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( 大学生の集団によるわいせつ系事件 近年の主な事例まとめ )

目次

また起きた大学生によるスーフリ的な事件
大学生の集団によるわいせつ系事件 近年の主な事例
自分の大学生時代を振り返りながらのまとめ
このレポートについて

 

また起きた大学生によるスーフリ的な事件

早稲田大学の学生を中心としたイベントサークル「スーパーフリー」による事件を受け、刑法改正の際には集団強姦罪の新設がなされ、2005年から適用されるようになりました。集団強姦について軽く調べてみますと、加害集団の中に大学生がいたという例 ならあるようですが、部活やサークルなどの完全に大学関係である集団による行為で集団強姦罪が適用された例は・・・私は見た事がありません。

今回、集団暴行容疑で逮捕されたのは、京都大学のアメリカンフットボール部の元部員3人で、工学部4年(22)、農学部4年(23)、経済学部4年(22)という構成。事件発生は2005年の12月23日未明とあります。11月に引退した後という事になりますね。事件の状況は、容疑者の1人の部屋で女子大生らも招いた鍋パーティーを催し、当たった者が酒を一気飲みするというゲームをして 、それで泥酔した女子大生を集団で強姦したというもの。1人は行為を否定、残りの2人は「合意の上」として否認しているようです。 他にも同様のパーティーでもって女性と関係を持ったという情報もあり、もしかしたら余罪があるような雰囲気も漂っています。

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・体育会系の部活動またはサークル
・鍋パーティー
・無理な飲酒をさせる状況やゲーム

過去の事例からすると、ラグビー、アメフト、アイスホッケー、サッカー、野球と、激しい当たりのある競技、チーム競技という傾向があるようです。今回の件は、こうした細かい部分にまで当てはまっています。

鍋パーティーというと、つい先日逮捕されて今は小菅にいるヒルズ族の人を思い出すかも知れませんが、スーフリ事件の居酒屋店外の踊り場の件ではない、事務所での件が鍋パーティー の名目でしたよね。

無理な飲酒をさせる状況やゲームは、スーフリ事件では標的を決めて組織的にうまく追い込んだり、和田サンによって開発されたという例のスペシャルサワーの事があります。今回の京大生の件では、焼酎のビンを寝かせて回転させて、口の部分が向いた方にいた者がストレートで一気飲みするゲームをしていたらしい。 前にも同様のパーティーをしていた事や、事前にアルコール度数の高い酒を用意していたりもしたようで、計画性もあったのでしょうか。これはよく似ています。

・・・ハッキリ言いまして、大学生による集団強姦および集団でのわいせつ事件の要素が全て揃っている件だと言えます。

 

大学生の集団によるわいせつ系事件 近年の主な事例

<留意事項>
・あくまでも近年の主な事例であって、全てを網羅したものではありません。
・年齢・肩書きは当時のものです。

<情報収集方法>
・個人ニュースサイト時代のログとそれを書く時に集めた情報。(スーフリ事件を扱った時で、古い&確実性にやや疑問)
・覚えているごく最近の事例について、PC内をキーワード検索して情報を抽出

※注意※
この手の事例では、とりあえずその場に居合わせていた者を逮捕して、それから行為をした者が立件される展開になった例が結構あります。ですので、逮捕=強姦・わいせつ行為をした者と必ずしもなる訳ではありません。

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日本体育大学アイスホッケー部
1997年5月4日未明、日体大アイスホッケー部の部員の部屋で20代の女性が集団性的暴行を受ける。部屋では前日夜からパーティーが催されていて、初めは日体大アイスホッケー部員8人と女性5人という面々だった。その後、部員5人と女性1人となった所で事件が起きた。1998年1月に5人は逮捕されたが、その後に被害者との示談が成立し、成人していた者は不起訴、未成年だった者も保護観察処分となる。

