huh. そうね。
ウィリー:Oh, I see. You are saying that realistically what kind of change could I affect in that position. そうか、わかったよ。わたし一人が入社したところで何が変わると言いたいんだな。
ケイト:No. いいえ。
ウィリー:So, so, then you're saying it wasn't my eloquent speech, it was just their way of buying me off. そうか、じゃあ、それじゃ、わたしを誘ったのは本心からじゃなくて、わたしを丸め込む手口だと、こう言うんだな。
ケイト:Willy, listen to me. I'm not saying anything. ウィリー、わたしはまだ何も言ってないわ。
アルフ:Kate, will you get off his back? そういう態度が嫌味なんだよ。
ウィリー:You, you think I'm fooling myself, don't you? You think that not only what(?) I'm not doing the right thing but I'm selling out everything I believe in for 75 thousand dollars and the chance to meet Jack Nicolson. 軽薄な男だと思ってるんだろ。自分の信条を簡単に捨てて、7万5千ドルの年俸とジャック・ニコルソンに会うチャンスに目がくらみ、あの会社に魂まで売り渡す最低の男だと、ええ?
アルフ:Would you take the job, Willy? Then you can hire me as your assistant. Together we can destroy the company from within! その話乗んなよ、ウィリー。そいですぐ俺をアシスタントに雇って、二人で会社を内部からぶち壊そう、滅茶滅茶に!
ケイト:ALF, please. アルフ、やめて。
アルフ:It's not without precedent. Look at CBS. 向こうは地球を壊してんだ。文句は言えないよ。
リン:Dad, if there's any chance at all that you can use your position to make a difference from inside the company, don't you think you owe it yourself to try? I mean, really try? パパ、敵の行為につけ込んで、会社を内部から改革しようなんてヒーローぶる前に、今の立場でできることをやるべきじゃない?やるべきことはやったの?
ウィリー:What do you think, Kate? どう思う、ケイト?
ケイト:No, Willy, no, this is your decision. わたしに聞かないで、あなたが答えることなのよ。
ウィリー:What do you really think? でも本当はどう思う?
ケイト:Well, I was thinking about Earth Day. そうね。わたし、アースデーのこと思い出してだ。
ウィリー:Oh, yeah, 1970. あ〜、1970年だった。
ケイト:We organized that sit-in against that company which was polluting the bay, remember? And we had shampooed that carpet and we got this terrible rash and had to spend the night at a free clinic. 海に汚水を垂れ流した会社で座り込みをしたんだけど、そこのじゅうたんを洗った薬品でみんなじんましんが出て診療所で一晩過ごしたわ。
ウィリー:It was quite a sight. Three hundred people from every walk of life, chanting and scratching. Cool my kidding. I'm not taking that job. ありゃすごかった。300人が大声でシュプレヒコールしながら体をボリボリ掻いてた。馬鹿だな、わたしは、あんな話を真に受けて。
アルフ:Oh, but I'm telling you, Willy. We can crush that company in five days, three if we work nights. でも、ウィリー、惜しいじゃない。5日もあれば会社丸ごと潰せるんだよ。残業すりゃ3日よ。
ウィリー:ALF, we'll beat them some other way. Trust me. アルフ、わたしは別の手で戦うよ。まあ見てなさい。
アルフ:All right, all right. ちぇ、つまんねえの。
ウィリー:It will do me good anyway to tell Michaels what he can do with his job. もう一度マイケルズさんに会って手を貸してくれるよう頼んでみるよ。
アルフ:Well, this time when you tell him off, see if they have any jogging suits to go with my hat. そう。じゃ、今度向こうへ行ったら、スエットスーツもあるかどうか聞いてみてくんない。

