オ フ 会 情 報

当ホームページのオーナーのこれまでの演奏履歴やそのレビュー、今後のステージ演奏の予定などを時系列でご紹介するページです。最新の情報アイテムがページの先頭に表示されるような順番としていますので、アイテム番号のつけ方が通常とは逆の順序となっています。ご了承ください。

46第48回 国分寺市民音楽祭

(1)日時:2011年10月22日(土曜日)午前11時開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 スメタナ作曲:『わが故郷より』
(4)ピアノ伴奏:阿部美礼さん

《レビュー》
毎年秋に実施されている「国分寺市民音楽祭」ですが、今回は3月11日の東日本大震災が起こってから最初に実施される「国分寺市民音楽祭」です。この国分寺の当地にも東北の被災者が避難して暮らしておられます。演奏したスメタナの『わが故郷より』は、故郷の自然の中で遊んだ少年時代を懐かしむ心象風景を描いた作品です。東日本大震災で故郷を失った人々に捧げる気持ちでこの作品を弾こうと思いました。また今回は、チェコなどの東欧の曲を得意としている人をピアノ伴奏者に選びました。なお、音楽祭における出演者の持ち時間は10分で、この作品はコンプリートに弾くと14分弱かかるので、第2楽章の一部を割愛しました。割愛部分は最初から12小節目の3拍までと、90小節目から105小節目までです。
 作品はけっこう手ごわいといってよろしいでしょう。ピアノパートは単なる伴奏ではなく、例えばシューマンの『オーボエのための3つのロマンス』のように、ピアノパートにも厚い和声と音楽的役割が与えられ、緻密なアンサンブルが要求されます。また、作品の随所に、例えば山の頂上でさわやかな夜明けを迎えているかのような情景、草花咲き乱れる草原で鬼ごっこをしてたわむれているような情景、故郷を心から愛し誇りに思う気持ち等が投影された色彩感豊かな音の響きになっています。
 客席で聴いてくれた人たちの感想を伺うと、意外に評判が良く、「高い音域でもヴァイオリンがピアノに負けないでバランスしていて良かった」、「ピアノ伴奏者の音色がとても素敵だった」、「tomtomさんは年々うまくなっているので、将来が楽しみ」といった感想を伺うことができました。一方、「もっといい弓を使うともっと深みのある音が出る」、「ピッチカートがもっと明瞭な音が出るとよい」といった今後の精進をしていくうえで参考になる意見も伺うこともできました。


45.音連春のコンサート

(1)日時:2011年5月15日(日曜日)午前10時開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 ベートーヴェン作曲:『ロマンス 1番 ト長調』
 フォスター作曲:『金髪のジェニー』
(4)ピアノ伴奏:一戸歌奈さん

《レビュー》
今回は地元国分寺に優秀なピアノ伴奏者を得ることができ、非常に有意義な演奏会となりました。今回演奏した曲は、まず最初にベートーヴェン作曲の『ロマンス1番 ト長調』と、2曲目にフォスターの『金髪のジェニー』です。ベートーヴェンの『ロマンス』は、原曲は『独奏ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス』で、そのオーケストラパートをピアノ伴奏で代替します。このため、ピアノ伴奏者は、オーケストラの音をイメージしながら伴奏の音作りを工夫する必要があります。今回の伴奏者の一戸さんは、このあたりのツボをよく把握して、日向になる部分と影になる部分とのメリハリをきちんとつけながら伴奏してくださいました。このため私はのびのびと自然に弾くことができたと思います。またこの作品の演奏にあたっては、独奏ヴァイオリンパートは、ヴァイオリンソナタにおけるヴァイオリンパートや小品におけるヴァイオリンパートとは異なり、むしろ単一楽章のコンチェルトの趣を持っていますので、コンチェルトのソリストとしての心構えで弾くことが望ましいといえましょう。一方、2曲目の『金髪のジェニー』は典型的なヴァイオリン小品で、小品がもっているファンタジーを歌うというマインドで臨むことが必要になると思います。会場で聴いていただいたお客さんの評価は上々で、これからの演奏活動への自信につながるものでした。


44.第47回 国分寺市民音楽祭

(1)日時:2010年10月23日(土曜日)午前11時開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 エルガー作曲:『愛の挨拶』
 フォーレ作曲:『子守唄』
 シューマン作曲:『ロマンス』作品94−2
(4)ピアノ伴奏:久保田直子さん

《レビュー》
2005年の秋からずっとヴィオラを弾いてきましたが、久しぶりにヴァイオリンに戻ることにしました。ヴァイオリンからヴィオラに移行するのと、ヴィオラからヴァイオリンに移行するのとでは、後者のほうが難しいです。ヴィオラを弾く期間が長くなればなるほどその移行は困難になってきます。そこで、ここいら辺で一旦ヴァイオリンに戻ることにしたのです。そのヴァイオリンによる演奏活動のスタートを切るものとして小品を選びました。今年はシューマンイヤーなので、シューマンの作品を含めることにしました。
 今回はピアノ伴奏の久保田さんの伴奏に向かうモティベーションがやや低調でした。その理由を分析してみると、ひとつ思い当たることが、お支払している謝礼の金額が低いかもしれないということです。久保田さんに対しては合奏練習における謝礼はお支払しておらず、本番謝礼と2回の出張手当のみのお支払でした。しかし、この比較的低額の謝礼のお支払はなにも今回始まったことではないため、やや説得力に欠けます。もうひとつ考えられることは、今回は伴奏をお願いするのが5回目で、馴れ合いの感情が生じ始めていたかもしれないことです。同一伴奏者に何回か続けて伴奏をお願いする場合に、馴れ合いの感情を排して伴奏者をいかにうまくモティベートしていくかということは、今後の私の課題かもしれません。モティベーションの自律的コントロールはむしろ伴奏者本人の問題だ、という考え方もありえます。そうだとすると、謝礼は伴奏者にモティベーションの自律的コントロールをしてもらうためのインセンティブであるという見方もできそうです。
 本番の出来栄えはまあまあといったところでしょうか。来場いただけた知人の批評では、最初の『愛の挨拶』の出来が一番良かったとのことです。この曲は実は事前にヴァイオリンの先生のレッスンを受けていました。本当は最後のシューマンの『ロマンス』にもっとも重点を置いていたつもりなのですが、案外あなどれない難曲でした。


