| 甲州街道を歩く @ 02. 1. 3 | 1 A B C D E F G |
今、甲州街道といえば国道20号のことだが、江戸時代は「甲州道中」と呼ばれ江戸から信州下諏訪までの街道だった。
街道歩きのガイドブックは、東海道や中山道に関しては次ぎから次ぎに発行されているようだが、「甲州街道」「甲州道中」はほとんど見かけない。東海道のようにはっきりとした道筋が無くなっているようだ。ウェブサイトでも宿場数が44宿だったり45宿だったり、宿間の距離もよくわからない。旧道がわかれば旧道を通り、街道踏破を目標に上諏訪まで歩いてみたい。(できれば国道20号の終点塩尻まで)
五街道(東海道・中山道・甲州道中・日光街道・奥州街道)の起点日本橋は、現在も国道の起点となっている。
日本国 道路元標が、橋の真ん中センターラインに設置されている。正月で車が少なくそばまで行って写真を撮ろうかなと思ったが、近くに交番もあるし?断念。橋のたもと(三越側)にある複製を撮る。
正月恒例の箱根駅伝のコースとなっていて今日は復路の日、午後には混雑することだろう。歩道にはロープが張られ、「もうすぐゴール!あと900メートル」の看板も見える。
10時。「甲州街道45次 56里219km」出発とするか。(距離は
甲州夢街道2001から)
まずは国道1号を行く(国道20号と重複)100mほど行き日本橋交差点を右、永代通りを進む。JRのガードをくぐり大手町交差点で国道は左にいくが、直進して大手門にいく。江戸城の正門で大名達が入城した門。今は誰でも入れる東御苑の入場口。天守閣跡などがあり一度は入りたいと思っていたが、今日(1月3日)は年末年始の休園。残念。濠沿いに歩き桔梗門、坂下門、二重橋を見て、桜田門を通って桜田門交差点に出る。
日比谷からきた国道1号はここで左折、警視庁を左に見て直進が国道20号内堀通りとなる。濠を右に見て歩く。ジョギングの人をかなり見かける。国立劇場の前あたりが日本橋まで4km(11:15)
![]()
|
JR四ツ谷駅前が四谷見附跡。駅の右側の石垣は見附の一部らしい。駅に隣接して意味もなく四角い石が埋まっていたがこれも遺構なのかな。石垣のところの橋でJR線を渡り、旧道かなと思い直進(三栄通り)したが旧道ではないようだ。突き当たりを左にいき国道20号に出る。四谷見附は外麹町口、四谷口門、四谷御門とも呼ばれた。見附とは城外を見張るために設けた番兵の居所という意味であり、江戸城では濠沿いに36ヶ所あったといわれ、枡形形式であった。枡形門とは近代の城特有の形式で、敵の侵入を防ぎ易い構造の門とされていた。
四谷見附は甲府へ至る甲州街道にあり、江戸城の西の玄関口として江戸城防衛の要所であった。(駅前の説明板より)
四谷四丁目交差点を過ぎると国道20号はトンネルに入り、新宿通りは斜め右にわかれる。そこに四谷大木戸跡碑、水道碑記、玉川上水水番所跡がある。トンネルは歩行者通行禁止で、トンネルに沿って行くつもりでビル(区民センター)の裏を通りぬけると、新宿御苑 大木戸門入口。年末年始はきょうまで休園。道路沿いの散策路も閉鎖。
新宿門入口の近くに「
東京みちの情報館」土・日・祝日休館、入館無料、道路に関係ありそうで見学してみたかったが、きょうは勿論休館。国道20号がトンネルから出たところが日本橋から8km(12:35)
新宿4丁目交差点を右折、100mで新宿3丁目交差点。ここは青梅街道と分岐する新宿追分。内藤新宿の宿場町は四谷大木戸から追分あたりまでだったらしい。追分交番と新宿通りを隔てたところにまだ新らしい現代的な
追分道標
がある。「新宿元標」は、歩道に貼ってある直径1.5mほどの丸いタイルの絵のことらしい。
四谷大木戸からきた甲州道中(現在の新宿通り)は追分から左にいき現在の甲州街道をいく。
新宿駅東口の紀伊国屋書店で甲州街道関連の本を探したが、まったく見当たらずガッカリを通り越しビックリ。
昔は追分からの青梅街道であったであろうアルタの先の狭い地下道を抜け西口を通って西新宿1丁目交差点で国道20号に戻る。道路名は新宿から甲州街道。
高井戸への甲州街道は首都高速の高架が続きちよっとうっとうしい。
笹塚交差点のちょっと手前に、立派な建物に納まった牛の窪地蔵と道供養塔、交通事故遭難慰霊碑などがある(写真左)。笹塚駅前のバス停に日本橋から12kmの標識(15:25)
首都高速が右に分かれるところに日本橋から16kmの標識(16:25) 同じ所に作為か偶然か(4里目の)一里塚跡の説明板。環状8号を過ぎて左の旧道をいく。下高井戸、上高井戸を過ぎてしまったが、宿場らしきものは見当たらなかった。
仙川駅手前で国道に合流。すぐに日本橋から20kmの標識(17:25) (仙川駅入口交差点の右側に仙川一里塚跡の碑があるらしい) キューピーマヨネーズ工場の先、右に瀧坂旧道の道標。あたりはすっかり暗くなってしまったが両側に木があり旧道の雰囲気のある坂道を下る。今日 初めての「道中気分」だが300mほどで国道に合流してしまう。
調布警察署の先、旧甲州街道入口を左に行く。この道は道路名称が旧甲州街道で旧国道20号。この辺りは国領で下布田、上布田、下石原、上石原と続く布田五宿になる。・・・・・らしいが宿場のなごりは無い。
調布駅まで行けば次回 都合がいいので、ほとんど正月休みの夜の商店街、オジサンひとり、トボトボ、徒歩徒歩。
18時30分 調布駅。8時間30分、24kmほどの街道歩き終了。