フロンガス製造会社から訴えられそうになったので、アルフのトラブル始末人ウィリーが会社へ出かけ、おみやげに会社のロゴ入りグッズ(キャップ、Tシャツ、マグカップなど)と就職口をもらってきた。転職を断念したウィリー、今度はロゴ入りスエットスーツを無心するお気楽アルフ。buy off(金を払って免かれる)。get off one's back(人を悩ますのをやめる)。tell off(しかりつける)。



97/3/6放送「タナー家の秘宝」より


WHAT'S THE BIG DEAL?
何さわいでんのよ
ウィリー:Oh, I'm exhausted. ALF, these canteens are empty. What did you do with the water? やあ、つかれたよ。アルフ、水筒がからじゃないか。水はどうしたんだ?
アルフ:I drank it. のみましたよ。
ウィリー:All of it? ぜんぶか?
アルフ:Hey, what's the big deal? You've got a whole desert out here for heaven's sake. 何さわいでんのよ。こんだけ土地が広いのよ。水くらいなんとかなる。
ウィリー:There's no water in the desert! 砂漠に水なんかあるか?
アルフ:There's no water in the desert? What was I thinking? 砂漠に水ないの?じゃどこにあんの?
ウィリー:Ocean? 海だ。
アルフ:You're saying this water thing might be a problem? 水がないとどういうことになるのかなあ。
ウィリー:Only if you consider dying a problem. このままだとひからびてしまう。
アルフ:Well. Here's another fine mess you've gotten us into. え〜〜。あんたのおかげでまたひどい目にあうんだ。

砂漠のどまん中に宝探しに出かけたふたり。獣毛におおわれたアルフの乾きは想像を超えるものがあった。そしてここでもおとぼけを発揮してこのセリフ。What's the big deal? は It's not a big deal. と同じで「どうってことない」ってこと。また、What was I thinking? なんて文は中学校の英語の構文書換え練習ぐらいにしか出てこないかと思っていたら、こんな脳天気な意味で使うんですね。「ボク何考えてたんだろう。なにかボ〜ッとしてたみたい」って感じかな。最後の「あんたのおかげでまたひどい目にあうんだ」のセリフも、いつも誰のおかげで誰がひどい目にあっているかをよく知っている視聴者なら十分笑えるところ。



97/3/6放送「タナー家の秘宝」より


THAT WOULD BE DISGUSTING, WILLY.
気持ち悪いこと言わないで
ウィリー:You are not eating bugs, are you? お〜い、虫を食ってんのか?
アルフ:That would be disgusting, Willy. I'm merely sucking the moisture out of them. You want one? 気持ち悪いこと言わないで。虫の水分を吸って吐き出しただけ。一匹いる?
ウィリー:No, no. いや結構。
アルフ:Are you sure? It tastes a lot better than Kate's meat loaf. And you don't have to drown them in ketchup. やってみ。ケートのミートローフよりうまいから。ケチャップなしで十分いけるよ。
ウィリー:Are you sure this is the right spot? Because I'm hitting nothing but rocks here. だけど本当にここで間違いないんだろうな。掘っても掘っても出てくるのはもう岩ばっかりだ。
アルフ:Of course I'm sure. I'm more than sure. Oh-oh. 間違いないって。そこでいいんだよ。あらら。
ウィリー:I hope that was just a bug that went down the wrong way. Tell me, what oh-oh? 何だ、今の一言はちょっと聞き捨てならないねえ。何が「あらら」なんだ。
アルフ:All right. But, first put down the shovel. わかったよ。でもまずシャベルを置いて。
ウィリー:It's all right. いいよ。
アルフ:One day you're gonna laugh at the time you dragged yourself across the desert and dug a hole in the wrong place. Again, I must insist that you put down the shovel. きっとこれって、いつか笑い話になるんだよ。はるばる砂漠までやって来てさ、穴掘る場所間違えたって。だから、ウィリー、早いことシャベル置きなよ。
ウィリー:How could you make a mistake like that? どうしてそんなこと間違えるんだよ〜。
アルフ:I had the map upside down. You should have gone three paces south. 地図を逆さに見ちゃったのよ。最初は3歩南だった。
ウィリー:You mean to say I've been digging it forty-five minutes and it's the wrong spot? それじゃあ、わたしは今まで45分も違う場所を掘ってたのか〜?
アルフ:Oh, look at the upside. Now we have it trimmed. でも無駄じゃないよ。トイレができたじゃん。
ウィリー:But he had a small grave. 誰か埋めてもいいぞ。
アルフ:All right, relax. Look, all you have to do is move two paces to the right. Or left. 落ち着きなよ。場所はここでいいんだ。まず2歩右に歩き、左か?
ウィリー:Gimme that. 貸しなさい。