43.音連春のコンサート

(1)日時:2010年5月23日(日曜日)午前11時30分開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 シューマン作曲:『アダージョとアレグロ』
(4)ピアノ伴奏:和田尚子さん

《レビュー》
2010年はシューマン生誕200年にあたり、いわばシューマンイヤーなのです。普段ピアノ伴奏をお願いしている久保田直子さんがご多忙であるため、マイミクの中で歌の伴奏で活躍されている和田尚子さんにお願いすることにしました。和田さんは伴奏者としてなかなかの掘り出し物(こんなことを申し上げては失礼か)でした。伴奏者としてしっかりしたプロフェッショナルマインドで伴奏に臨んでいただけました。例えば、他の出演者の演目におけるピアノ伴奏のホールにおける音の通り方を事前に客席で観察し、その観察結果を自身の演奏に反映させるなどの工夫をしていただけました。どうも、私がステージで演奏しながら感じていたピアノとの音響バランスは、ピアノの音が大きすぎるようでした。和田さんが実際に出した音量は、私にはやや控えめすぎると感じられましたが、実際はその程度の音量で、客席のお客さんは良好な音響バランスであると感じるようです。実際、今回の演奏ステージでは、和田さんと共通のマイミクであるエカテリーナさんに来場いただいて客席で聴いてもらうことができたのです。終演後、近くの「サイゼリア(イタリア風ファミリーレストラン」で軽く打ち上げをして感想を伺ったのですが、音響バランスは良好とのことでした。今後の演奏活動を展開していくうえで参考になる体験でした。


42.第46回 国分寺市民音楽祭

(1)日時:2009年10月24日(土曜日)正午開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 シューマン作曲:『おとぎの絵本』から第1、4曲
(4)ピアノ伴奏:久保田直子さん

《レビュー》
シューマンの『おとぎの絵本』はなかなか個性的な作品です。この曲をきちんと解釈して演奏するのは大変かもしれません。今回は、演奏時間の都合上、第1曲と第4曲とを抜粋して演奏することにしました。第1曲と第4曲とを抜粋したのは、第2曲と第3曲とは技術的には結構難しいからです。しかし例えば第4曲などは、進行がゆったりしていて休符が多く、メリハリが弱いので、ピアノパートを聴きながら演奏するという点では難しい要素を含んでいます。実際、本番では第4曲の演奏の終わりのほうで落ちてしまいました(すぐに復旧しましたが)。いつか第2曲、第3曲もまとめて演奏する機会を得たいものです。


41.第29回 ドルチェの会

(1)日時:2009年6月11日(木曜日)午前11時開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 ブルッフ作曲:『コル・ニドライ』
(4)ピアノ伴奏:久保田直子さん

《レビュー》
 ドルチェの会に出演するのはこれで3回目です。今回演奏する曲は前年7月に千葉で演奏した、私がヴィオラ曲の中で最も愛する曲です。しかし地元ではまだ演奏していないので、この機会にぜひ演奏しておこうと考えました。やはり、好きな曲は気合が入り、充実した演奏ができたと思います。終演後に来場頂いた方の感想を伺いましたが、なかなか好評でした。なお、今回の演奏会にも、地元のマイミクのやまじゃきさんが聴きに来てくれました。


40.2009年音連春のコンサート

(1)日時:2009年5月17日(日曜日)午前11時開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 ブラームス作曲:ビオラソナタ第1番第2,4楽章
(4)ピアノ伴奏:久保田直子さん

《レビュー》
前年秋の第1楽章の演奏はなかなか難しく、難渋しましたが、今回の第2楽章、第4楽章の演奏はなかなかうまくいったと思います。第2楽章は緩叙楽章なので、はじめやすいというところがあります。第4楽章は、ビバーチェなので、もう少し速いテンポのほうが良かったかもしれません。しかしやや速めのアレグロぐらいのテンポで弾けていますので、それほど問題はないのではないかと考えています。実際に客席で聴いてくれた人の感想を聞かなければ分かりませんが、音響バランスもそう悪くはなかったのではないかと考えています。第3楽章の演奏がまだ未トライとなっていますが、いずれ機会があればチャレンジしてみたいものです。


39.第45回 国分寺市民音楽祭

(1)日時:2008年10月18日(土曜日)午後1時開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 ブラームス作曲ビオラソナタ第1番1楽章
(4)ピアノ伴奏:久保田直子さん

《レビュー》
アイテム番号第3番の演奏曲目と同じです。今回の演奏では、精神面での充実が不十分で、あまり良い演奏ができなかったと思います。期待をもって演奏会場に駆けつけてくださった方々、期待を裏切るような出来栄えだったかもしれません。申し訳ありません。しかし、この演奏会の後、マイミクのやまじゃきさんを含めて打上会をもつことができました。


