史跡等の現状について
1 地域力の低下について
  神社や祠等が消滅したり、社殿等の荒廃が起こっています。
2 生活の変化について
  村落間の道が消滅したり、森林や里山が荒廃しています。
3 文化財指定について
  小倉城をはじめとして、市内に城跡は70箇所程ありますが1件も指定されていません。
4 その他
  史跡等いわゆる文化遺産の保護と開発の対立は、古くは平城京建設にあたり古墳が削られたりと昔からあっていますが、文化遺産は市民の貴重な財産であり、一旦無くなったりや壊れたりすれば復旧が極めて困難であるといった性質を持っています。従って、文化遺産を大切に保存し後世に伝えることは、現在に生きる私たちの責務です。特に、現在下記の点で文化遺産の既存や消滅が懸念されています。
懸念項目 現状 史跡名等

解体の危機や恒久的な保存が望まれる建物
 建物の老朽化と所有者の諸事情により売却取り壊しの危機的状況にあります。

 現在、土地、建物を市民の手で購入しようと寄付金の募集が行われています。
 
門司区:旧料亭「三宜楼」
昭和5年に料亭として建てられた木造3階建。
 修復及び恒久的保存と公開・活用が望まれています。 小倉北区:旧小倉県庁舎
明治4年から福岡県に合併される明治9年まで小倉県庁舎として使われていた建物。
八幡西区:旧折尾警察署庁舎
 解体されてしまった建物 明治屋門司出張所 大分銀行門司支店
明治製菓戸畑工場  
  
遺構崩壊の危機に面している史跡
木の根が張り、石垣が大きく孕んでいる。



2008年秋、一部崩壊してしました。(下の写真)
八幡西区: 花尾城の四ノ郭石垣
新着情報のマーク
道路拡幅によって消滅予定の史跡
両国橋の拡幅と併せて架替え工事が始まっています。


※九州鉄道大蔵線の橋梁で、煉瓦積のアーチ橋は、八幡東区の茶屋町と尾倉町の2箇所に残っていますが、鉄橋の橋台はここしか残っていません。また、左岸の橋台は残っていない為、貴重なものと考えています。なお、この内文化財の指定を受けているのは、茶屋町橋梁のみです。さらに、大蔵バス停前には大蔵駅の説明板はありますが、こちらには何もありません。
八幡東区: 九州鉄道大蔵川鉄橋橋台

新着情報のマーク2011年6月撮影

新着情報のマーク2011年6月撮影
宅地造成によって消滅が懸念される史跡 住宅地域内にあり、隣接地は全て住宅となっている。 小倉北区: 引地山城
植樹によって遺構の破壊が懸念される史跡  城跡等には石垣や地下に遺構がある為、安易に桜の木等の植樹を行なうと、将来木が大きくなったときに根が張り、上の例のとおり石垣や遺構を破壊してしまいます。また、木が大きくなると、眺望も悪くなり剪定の必要や、犯罪の温床にもなりやすくなります。 八幡西区: 黒崎城
八幡西区: 花尾城