水筒やタンクの水を全部飲んでしまったアルフは、虫をしゃぶって水分補給。アルフの指示にしたがってウィリーはただ一人穴掘りを続けていたが、アルフが見ていた地図は逆さまだった!go (down) the wrong way(食べ物が誤って気管に入る、物事がうまくいかない)。



97/3/6放送「タナー家の秘宝」より


OH, SO THAT'S YOUR GAME, HUH?
そうか、それがあんたのねらいなんだ
ウィリー:Listen, ALF, if you wanna dig, dig. I'm through. つべこべ言ってないで掘るんだ。わたしはいやだ。
アルフ:Oh, so that's your game, huh? Work me to death and keep the treasure to yourself. そうか、それがあんたのねらいなんだ。死ぬまで働かせて宝を独り占めする気だな?
ウィリー:You haven't done any work yet. 働いちゃいないだろ。
アルフ:Oh, I'm a drowning alien, not a worker alien. All right, all right. Just keep your hands off my bugs. I know exactly how many they are. 仕方ないよ、俺ワーキングビザないんだもん。わかりましたよ、もう。俺の虫に手を出すなよ。ちゃんと数えてあんだからね。
ウィリー:I'll try to refrain. ご心配なく。
アルフ:Oh, oh, oh, oh, oh, oh! あ〜、いたたたたたた!
ウィリー:What now? どうした?
アルフ:I've got a blister. まめがつぶれた。
ウィリー:In five seconds? たった5秒で?
アルフ:Yeah, I've worked through the pain as long as I could. 俺まめができやすい体質なのよ。
ウィリー:Well, you haven't even tried. いい加減なこと言って。
アルフ:Oh, I can't do it. I can't. I'm hot, I'm thirsty, I'm a little bit country, I'm a little bit rock'n'roll. あ〜、やっぱりだめだよ。できない。暑いし、のど渇いたし、俺ってどう考えても事務系向きだと思う。
ウィリー:ALF, you're hot! アルフ、熱いなあ。
アルフ:Well, my last album didn't go platinum, but Danny said not to worry. そう?俺、クールな男に見られるけど内面はすごく情熱的なの。
ウィリー:Oh, no, your temperature. Of course, I should have realized your fur would have retained all this heat. いやちがう、君の体温だよ。毛皮が熱をため込むんだってことをすっかり忘れてたよ。
アルフ:Oh, that's why you don't find a lot of us in Miami beach. どうりで俺の仲間がマイアミにいないわけだ。
ウィリー:Look, it's over, pal. Why don't you go, just go and sit in the tent. Tomorrow evening we'll just hike out of here. もう穴掘りはやめだ。さあ、すぐテントに入って休みなさい。明日、日が暮れて気温が下がったら出発しよう。
アルフ:OK. But I need to use the small grave first. Turn around and hunch(?). いいよ。でもまずは俺出すもん出してから休む。しばらく後ろ向いてて。

疲れきったウィリーは穴掘りを放棄。仕方なく代わったアルフの労働は5秒しか続かなかった。砂漠の炎天下、毛深いアルフは「カントリーとロックンロール」が混乱し、おかしくなりかけていた。game(もくろみ)。blister(水ぶくれ)。


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