38.Summer Concert Vol. 3

(1)日時:2008年7月12日(土曜日)
(2)場所:行徳文化ホール(千葉県市川市)
(3)演奏曲目:
 ブルッフ作曲『コル・ニドライ』
(4)ピアノ伴奏:田子まり恵さん

《レビュー》
このコンサートは、西條美紀子さんという方が主宰するミュート・リートというサークルのコンサートです。演奏した曲は、私がビオラ曲の中ではもっとも愛する曲といっていい、ブルッフの『コル・ニドライ』です。この演奏のもようは専門の録音業者によってDVDに録画されました。マイミクの何名かの方にコピーを配布して鑑賞していただきましたが、なかなかの好評でした。


37.第44回 国分寺市民音楽祭

(1)日時:2007年10月14日(日曜日)午後1時開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 フォーレ作曲『エレジー』
 フォーレ作曲『シチリアーノ』
(4)ピアノ伴奏:畑渚さん

《レビュー》
 今回伴奏していただいた畑渚さんは、ご自分でリサイタルを実行できるほどの実力の持ち主。今回演奏した曲も、例えば『エレジー』は伴奏パートもなかなかの難曲ですが、余裕綽々で弾いていただきました。マイミクのよしみでノーギャラで伴奏してくださり、まことにありがとうございます。リサイタルのときは伺わず不義理をして申し訳ございませんでした。
 ところで2006年の第43回国分寺市民音楽祭は、10月21日(土曜日)と22日(日曜日)との両日、国分寺市立いずみホールで行われましたが、この回は出演しませんでした。


36.楽友クラブ第6回連弾演奏会

 当ホームページのオーナーが昨年入ったピアノサークル「楽友クラブ」において、「第6回連弾演奏会」が開催されます。ピアノサークル「楽友クラブ」では、ピアノソロの発表演目を中心とした「定期演奏会」と、2台ピアノの発表演目を中心とした「連弾演奏会」とがパラレルに進行しています。今回、当ホームページのオーナーは、2台ピアノの発表演目を中心とした「連弾演奏会」である「第6回連弾演奏会」において、ブラームスのヴィオラソナタ第1番の第1楽章を演奏します。
 
(1)日時:2006年1月8日(日曜日)午後1時30分開演
(2)場所:新宿区立角筈(つのはず)区民ホール
(3)演奏曲目:
 ブラームス作曲『ヴィオラソナタ第1番ヘ短調』から第1楽章
(4)ピアノ伴奏:久保田直子さん

《レビュー》
 相当な難曲なので演奏にはこれから改善していかなければならない点は多々ありますが、私としては今回の成果に非常に満足しており、幸せな気持ちでいっぱいです。この幸福感はどこから来るのかな、と考えて見ますに、やはり作品の演奏を通じてブラームスの心に触れることができたからではないでしょうか。特に今回はビオラの作品だというところが意味深いかもしれません。ブラームスがどんな気持ちでこの作品を書いたか、演奏していると、ブラームスの心情がビンビンと伝わってくるような気がします。ブラームスのたましいが共演者の久保田直子さんを含め、私たちの心を深いところで温めてくれたような気がします。


35.第42回 国分寺市民音楽祭

 国分寺市では、毎年秋、国分寺市音楽連盟主管のもとで、国分寺市民音楽祭が行なわれています。通常連続する土曜と日曜の2日間にわたって、国分寺市立いずみホールにおいて、多数の出演者が参加して行なわれます。今年の国分寺市民音楽祭は、10月22日(土曜日)と23日(日曜日)の2日にわたって開催されます。今回も、器楽、声楽、コーラス、アンサンブル等の様々なカテゴリーの演目が多彩にプログラムを彩っています。このイベントに、当ホームページのオーナーが出演します。出演の演目は、「ビオラ独奏」で、プログラムの10番目になります。

(1)日時:2005年10月22日(土曜日)午後1時開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 バッハ作曲『アリオーソ』
 ラフマニノフ作曲『ヴォカリーズ』
(4)ピアノ伴奏:小川真弓さん

《レビュー》
 今回の演奏会場は、よく利用しているいずみホールなので、落ち着いて演奏できました。しかも今回演奏した曲はすべて1週間前に演奏した曲なので、経験が役立ちました。新宿区立牛込箪笥ホールで弾いたときは、華やかな音が豊かに発散するようなところがありましたが、今回は内向的な感じで、緻密で滑らかなベルベットのような感触の演奏になりました。演奏している曲は同じ作品でも、違う演奏になる、という点が非常に興味深いです。なお、第42回国分寺市民音楽祭のプログラムのあらましはこちらをごらんください。


34.楽友クラブ第8回定期演奏会

 当ホームページのオーナーが最近入ったピアノサークル「楽友クラブ」において、「第8回定期演奏会」が開催されます。ここで、ヴィオラ小品を3曲演奏しました。

(1)日時:2005年10月15日(土曜日)午後2時開演
(2)場所:新宿区立牛込箪笥(たんす)ホール
(3)演奏曲目:
 バッハ作曲『アリオーソ』
 パラディス作曲『シチリアーノ』
 ラフマニノフ作曲『ヴォカリーズ』
(4)ピアノ伴奏:久保田直子さん

《レビュー》
 これまでずっとヴァイオリンを手掛けてきましたが、久しぶりにヴィオラのレパートリーを開拓してみようと思います。今回参加した演奏会の会場である新宿区立牛込箪笥(たんす)ホールは、私にとって初めてのホールでした。会場の様子や雰囲気をつかんで精神統一をはかるためには、もう少し早めに会場に乗り込んでおくべきだったと反省しています。開演の1時間前にかろうじて滑り込んだ、という感じです。このため、本番では数箇所音のミスが発生しました。しかしまあ、全体としてはある程度の出来だったと思います。特に共演者との音楽の流れの呼吸はほぼぴったり合ったような手ごたえです。また、音響バランスも(これは厳密には客席にいる人の意見を聞かなければならないことではありますが)、かなりいい線いったのではないかと判断しています。