帝京大ラグビー部
1997年11月13日の夜、東京都中央区にあるカラオケボックスで、19歳のOLが集団性的暴行を受ける。この件で帝京大学ラグビー部員6人、そのカラオケボックスの従業員でもあった獨協大学ラグビー部員(22)、上智大学の学生(20)の8人が1998年1月に逮捕される。被害者との示談が成立して告訴が取り下げられ、全員が起訴猶予処分となる。強姦行為をしたのか体に触る事をしたのかその場に居合わせたのかなど、それぞれの容疑者が それぞれ何をしたのかが明らかにならず、その後には逮捕された帝京大ラグビー部員の内2人が暴行をしたように報じられたとして、各主要テレビ局の報道を権利侵害だとしてBROに申立をした件でもある。

沖縄旅行ツアー
1998年9月4日夜、沖縄本島内のリゾートホテルの一室で沖縄観光ツアーで来ていた千葉県に住む女性3人が集団性的暴行を受ける。この件で同じツアーで来ていた東京都の会社員(23)、東京都豊島区の飲食店従業員(22)、東京都中野区の飲食店従業員(21)、東京都の自営業(21)、千葉県の会社員(20)、埼玉県の大学生(20)、神奈川県の大学生(20)、東京都の大学生(19)、同じく東京都の大学生(19)、東京都の飲食店従業員(19)の10人が逮捕される。被害者女性らが食事会への参加 の誘いを断ったのに腹を立てて犯行に及んだ。

三重大学医学部
1999年3月〜5月の新歓コンパシーズンに、参加女性に酒を飲ませ、野球拳で服を脱がす事を強要的にしていて、わいせつ行為をしていた。確認された被害者は4人とされている。この件で5人が退学、4人が無期停学、厳重注意が4人という処分が出る。13人は全員医学部生。しかし、大学側は刑事事件的要素を認めつつもセクハラと位置付け、被害者のプライバシーを盾にわいせつ行為や強姦行為があったかどうかさえ明かす事は無かった。その後、退学処分を受けた1人が「野球拳の時には自分は既に帰宅していた」として、大学に退学処分取消を求めて訴訟を起こす。野球拳の事とテニス部の合宿先で女子学生のベッドに入り込んだとされて退学処分となっていたが、1審は「反論を聞いておらず、事実誤認があった」として取消を命じる。2審は「野球拳を煽ったのは明らか、途中で帰っても責任は生じる」として1審判決を取り消す。未だ係争中か。

慶應義塾大学医学部
1999年5月6日の夜、別の大学に通う20歳の女性が東京都新宿区内のマンションで集団性的暴行を受ける。女子大生は以前から知り合いだった慶応大医学部生5人にコンパに誘われていて、5人はその後女子大生をマンションに連れ込んで犯行に及んだ。7月5日、5人は婦女暴行容疑で逮捕される。女子大生は被害 に遭った翌日に告訴していたのだが、逮捕まで2ヶ月掛かった事、容疑者の親が名士揃いだった事、向精神薬が簡単に手に入る事を自慢していたなどの情報が一部メディアによって報道され、裏事情のような事で色々と憶測を呼んだ件でもある。結局、その後被害者との示談が成立し、成人していた者は不起訴処分、未成年だった者は家裁送致で恐らく保護観察処分などになった と言われている。

中央大学法学部
1999年8月17日の夜、中学3年の女子生徒が集団性的暴行を受ける。この件で、中央大学法学部3年で鎌倉市に住む男(21)、同じく中央大学法学部3年で川崎市に住む男(21)、横浜市金沢区の無職の男(21)、横浜市戸塚区の無職の男(21)、横浜市旭区の県立高校3年の男子生徒(17)が強姦容疑で逮捕される。容疑者らは、由比ヶ浜の海岸で女子中学生3人を食事に誘って酒を飲ませ、女子中学生2人が途中で帰宅し、被害生徒が1人になった所で犯行に及んだ。

サーフィン仲間
1999年9月24日早朝、横浜市中区内のカラオケボックスで19歳の専門学校生の女性が集団性的暴行を受ける。この件で、駒沢大学4年の男(23)、立正大学4年の男(23)、自営業の男(24)のサーフィン仲間3人が逮捕される。3人と被害女性は以前から顔見知りで、カラオケに誘ってそこで犯行に及んだ。

