第88話 バスジャック 81年7月19日放送  監督 長谷部安春 脚本 新井 光
 

渋谷行きの城西交通路線バスがライフルと爆弾で武装した犯人にバスジャックされた。10人の人質を前に手も足も出ない大門軍団。そしてその人質のなかには大門(渡哲也)の妹・明子(古天川祐子)の姿があった。
 

見どころは、バスジャック発生からパトカーが現場に駆け付け、廃工場へとバスを誘導するまでの前半部分。

 まず真っ先に現場に駆け付けたのは、松田(寺尾聡)と北条(御木裕)の乗る黒パト。後期タイプの230型セドリックで、フロントグリルは商用車に多く用いられたスタンダード仕様。追跡開始早々、バスジャック犯の坂本(深見博)にライフルで狙撃されてフロントガラスが粉々に。

 源田(苅谷俊介)が使用した黒パトは、後期230型セドリックのデラックス仕様。バスを廃工場へと誘導するために度々激しい体当たりを繰り返したほか、常にバスを先導する位置に付け露出度も高かった。

松田と北条の黒パト(セドリック230後期型・品川58す68−14)。 源田の黒パト(セドリック230後期型・品川58●68ー12)。
   

 平尾(峰竜太)と谷(藤岡重慶)が使用したのは後期330型セドリック。何度かバスへの体当たりを繰り返したが、平尾らはすぐにバスの伴走から外れたため露出度は低かった。

 数ある白パトの中で最も存在感を見せつけてくれたのが、230型グロリアベースの白パト。前期デラックス仕様で1灯式のパトランプを搭載。強引にバスの前に割り込んだところを背後から坂本にライフルで狙撃され、弾が運転していた警官の後頭部に命中。白パトはそのまま路上の障害物に乗り上げて横転。

バスのすぐ前を走るのが平尾と谷の黒パト(セドリック330後期型・品川57●42ー21)。左は源田の黒パト。 バスを先導する源田の黒パト。他に伴走する白パトは330型セドリックが2台、グロリアが1台、430型セドリックが2台。
 
背後から狙撃されて路上に放置してあるドラムカンに乗り上げ、そのまま横転する白パト(グロリア230前期型・品川88●13ー43)。
 
 バスに爆弾がセットされていることを察知した大門はバスを廃工場へと誘導することを決断。源田の黒パトがバスへの体当たりを繰り返した他、白パトも自らが壁となってバスの進路を塞ぐなどしてバスは大門の狙い通り廃工場へと誘導される。
  バスへの体当たりを繰り返す源田の黒パト。バスはそのまま大門の狙い通り廃工場へと誘導される。 バスを廃工場へと誘導するために自らの車体でバスの進路を塞ぐ白パト(グロリア330前期型・品川88●72ー11)。
 
 明子以外の人質が全て解放された時点で大門は坂本の射殺を警官隊に命令。警官隊の一斉射撃で坂本は射殺され、明子は大門によって救出されるが、直前に坂本がセットした爆弾でバスは大爆発・炎上する。
坂本がセットした爆弾でバスは大爆発・炎上。
 
 
       
       
       
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