33.第41回 国分寺市民音楽祭

(1)日時:2004年10月24日(日曜日)午前11時開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 エルガー作曲:『愛の挨拶』
 ベートーヴェン作曲:『ロマンス ヘ長調』
(4)ピアノ伴奏:高松みのりさん

《レビュー》
 今回伴奏していただいた高松みのりさんは地元のピアニスト。現在は大阪に嫁いでしまわれました。非常に的確な伴奏をされます。今回の2曲のプログラム構成は、じつは演奏時間の持ち時間をオーバーしているのです。しかしどうしてもこの2曲を弾きたかったので、強引にエントリーしてしまいました。演奏はなかなか好評でした。聞こえてきた感想の中には「ありゃ楽器がいいな…」という批評も。ま、それでもいいさ。なお、2003年、2002年の国分寺市民音楽祭には出演していません。


32.Adagio コンサート

(1)日時:2004年8月7日(土曜日)午前11時30分開演
(2)場所:大田区アプリコ小ホール
(3)演奏曲目:
 ベートーヴェン作曲:ヴァイオリンソナタ第9番『クロイツェル』より第2楽章
(4)ピアノ伴奏:宮嶋俊平さん

《レビュー》
 今回の演奏機会では、持ち時間が12分しかなく、約15分必要とするこの楽曲の演奏もやむなく一部を割愛しました。割愛した部分は第3変奏の繰り返しを省略、また第4変奏のはじめのおよそ半分を省略しました。このアプリコホールは、それほど大きなホールではありませんが、設置されているピアノはスタインウェイのDタイプ(フルコンサートグランド)です。かなり贅沢な選択ですね。豊富な音量に負けないよう、私も立派な音で弾くよう心がけました。コンサート全体は遅滞なくやや早めに終了しました。結果から言うと、あと2,3分余計に弾かせてもらってもよかったのではという感想をいだきましたが、演奏機会を与えてくれたことにまず感謝です。的確な伴奏をしてくれた宮嶋さんにも感謝です。


31.2003年 ウイーン・オフ 

(1)日時:2003年1月25日(土曜日)午前11時開演
(2)場所:府中芸術の森ウィーンホール
(3)演奏曲目:
 ベートーヴェン作曲:ヴァイオリンソナタ第9番『クロイツェル』より第3楽章
(4)ピアノ伴奏:宮嶋俊平さん

《レビュー》
 オフ会は基本的には公開形式ではなく、その意味では正式なコンサートとは異なりますが、今回のオフ回は大変立派な会場で行われていますので、記載することにしました。一人(一組)あたりの持ち時間は約10分。この制約の中で演奏効果のある作品を選んでいくのは結構難しいです。しかし今回は伴奏者の宮嶋さんがノンプロの伴奏者としては大変優秀な方で、的確な伴奏をしてくれることが期待できましたので、ベートーヴェンの名曲『クロイツェル』から第3楽章を演奏することにしました。最初の出だしがP(ピアノ)なので、もっと音量を抑制してスタートするべきだったと反省していますが、全体としてはかなりいい出来だったのではないかと評価しています。


30.2002年 音連春のコンサート

(1)日時:2002年5月26日(日曜日)午後1時30分開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 ベートーヴェン作曲:ヴァイオリンソナタ第4番イ短調より第1、3楽章
(4)ピアノ伴奏:宮嶋俊平さん

《レビュー》
演奏時間の制約上、全楽章の演奏はちょっと無理だったので、第1楽章と第3楽章とを演奏することにしました。第1楽章の中の難しいパッセージは練習では完璧には弾けず、本番でもちゃんとは弾けませんでした。しかし全体としてはけっこう良い出来だったと思います。お客さんも多く、評価も上々でした。ベートーヴェンの作品は5番『春』と9番『クロイツェル』ばかりが人気を独占していますが、こういった隠れた名曲も、本当はもっと演奏されるべきです。


29.2002年 ウイーン・オフ

(1)日時:2002年1月19日(土曜日)午前12時開演
(2)場所:府中芸術の森ウィーンホール
(3)演奏曲目:
 クライスラー作曲:『ロンディーノ』
 クライスラー作曲:『テンポ・ディ・メヌエット』
 クライスラー作曲:『シンコペーション』
(4)ピアノ伴奏:宮嶋俊平さん

《レビュー》
いわゆる「オフ会」というものの概念を、このオフ会参加を通じて初めて理解しました。オフ会とは、「オフラインミーティング」の略で、ふだんインターネット上のサークルを通じて交流している仲間が、インターネットの回線(つまりライン)を離れて、リアルに触れ合う場という意味なんですね。演奏会場がとても魅力的なので、参加させてもらうことにしました。演奏曲目としてとりあげたのが、クライスラーの作品です。3曲目の『シンコペーション』は私の大好きな作品。ホールの音響も大変素晴らしかったです。終演後の打上会では、ある方から「(伴奏者と)組んで何年になるんですか?お二人の息がぴったりですね」と評してくれました。


28.第38回 国分寺市民音楽祭

(1)日時:2001年10月27日(土曜日)午後6時開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 ドボルザーク作曲:『ユーモレスク』
 パラディス作曲:『シチリアーノ』
 シューマン作曲:『3つのロマンス』作品94−2
(4)ピアノ伴奏:宮嶋俊平さん