熊本市の大学生
2003年1月29日未明、19歳の女性が集団性的暴行を受ける。この件で、無職の男25歳、熊本市大江の大学生(22)、熊本市渡鹿の大学生(22)、熊本市新屋敷の大学生(21)の4人が逮捕される。容疑者らはスナックで同席した女性のカクテルに睡眠薬を混ぜ、その後容疑者の1人の自宅に運び、そこで犯行に及んだ。

イベントサークル「スーパーフリー」
あまりにも有名な事件なので、ここでは省略して逮捕者が在籍していた大学名だけにしておきます。(退学、卒業生も)
・早稲田大学 ・慶応大学 ・東京大学 ・日本大学 ・法政大学 ・学習院大学 ・産能大学 ・明治大学?(DJの奴)
居酒屋店外の階段踊り場の件(2003年5月18日)、事務所での鍋パーティーの件(2001年11月〜12月)など、他にも余罪は多数あると言われている。

北九州市立大学硬式野球部
2004年2月5日、北九州市の部員のアパートで18歳未満の少女が部員達にわいせつな行為をされる。この件で部員1人が福岡県青少年健全育成条例違反で逮捕され、罰金刑を受ける。他にも3人が書類送検され、家裁送致となった。未成年が含まれているようだが、大学側は部員の年齢などを明らかにしなかった。

明治大学商学部のゼミ
2004年2月、女子学生が他のゼミ生と一緒にアパートの部屋に居た所、4人いた男子学生の内3人が関係を迫り、わいせつ行為をしようとする。その他、2月下旬の合宿で別の男子学生が同じ女子学生に関係を迫り、わいせつ行為をしようとする。アパートの件の3人、合宿の件の1人が退学処分となり、アパートの件で居合わせた残りの1人は無期停学処分となった。

国士舘大学サッカー部
2004年6月3日未明、部員のアパートで当時高校1年生だった少女(15)が部員達にわいせつな行為をされる。この件で、国士舘大サッカー部の部員15人が東京都青少年育成条例違反などで逮捕される。その後全員が退学処分となり、全員が有罪判決を受ける事になる。主導的な役割をして児童福祉法違反で逮捕された部員が少女を連れ込み、他の部員にメールを送って参加を募っていた。少女の状態や 事件背景などから、合意の上のわいせつ行為という扱いになり、淫行での立件となった。因みに、国士舘大学関連では8月下旬に行われた乱交パーティーで女子高生(15)と性行為をしたとして、工学部4年生(24)が12月に逮捕され、再び乱交関係で逮捕者が出る事になった。

日本体育大学スキー部
2004年8月6日未明、全日本ローラースキー選手権で来ていた秋田県の宿泊施設で、女子部員(18)が強姦未遂や強制わいせつの被害に遭う。この件で、日体大スキー部員でチームスタッフの4年生(22)、当時19歳だったアルペン選手の2年生が9月に逮捕される。午前2時〜午前5時半ごろに女子部員の部屋に押し掛け、犯行に及んだ。2人は退学処分となる。

京都大学アメリカンフットボール部
2005年12月23日 今回の件

※亜細亜大学硬式野球部の件は、逮捕はされたものの主犯以外の部員は嫌疑不十分で不起訴となっており、主犯の公判での供述内容も含め、集団によるわいせつ事例とするには不十分なので省略しました。

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自分の大学生時代を振り返りながらのまとめ

1998年初めに発覚した運動部による集団強姦、2003年6月に発覚したスーパーフリーによる集団強姦、スーパーフリーの事件を受けて新設された集団強姦罪、こうした事を経た後でも起きるものなのか・・・というのが率直な感想です。今回は大学生が複数人絡んだ事例を抽出してみたのですが、まあ社会的評価の高い京都大学で起きたというのもありますけど、大学生集団による事例で集団強姦 罪が適用された例として、この話題での節目というかポイントとなる事例になる事は間違いないと思います。

