| 僕等がいた (8巻まで) |
高校に入学した七美の野望は、「友達がいっぱいできるといいな」だった。そんな七美のクラスには、クラスの女の子2/3が3年間で一度は好きになると言われる矢野元晴という男の子がいた。でも、七美の矢野への印象は怖いしキライだというものだったのに、矢野の笑顔を見て不覚にも好きになってしまう。でも、同じクラスの山本さんのお姉さんと矢野が付き合っていて、彼女は去年の夏、死んでしまったことを知ってしまい、矢野から彼女に一目ぼれし初めて本気で好きになったことを聞かされるのだった。そんな矢野に七美は告白してしまう。 夏休みに入り、夏休み中の学祭の準備にも出てこないし、お祭りでも矢野に会えない日々に七美はとうとう矢野の家へと行ってしまう。 (夏休みに矢野の元彼女・奈々は元カレと死んでしまった。奈々はカレにどんなことをされても盲目に愛していた。でも、泣いてばかりいる奈々を放っておけなかった矢野は、カレから奈々を奪う。でも、奈々はカレと死んでしまうのだった。) 夏休みが明け、学祭が終わった日、七美の矢野への一生懸命な想いを矢野は受け入れ、二人は付き合い始める。 ラブラブな二人なのに、七美は矢野と山本さんの過去に何かあるんではないかと疑い始めていた。矢野も七美との関係を一歩進めよう(H)とするけど、お子様な七美とはなかなか進展しなかった。奈々との過去に嫉妬してしまう七美は、矢野に抱かれようと決心したのに、途中で母の帰宅で断念。 その後も、矢野と山本さんとの関係を疑いつつ日々過ごす七美は、遊びに行った矢野の家に来た山本さんと矢野の会話を聞いて、疑いは確信へと変わる。 海へと出かけた七美と矢野。でも、そこには奈々との想い出もあり、七美は矢野の奈々への想いが今も大きいことを知らされ、七美はそんな矢野の傍にいることはできなかった。 七美にフラれた矢野。そして、いつも相談に乗ってくれていたいい人だった竹内が、矢野に七美を略奪すると宣言。気が気でない矢野は七美に必死に想いを告げ、かいがいしい態度を示すけど、七美はどうすればいいかわからなかった。そして学祭の告白タイムの時、矢野に過去を話してほしいと条件を出し、二人は友達以上恋人未満の関係になる。 やっと二人で前へと進もうと決意し特別な一日を過ごそうとした矢先、山本さんのお母さんが倒れて矢野は待ち合わせの場所には来なかった。自分より山本さんを選んだことにショックを受ける七美。そんな七美を抱きしめたのは竹内だった。そして、山本さんの矢野への強い想いをぶつけられた七美。いろんな想いが交錯し二人はすれ違っていく。 ケンカしたまま仲直りもできず日々が過ぎていく二人。そんな矢野に両親の離婚問題が浮上し母が東京へ行くことに。最初は、七美と離れたくなくて残るつもりだったけれど、母を一人東京へ行かせる事もできず迷う矢野。そんな二人を心配し竹内は、七美に東京行きの話をし七美は矢野に会いに行った。お互いの好きという気持ちを確認しあい、七美は、どんな答えがでても信じてると告げる。そして東京行きを決めた矢野。二人は引越し前に、想い出作りのため旅行へ行くのだった(Hできず)。そして、1年後に東京で再会できることを祈り、二人は離ればなれに・・・。でもそれが、七美が矢野と会った最後になってしまったのだった。 |
| 9巻 | 七美はS女子大4年生になり就職活動をしていた。そしてあれから5年がたった。高校を卒業した年、上京した七美は矢野の行方を必死に探したけど見つからなかった。そして、竹内とはいい友達関係を築いていた。でも、竹内からお祭りに誘われた七美は矢野との思い出とともにオレのところにおいでと告げられるのだった。でも、今も矢野の存在に囚われている七美は竹内の想いを受け入れることはできず断ってしまうけれど、時間は流れ矢野は思い出にしなければならないと知った七美は、竹内とともに生きていくことに決めた。でも、竹内から矢野に3年前に一度会ったことを告げられ、18歳の夏に矢野に何かがあったことを知るのだった。 そして、七美は矢野と東京の高校のクラスメイトと千見寺さんと同じ会社に就職する。(この時点では知らない) |
| 10巻 | 千見寺さんは七美のことを話すそんな矢野の姿がなんだか嬉しくなかった。そんな矢野が七美に会いに行くためバイトを始めた。矢野に元気をあげるため犬をつれて矢野の家に向かう千見寺。しかし、そこには矢野に会いに来た山本がいた。矢野の家に泊まりたいという山本の思いを拒否する矢野。そんな光景をみていた千見寺は、つい自分の家に泊まればいいと言ってしまう。翌日、3人で観光をするけど、山本の押しの強さと自信のある態度に、千見寺は矢野が山本を受け入れたことがあることを知り、ショックを受けるのだった。矢野の母が入院してしまい、癌だと宣告され、生存率が低いことを告げられる。しかし、そのことを七美には言うことはできなかった。そんな矢野の姿を見て、千見寺は、自分が矢野を受け止めるからと告げる。 |
| 感想 | とても、重たい内容のお話しです。 女の子達が好きになってしまう存在の矢野君。そんな彼が一途に好きになった存在の彼女・奈々は死んでしまってて、ケンカしたままだったり、彼女が元カレと死んでしまったことが矢野を大きく傷つけているようで、そんな彼を癒して?彼女という存在になる七美。今さら何も聞けない死んでしまった存在をどう乗り越えいくかが前半のテーマでしょうか。 やっと付き合うことになった二人が超えなければならない壁はたくさんありそう。奈々の想いが解らず裏切られたという思いと、七美に惹かれる想い。そして山本さんの矢野への強い想いと過去が、意外と七美と矢野の関係に大きな影を落とします。 実は、3・4巻で、矢野が山本さんを抱いた過去が少し描かれているのですが、そのシーンがいつなのか読みきれず(今はわかっているつもりですが)あらすじを書くのに時間がかかってしまいました。 そして毎度漫画ではいい人が報われないというパターンですが、今回は東京へ行ってしまうらしい矢野より、傍で優しくしてくれる竹内の方がいいのでは。それにしても、山本さん、ストーカーのようで、どうしても好きになれない。その後、山本さんと矢野が東京で一緒にいたら、かなりイヤかも。 8巻は、8巻で完結?まだ、連載中ですよね?バッドエンド?あれあれ?って感じです。そして、9巻ラストの山本さんの手紙って何????って感じです。やはり、矢野を追いかけて行方不明なの?10巻は七美不在のお話しでした。今後は、千見寺がどこまで矢野の心に入り込むかでしょうか。ハッピーエンドいなるんでしょうかね〜。 |