《レビュー》
1曲目と3曲目はけっこう難しいです。1曲目は、重音の音程がひとつテーマになります。また、3曲目は、シューマンの作品らしく小品にしてはピアノパートが厚く、ピアノとのアンサンブルがひとつのポイントになります。特に全体が3部形式になっているのですが、その中間部の大きくうねる部分で、ピアノパートが的確に支えてくれるかがポイントになります。その点、高い技術を持った宮嶋さんのピアノは申し分のない出来でした。


27.第21回 ドルチェの会

(1)日時:2001年6月15日(金曜日)午後6時30分開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 フォスター作曲ハイフェッツ編曲:『金髪のジェニー』
 クライスラー作曲:『ロンディーノ』
 マスネ作曲:『タイスの瞑想曲』
(4)ピアノ伴奏:宮嶋俊平さん

《レビュー》
 「ドルチェの会」は地元の音楽指導者、三葛(みかつら)妙子さんが主宰するコンサートの会です。ドルチェの会のコンサートは毎年6月に地元の国分寺いずみホールで行われます。私はこの会が大好きで、出演こそめったにしませんが、ほぼ毎年聴きに行っています。逆に出演するときは気合をいれて出演します。今回も出演は、楽器を買い替えて初めての公開コンサートのステージに立つことになったので、楽器の可能性と演奏者としての自分の可能性を占う大事な演奏機会と位置付けました。結果は上出来で、伴奏者の宮嶋さんからも、「いままでの中で一番素敵な演奏だった」と言っていただきました。また、この演奏会には、1年ほど通っていたピアノ教室の浅水浩美先生も来場してくれました。浅水先生も「素敵な演奏でした」と言ってくれました。


26.1998年 音連春のコンサート

(1)日時:1998年5月24日(日曜日)午後1時開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 ブラームス作曲:ヴァイオリンソナタ第2番イ長調より第1、3楽章
(4)ピアノ伴奏:落合伸昭さん

《レビュー》
 ブラームスの作品はなかなか骨のある難曲です。この曲の演奏では、第3楽章の途中で「落ちて」しまいまして、私のようなアマチュア演奏家が安易に試みる曲ではないかもしれません。しかしチャレンジ精神は買ってもらいたいと思います。この曲は実は第2楽章が大好きです。APA(日本アマチュア演奏家協会)の西武線沿線例会の発表会で全楽章弾いたことがあります。汗だくだくになりました。いつかはこのレベルの曲がある程度余裕をもってちゃんと弾けるようになりたいものです。


25.第8回 いずみ春の祭典

(1)日時:1998年3月7日(土曜日)午後12時30分開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 シューマン作曲:ヴァイオリンソナタ第1番イ短調より第1、3楽章
(4)ピアノ伴奏:落合伸昭さん

《レビュー》
 この曲は第1楽章がとても「かっこいい」のであこがれの曲のひとつです。ドラマチックで深みがあります。ただし、第3楽章は作曲の観点からあまりいい出来であるとはいえないと思います。第2楽章にはメルヘンチックな情緒が漂っていてなかなか魅力的ですが、演奏時間の制約の関係上、第1、第3楽章を抜粋して演奏することになりました。終演後、簡単な打上会を行いました。私の勤め先のGE横河メディカルシステム(現在GEヘルスケアジャパン)の同僚の方や横河電気の室内楽愛好家の方も応援に駆け付けていただきました。


24.第7回 いずみ春の祭典

(1)日時:1997年3月8日(土曜日)午後12時30分開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 ベートーヴェン作曲:ヴァイオリンソナタ第9番イ長調より第1楽章
(4)ピアノ伴奏:落合伸昭さん

《レビュー》
 おそらくあらゆるヴァイオリンソナタの中でも最も難しい曲のひとつです。しかし最も憧れている曲でもあります。このため、アマチュアヴァイオリニストの行動としてはやや無謀とは感じられましたが、チャレンジしてみることにしました。本番では、最初の「アダージョ・ソステヌート」の部分がうまく弾けませんでした。この部分は、ピアノとの合わせはなく、ヴァイオリンが純然たるソロで出ます。このため、練習の盲点になってしまったようです。しかしこの部分を過ぎてピアノとの合奏の部分になるとどんどん良くなり、聴きに来てくれた家族も高く評価してくれました。


23.第33回 国分寺市民音楽祭

(1)日時:1996年10月27日(日曜日)午後12時開演
(2)場所:国分寺いずみホール
(3)演奏曲目:
 ブラームス作曲:ヴィオラソナタ第2番変ホ長調
(4)ピアノ伴奏:落合伸昭さん

《レビュー》
 この曲を全楽章弾くと20分弱かかります。3楽章編成のソナタの場合は、第1楽章と第3楽章を抜粋し、第2楽章を割愛するという方法を採ることが多いのですが、この作品に限っては、第2楽章が大変魅力的なので、第2楽章を含めて演奏することにしました。そのかわり、第3楽章は一部を割愛して短縮しました。その第2楽章の演奏では伴奏の落合さんが、練習のときはふつうに弾いていたのですが、本番は格段に熱いノリで弾いてくれました。終演後、CD制作をしようかというような話も出たのですが、まだ実現するに至っておりません。


22.音楽連盟 クリスマスコンサート

(1)日時:1995年12月14日(木曜日)午後7時開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 ベートーヴェン作曲:ヴァイオリンソナタ第6番イ長調
(4)ピアノ伴奏:落合伸昭さん