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私はイベントサークルの末端にも加われないような大学の出ですし、硬派な軽音楽部に所属していましたし、ゼミも少人数制で合宿も無しの所だったのでイベントやらパーティーやらコンパやらとは縁が無かった方です。そんな5流大学にも、中には男女で乱痴気騒ぎな飲み会をしている部活動やサークルは確かにありましたけど・・・。

そういえば、男子学生だらけの所に女子学生が1人という面々で飲み会をした時の事を思い出しました。運動部で普段から鍛えられている奴と紅一点の女子学生が日本酒の飲み会いを始めちゃって、女性陣が1人しかいない状況で潰してしまった時がありました。勿論ちゃんと家まで送って、この中で一番付き合いのある奴が番をするという風にしましたよ。

居酒屋のトイレで吐く場合、男子学生だと迂闊に立ち入る事は出来ないし、肩を貸して歩く事とかも同性の方がいいはず。こういう状況で潰してしまって参加者として申し訳ない気持ちになり、次に会った時に謝ろうと思いました。一応、潰れる前からちゃんと様子は見ていたつもりなのだけど、私は飲酒量が顔色に出ない体質のようで、相手の顔を見ると「飲んでない!」と言われて逆に飲まされてしまいましてね・・・。

で、そうした状況で何故にわいせつ行為が頭に出てくるのかと思うのです。今回の京大の件では、被害者は後で体の違和感に気付いて暴行された事が分かったとあります。少しでも自分と関わりのある人がそこまで泥酔している状態だったら心配になるだけで、最悪の体調である所を狙って何かしてやろうだなんて、どういう思考回路なのでしょう。

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同じ大学の運動部で過去に事件があったのにまた起きたり、乱交で大量の逮捕者が出た後なのに同じ大学の人が乱交パーティーに参加していたり、問題の学生の事や経緯や問題行為の種類(強姦に当たるとか、強制わいせつに当たるとか)を明らかにしない大学があったり、大学生集団による事件で集団強姦罪が新設されたというのにまだそれをやる所があったりと、果たして過去の事例から学んでいると言えるのかどうか・・・。今回の京都大学の件を見ると、学んでいるのは犯行手口だけだったのではないかとさえ思います。

組織の名に泥を塗る。その組織の他の者にまで迷惑を掛ける。入学希望者や新たに入学してくる者を複雑な気分にさせるなど、何も思わないのでしょうか。それ以前の鬼畜行為が出来てしまうのだから、そんな事は考えないか・・・。ほんの些細な出来事で定着してしまう子供の渾名みたいな感じで、時を経た後も過去の不祥事について延々と言われる時代になったと思います。それはネットの普及や情報の 検索性、蓄積性も関係している事でしょう。私がこのレポートをアップする事もそれに加担する行為なのですがね。(笑)

こうした事例となると大学からの処分も相当厳しいものになりますが、今回扱ったのは大学生集団による事例であって、1人でしでかした例やある集団の中に1人混じっていた例は含めていません。大学生による 酷い事件だと、最近は同志社大学の学生による学習塾での女児殺人事件がありましたね。学内で起こした強盗致傷事件で有罪判決を受けても退学にならなかった事、他にはある有名大学の件でキャンパス内で大麻を密売したり高校生の大麻汚染を引き起こした学生が退学にならなかったり、不祥事を起こした学生への処分状況も気になる所です。大学生という社会的身分については、色々と考え直すべき点が多いのではないかと思います。

 

このレポートについて

<参考情報>
・各事件について報じたネット記事。

<留意事項>
・特に無し。

・最初にアップロードした日 2006年1月28日
・最終更新日 2006年1月28日

<あとがき>
急いで仕上げようとしたのですが、事前に計画を練っていないものなのでノロノロとしてしまいました。レポート作成においては、事前に情報収集をして参考情報を1つのフォルダに放り込んでからやるのですが、今回は情報収集をしながらの作成となりました。最初は大学生によるわいせつ事件全般をまとめてやろうかと思ったのですが、検索したら事例がドバッと出てきて面食らってしまい、大学生集団という事にしました。それだけモラル低下が激しく進んでいるという事か・・・?

 


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