第38話 決戦・地獄の要塞 −名古屋篇− 1983.3.6 放送 監督 村川透 脚本 西脇英夫
 

都内で精巧なニセ札が発見された。東京駅でニセ札を使った男が名古屋行きの切符を買ったことが判明、折しも名古屋市内でも同じニセ札が使われ、愛知県警が西部署に捜査員の派遣を要求して来る。大門(渡哲也)は鳩村(舘ひろし)を名古屋に派遣した。

 二村化学工場跡地で撮影された巨大煙突の倒壊シーンが話題を呼んだ全国縦断ロケ・名古屋編の第2弾。


 みどころは終盤、鳩村らを人質にニセ札工場に立て籠ったニセ札事件の首謀者・相沢(今井健二)以下の武装グループと、相沢らを包囲した大門軍団・愛知県警との間で繰り広げられる戦闘シーン。
 

 相沢らを包囲するのに使用された警察車両は確認できるだけでも23台。最前列には沖田(三浦友和)のマシンRS、南(小林昭二)と平尾(峰竜太)の黒パト、北条(御木裕)および愛知県警の刑事(神弘無)の黒パト、計3台が配置された。

 南らの黒パトは前期430型セドリック・スタンダード。西部警察シリーズを通じて大門軍団の黒パトとして活躍した430型セドリックGLの廉価版で、丸型4灯ヘッドライトを装着。基本的に登場シーンは限られていたモデルだが、本作および西部警察PART2・第37話『戦慄のカーニバル』の両名古屋ロケ編ではクラッシュ・シーンで存分に活躍した。

 また北条らの黒パトは後期430型セドリックGL。毎度お馴染みの西部署御用達モデル。

大門が乗る上空のヘリから見た西部署及び愛知県警の包囲陣。
 
 第2列には愛知県警の車両が扇形に陣を張る。一番左から白パト2台、バス型兵員輸送車1台、ジープ型パトロール車1台、バン型兵員輸送車1台、白パト5台、バン型兵員輸送車1台、白パト1台、バス型兵員輸送車2台、特機車両『サファリ』の計15台。さらに後列には白パト3台とジープ型パトロール車2台が並ぶ。

 煙突下に時限爆弾がセットされた事を確認した相沢の指示で、相沢の配下らが包囲陣に対して一斉に機関銃やバズーガ砲による攻撃を開始。まず第2列中央の白パト(後期330型セドリック・スタンダード)が爆発、次に1台とばして右隣の白パト(前期430型セドリック・スタンダード)が爆発し、さらに左翼2台目(同じく前期430型セドリック・スタンダード)の白パトも爆発する。
 
 劇中ではまず正面アングルから撮影された映像が、次に左翼方向から撮影された映像が使用された。
 
爆発・炎上する3台の白パト。

 さらに手榴弾による攻撃で、右翼2台目のマイクロバス型兵員輸送車(ニッサン・シビリアン)、中央の白パト(後期330型セドリック・スタンダード)、左翼5台目のバン型兵員輸送車(ニッサン・キャラバン)が爆発・炎上。
 
さらに兵員輸送車2台と白パト1台が爆発・炎上。

 相沢らの激しい抵抗の中、一部の白パトが工場内に強行突入を試みる。1台目は後期330型セドリック・スタンダード。機関銃や拳銃で一斉射撃され、突入途中に爆発・炎上。前方からのアングルで撮影されているが、無人のセドリックが前からロープで引っ張られているのが丸見えである。
 


 次に後期130型ローレルが突入。バズーガの砲撃を喰らって爆発・炎上。
  


 さらに間を置いてセドリックの突入シーンの別アングル(後方及び左サイド)版。
  

 さらに先ほどのシビリアン→セドリック→キャラバンの爆発シーンの別アングル(右翼方向から)版。セドリックの爆発は炎が一瞬見えるだけでほとんど映っていない。
  
豪快に爆発するシビリアン。
同じく豪快に爆発するキャラバン。
 
 戦況がまるで進展しない中、上空のヘリから相沢らを狙撃していた大門が煙突下の時限爆弾を発見、南に強行突破を指示。人質の安全を考え躊躇している南の黒パトを奪って沖田が突入を強行。他の刑事たちも全員続き、最後は地上に降りて戦闘に駆け付けた大門が相沢を射殺。

 突入シーンではそれまで全く見せ場のなかったサファリも活躍。県警の警官が持ち出して放水攻撃を開始。残存兵力を制圧する。
沖田が強行突破するのに使用した南らの黒パト。 戦闘終盤、放水攻撃で武装集団を制圧したサファリ。
    
大門らは人質が監禁されていた焼却炉に辿り着いて全員を救出するが、時限爆弾は爆発して煙突が倒壊。倒壊する煙突の下にはなぜか今までそこにいなかったバス型兵員輸送車が置かれており、煙突の直撃を喰らって真っ二つに折れた後、爆発・炎上。このシーンは西部警察PART3のオープニングにも使用された。
 
       
       
       
       
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