《レビュー》
 ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第6番は、ベートーヴェンの10曲あるヴァイオリンソナタの作品群の中でかなり上位に位置づけられる作品です。にもかかわらず、専門家のリサイタルで意外と取り上げられにくいのは残念です。今回、全楽章を弾くチャンスをいただきましたので、チャレンジしてみました。全体の演奏時間はけっこう長いので、全曲弾き終えたときはほとんどふらふらになりました。しかしやりがいのあるチャレンジでした。


21.第32回 国分寺市民音楽祭

(1)日時:1995年11月19日(日曜日)正午開演
(2)場所:国分寺いずみホール
(3)演奏曲目:
 ブラームス作曲:ピアノ三重奏曲第1番から第1楽章
(4)ピアノ:伊藤彩さん、チェロ:森本卓さん

《レビュー》
 市民音楽祭で久しぶりのピアノトリオでの演奏です。私はこのブラームスのピアノ三重奏曲第1番が大好き。特に第1楽章が好きです。同じくこの曲を愛好するピアノ奏者の方とチェロ奏者の方とを調達することができたので、公開演奏のステージに乗せることにしました。この演奏の模様は、VCRに録画してレビューしてみました。一部に音のハモリが悪い部分があったので、楽譜を詳細に見てみると、私が音を半音間違えていることに気が付きました。やはり楽譜は充分に気を付けて見なければいけませんね。終演後に会場で聴いていただいた方の感想を伺うと、「よくあれだけ技術を身につけた」と言っていただけました。


20.第5回 いずみ春の祭典

(1)日時:1995年3月11日(土曜日)午後6時開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 モーツァルト作曲:ヴァイオリンソナタ イ長調 K526より第1、3楽章
(4)ピアノ伴奏:落合伸昭さん

《レビュー》
 この曲は、30曲あまりあるモーツァルトのヴァイオリンソナタの作品群の中では間違いなく5本の指に入る力作です。モーツァルトのヴァイオリンソナタは、自身のオペラの世界を彷彿とさせる華やかでにぎにぎしい楽しさがあります。この作品の場合、第3楽章が特にそうなのではないでしょうか。全体的にテンポが速めなので、技術的にはけっこう難しいですが、なかなかの演奏ができたと思います。


19.第31回 国分寺市民音楽祭

(1)日時:1994年11月13日(日曜日)正午開演
(2)場所:国分寺いずみホール
(3)演奏曲目:
 ブラームス作曲:ヴァイオリンソナタ ト長調 『雨の歌』より第1楽章
(4)ピアノ伴奏:落合伸昭さん

《レビュー》
 ヴァイオリンソナタのような室内楽曲を楽章抜粋で弾く場合は、その楽章の自己完結性がけっこう重要になってきそうです。最終楽章を含めて演奏をする場合はまだいいのですが、例えば第1楽章だけを抜粋演奏する場合は、特にそうです。その点、このブラームスのヴァイオリンソナタ『雨の歌』の第1楽章はもうしぶんのない構成となっているといえましょう。客席で聴いていただいた方の感想によれば、高音部がすごくよく鳴っているとのことでした。実は弓を新しいものに替えたばかりだったのでした。その成果が出たようです。


18.第14回 ドルチェの会

(1)日時:1994年6月11日(土曜日)午後6時30分開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 モーツァルト作曲:ヴァイオリンソナタ ホ短調 K304
(4)ピアノ伴奏:落合伸昭さん

《レビュー》
 この曲は、30曲余りあるモーツァルトのヴァイオリンソナタの作品群の中で唯一短調の作品です。2楽章編成でシンプルな構成ですが、深い美しさがあります。そういう作品の性格を演奏を通じていかに造形するかがポイントです。ところで、私は会場に向かう途中、楽器を電車の網棚の上に置き忘れるという大失態をしてしまいました。しかもちょうど弓を新しいものに買い替えたばかり。電車を降りてそのことに気が付いたときは、冷や汗たらたら、喉はからから、顔は真っ青になりました。幸い、電車の終点の駅(高尾駅)で駅員の手によって確保されており、安堵しました。


17.第4回 いずみ春の祭典

(1)日時:1994年3月12日(土曜日)正午開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 ベートーヴェン作曲:ヴァイオリンソナタ第8番ト長調
(4)ピアノ伴奏:落合伸昭さん

《レビュー》
 今回演奏する曲は、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタの作品群の中では比較的小ぶりですが、中身は充実しています。快活で自由奔放な雰囲気がよく出ています。演奏時間が比較的恵まれていたため、全楽章弾かせていただきました。客席で聴いていただいたある方の感想では、「聴いていて気持ち良く、つい寝入ってしまった」とのことです。ベートーヴェンの作品の弾き方は、基本的に奇をてらわず淡々と作品に語らせるという姿勢が望ましいと思います。


16.第30回 国分寺市民音楽祭

(1)日時:1993年11月21日(日曜日)正午開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 モーツァルト作曲:ピアノ三重奏曲 変ロ長調 K502から第1、3楽章
(4)ピアノ:山岡みどりさん、チェロ:木村俊輔さん

《レビュー》
 もうかなり昔の公演になりますのでレビューはなしです。


15.第3回 いずみ春の祭典

(1)日時:1993年3月13日(土曜日)午後6じ30分開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 ブラームス作曲:ヴァイオリンソナタ第2番イ長調
(4)ピアノ伴奏:田中洋一さん

《レビュー》
 今回の伴奏ピアニストの田中洋一さんは、雑誌の『音楽の友』の広告に共演パートナーを募集していた人に、私がいわば応募するような形で組んでもらった人です。職業は私立の進学高校で数学を教えています。ともにひとつのサークルのメンバーであるなど共通の基盤があるわけではないので、充分な親和性を構築することはできなかったように思います。そんな中でも、ブラームスのヴァイオリンソナタ第2番という大曲をステージに乗せることができたのですから、自分なりによくやったと言えるのかもしれません。


14.コンサート・ア・ラ・カルト (コンサート情報誌『響』100号記念)

(1)日時:1993年1月24日(日曜日)午後1時開演
(2)場所:府中の森芸術劇場ウィーンホール
(3)演奏曲目:
 ベートーヴェン作曲:ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調 『幽霊』
(4)ピアノ:梶ひとみさん、チェロ:福島有希子さん

《レビュー》
 このコンサートは出演者のほとんどがプロ級の方々ばかりなので、私のようなアマチュア演奏家が出演機会をいただくのはやや場違いなところがあります。しかし共演してくれたピアノの梶ひとみさん、チェロの福島有希子さんのご両人は、共に武蔵野音楽大学ご卒業で、演奏活動もされている方なので、このピアノトリオのユニット全体の実力の平均値は充分その他の出演者のレベルにバランスしうると考えました。実際、演奏会終了後の打ち上げ会では、日野市民オーケストラのコンサートマスターをしている女性から、「良く弾きますね〜」とお褒めの言葉をいただきました。また、演奏を録画したVCRを、あるプロ弦楽四重奏団のヴィオラ奏者の方に見ていただいたところ、「相当アナリーゼをやっているのでしょうね」と言ってくれました。しかし課題もあります。ヴァイオリンの音程がもう少しシャープに決まるといいと思います。音響バランスは、チェロがもう少し音量が欲しいと思います。このあたりは経験が重要ですね。


13.第29回 国分寺市民音楽祭

(1)日時:1992年11月8日(日曜日)正午開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 モーツァルト作曲:ピアノ三重奏曲 ト長調 K564から第1、3楽章
(4)ピアノ:安藤優佳さん、チェロ:木村俊輔さん

《レビュー》
 もうかなり昔の公演になりますのでレビューはなしです。


12.室内楽サマーコンサート

(1)日時:1992年8月8日(土曜日)午後6時30分開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 モーツァルト作曲:ヴァイオリンソナタ ト長調 K301
 ベートーヴェン作曲:ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 『大公』
(4)ピアノ:小川誠さん、チェロ:戸村聡子さん

《レビュー》
 2回目の自主制作コンサートです。私のようなアマチュア演奏家がコンサートを制作するというのはエネルギー的に相当無理があると痛感しました。この興業をやり終えた後はくたくたに疲労こんぱいしました。これ以降、自主制作コンサートは行っておりません。やはり、市民音楽祭のようなある意味の合同コンサートに相乗りするような形で行うのがよろしいと思います。そうはいっても、ベートーヴェンのピアノトリオ『大公』のような大曲を全楽章演奏しきる経験はなかなか貴重なものでしょう。プロの演奏家、特にピアニストからもうらやましがられそうです。このコンサートでのその他の演目は、フランク作曲ヴァイオリンソナタ、リスト作曲『2つの演奏会用練習曲』より「森のささやき」、ショパン作曲スケルツォ2番でした。


11.音楽連盟 初夏のコンサート

(1)日時:1992年7月12日(日曜日)午後1時開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 ハイドン作曲:ピアノ三重奏曲第39番 ト長調 
(4)ピアノ:安藤優佳さん、チェロ:木村俊輔さん

《レビュー》
 もうかなり昔の公演になりますのでレビューはなしです。


10.第2回 いずみ春の祭典

(1)日時:1992年3月15日(日曜日)午後12時30分開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 ドボルザーク作曲:『4つのロマンチックな小品』から 第4曲
 ブラームス作曲:ヴァイオリンソナタ第3番 ニ短調 から第1楽章
(4)ピアノ伴奏:小川誠さん

《レビュー》
 「いずみ春の祭典」という名称で呼ぶようになってから最初のコンサートです。この演奏機会では、山内恵子さん(Vn)、津山博子さん(Pf)という優秀な出演者がいましたので、この方々と共に、一つの曲のリレー演奏を試みることにしました。私たちがブラームスのヴァイオリンソナタ3番の第1楽章を弾いた直後、次の演目としてこのお二人に出演していただき、同じブラームスのヴァイオリンソナタ3番の第2楽章から第4楽章までを弾いていただきました。演奏者の曲の雰囲気つくりの傾向は当然異なるので、そういう不統一感はある程度免れえないものがありますが、試みとしては面白かったのではないかと考えております。


9.第2回 APA有志によるクラシック・ジョイントコンサート

(1)日時:1992年1月25日(土曜日)午後2時30分開演
(2)場所:サンハート音楽ホール(横浜市旭区)
(3)演奏曲目:
 ドボルザーク作曲:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ ト長調
(4)ピアノ伴奏:小川誠さん

《レビュー》
 ピアノ奏者小川誠さんによる制作コンサートです。会場のサンハート音楽ホールは100席あまりの小ぶりなホールです。しかし天井が高く音響はとても良好です。こういったホールだとお客さんを集めることにそれほど苦労しないので、そういう点はうれしいですね。演奏したドボルザークの『ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ』は、比較的易しいわりに演奏効果が得られるので、アマチュアヴァイオリニストにとってはお買い得な選曲となります。この曲の第2楽章は「インディアン・ラメント」として広く知られており、単独でも演奏されます。


8.新春室内楽コンサート 

(1)日時:1992年1月11日(土曜日)午後2時開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 モーツァルト作曲:ヴァイオリンソナタ 変ロ長調 K454
 ベートーヴェン作曲:ヴァイオリンソナタ第5番 ヘ長調 『春』
(4)ピアノ:小川誠さん

《レビュー》
 地元の「国分寺市立いずみホール」で最初の制作コンサートです。ヴァイオリンソナタを2曲全楽章弾くというのは、私にはかなりきつかった。モーツァルトのヴァイオリンソナタのほうは、堂々とした力作でありながら、非常に難しいパッセージというのはないので、比較的お買い得な選曲です。しかしベートーヴェンの『春』の第3楽章「スケルツォ」は技術的に難しく、オミットする手もありました。お客さん集めも苦労しました。正確には記憶していませんが、30人台だったと思います。この「国分寺市立いずみホール」は立派すぎて、個人で使いこなせるようなホールではないですね。身近なところでは、例えば「ルネ小平」のレセプションホールあたりが無難なところであると言えましょう。


7.第28回 国分寺市民音楽祭

(1)日時:1991年10月20日(日曜日)正午開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 ドボルザーク作曲:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ ト長調 から第1,2,4楽章
(4)ピアノ伴奏:小川誠さん

《レビュー》
 「第2回APA有志クラシックジョイントコンサート」で演奏した曲と同じですので、詳しいレビューは省略します。


6.第1回 APA有志によるクラシック・ジョイントコンサート

(1)日時:1991年8月3日(土曜日)午後1時30分開演
(2)場所:サンハートホール(横浜市旭区)
(3)演奏曲目:
 ベートーヴェン作曲:ヴァイオリンソナタ第5番 ヘ長調 『春』
 シューマン作曲:『3つのロマンス』より第2曲 イ長調
(4)ピアノ伴奏:小川誠さん

《レビュー》
 ピアノ奏者の小川さんの地元での初の制作コンサートの試みです。出演メンバーは、APA(日本アマチュア演奏家協会)内部のピアノサークルである「ピアノメテオ」のメンバーで、主催者の小川さんと仲の良い人たちが主です。使用したホールは「音楽ホール」とは別のやや規模の大きい多目的ホールで、音響はそれほどよくはありません。このこと使用していた楽器は、現在使用している楽器の2代前のもので、それほど鳴りはよくありませんでした。その楽器をホールに釣り合う音量で鳴らせるべく精一杯頑張りました。


5.1991年 音連春のコンサート

(1)日時:1991年6月30日(日曜日)午後6時30分開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 モーツァルト作曲:ヴァイオリンソナタ 変ロ長調 K454 
(4)ピアノ伴奏:小川誠さん

《レビュー》
 「新春室内楽コンサート」で演奏した曲と同じですので、詳しいレビューは省略します。


4.春・いずみコンサート 

(1)日時:1991年6月30日(日曜日)午後6時30分開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 モーツァルト作曲:ヴァイオリンソナタ ホ短調 K304 
(4)ピアノ伴奏:小川誠さん

《レビュー》
 「春・いずみコンサート」の名称は、「いずみ春の祭典」の名称の前身です。「第14回ドルチェの会」で演奏した曲と同じですので、詳しいレビューは省略します。


3.第27回 国分寺市民音楽祭

(1)日時:1990年11月3日(土曜日)午後6時開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 モーツァルト作曲:ヴァイオリンソナタ 変ロ長調 K378 
(4)ピアノ伴奏:水越千秋さん

《レビュー》
 今回の国分寺市民音楽祭は、いずみホールが完成してはじめて行われる秋の国分寺市民音楽祭です。今回演奏したこの曲は、モーツァルトのヴァイオリンソナタの中でも屈指の名曲で、技術的にもけっこう難しいです。伴奏者はけっこう気持ちは乗ったようですが、それだけにテンポが(私にとっては)速すぎました。自分ではあまり上手に演奏できたとは思えませんでした。しかし客席で聴いてくれた人の感想を伺うと、例えば「去年より格段に進歩している」と喜んでくれた方もいたようです。ここから得られる教訓としては、自分で演奏の出来栄えが不本意に感じられても、あまり気落ちしないことです。


2.市民芸術フェスティバル (いずみホール完成祝賀) 

(1)日時:1990年4月30日(月曜日)午後6時30分開演
(2)場所:国分寺市立いずみホール
(3)演奏曲目:
 ハイドン作曲:弦楽四重奏曲第39番 ハ長調 『鳥』 
(4)2ndVn:清水久晴、Vla:吉田保雄、Vc:菊川憲正

《レビュー》
 この「市民芸術フェスティバル」という名称のコンサートは、いずみホール完成祝賀として行われました。ここでAPAのカルテット愛好家を募って、弦楽四重奏のステージ演奏に初挑戦してみました。出来栄えは率直に申し上げていまいちでした。しかし逆に言うと、弦楽四重奏の難しさを実体験できた試みであったと思います。


1.第26回 国分寺市民音楽祭

(1)日時:1989年11月3日(金曜日)正午開演
(2)場所:国分寺市立本多公民館ホール
(3)演奏曲目:
 ベートーヴェン作曲:ヴァイオリンソナタ第5番 ヘ長調 『春』 
(4)ピアノ伴奏:水越千秋さん

《レビュー》
 私がソリストとして活動する演奏活動の原点となる演奏機会でした。しかしそれだけに自分で自分の演奏を冷静に評価することはなかなか難しいです。ただ、客席で聴いてくれた人は、それなりに評価してくれたようです。このころはいずみホールがまだできておらす、本多公民館ホールでの市民による手作りの音楽祭でした。反省会では演奏を発表することと聴きあうことの原点を問う議論などもあり、なつかしい思い出です。