注意:最初に分解方法について説明しておりますが,作業の手順はOSのインストールから行いました。下記の手順に習って作業するという方は必ず「OSのインストール方法」から作業をお願いします。
巷でいわれているようにやはり相当大きな音を出していると思われるThinkPad iSeries s30(2639-43J以降s30)のHDDですが,中古で購入後1週間で換装を決意しました。最近のHDDでは流体軸受けを使用しているモデルがほとんどですので音量は確実に下がるようです。結局5400rpm, 8MBキャッシュを持つ40GBのハードディスク(IC25N040ATCS05)を購入しました。
s30をひっくり返すと▲▲と目印のあるねじが6本くらい?見つかると思います。これらをはずすとキーボードを取り外すことができ,内蔵するデバイスをみることができるようになります。キーボード,HDDのコネクタおよびディスプレイへの出力は簡単に取り外せるコネクタになっていますので,作業のじゃまになりますからまずキーボードを取り外しましょう。
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ハードディスクが右奥にあるのがわかると思います。 |
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ハードディスクの取り外し方は,まず「カバーだけ」をEndからStartへとスライドさせます。 |
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ハードディスクを本体へ接続しているコネクタを取り外し,ハードディスク全体を本体から取り外します。本体へ取り付けるための特殊な変換コネクタは壊さないように丁寧に作業しましょう。 |
あとは逆の手順で組み立てれば終わりです。
金がない人間は時間・手間をつかう,これはどの世界でも鉄則です。東芝のノートパソコン,Dynabook SS3430, Libretto L2には専用のCD-ROMを買いましたが,s30には買わないことにしました。この東芝のノート2台は共通のCD-ROMドライブを使用することができるのに対しs30ではそういうわけにはいきません。この不景気ですし,やたらにお金を使わないに超したことはないと思います。というわけで超ブルジョアな?再セットアップを行ってしまいました。用意するのは次のようなものです。
1. A30p,あるいは相当品
これは代理インストールを行うためのハードウェアとして使用します。おそらく別のマシンでも問題ないと思われます。
2. s30本体
これがなければ始まりません。
3. s30に換装予定の大容量HDD
9.5mm厚の大きめのハードディスクを購入しておきましょう。なんども再インストールを行いたくないのであればなおさら大きめのものを購入しておくことをお勧めします。またライセンスの都合もありますのでOEM版のWindowsも同時に購入しておくとよいでしょう。
4. ファイルサーバ,あるいは相当品
プリインストールのハードディスクをバックアップ。特に無線LANモデルではOSFIXというディレクトリのファイルがないと再インストールおよびクリーンインストールがうまくいかないとのことですので忘れずにバックアップをとっておきましょう。また最新のドライバをIBMからダウンロードし,保存しておくことも忘れないようにしてください。またBIOSがあまりに古いということもないことを確認しておきましょう。
5. ブートフロッピー
Windows 98のブートフロッピーをちょこっと改造して作ったものです。具体的にはA30pの内蔵DVD/CD-RWが起動ディスクから見えるようにしてあり,FDISKやFORMATのコマンドを実行できるものです。まあなくてもどうにでもなるのですが,個人的な趣味です。ほかの環境でも使い勝手がありましたので作っておきました。ちなみに東芝のDynabook
SS3430に付属したUSBフロッピーディスクドライブがs30もブート可能であることがわかりました。
作業の流れは,
とまあ,だいたい上述のようになるのではないでしょうか。
ブートフロッピーを作成します。DOSでCD-ROMの見える起動ディスクを一枚作っておきます。特にパーティションを切ったり,アクティブに設定したりというのが割と容易にできるので重宝します。Windows 98の起動ディスクは2枚になりますが,1枚目の日本語環境に関連するものは不要ですし,圧縮ドライブも作成していませんのでソレ関係もはずします。2枚目のディスクの.cabファイルの中に重要なツールがありますので,必要なものを適宜取り出します。それらをまとめて1枚のディスクにまとめます。
ハードディスクは今回Hitachi製HDDの40GBを購入しましたが予算と趣味に合わせて各自購入してください。
そしたらとりあえずA30pに新しく購入したハードディスクを取り付けます。。我が家にはほかにもT21があるのでどちらでもよかったのですが,とりあえずT21はサーバとして使用しておりますのでA30pを使いました。
今回はDOSフロッピーから起動し,FDISKを使ってパーティションの作成を行いました。たぶんふつうにWindows 2000 SP3のセットアップをしても同じでしょう。FDISKでパーティションを最後の方に800MBほどFATにて確保しました。このパーティションにWindows 2000のCD-ROMの内容をコピーしておき,次回の再インストール時には先ほど用意したブートフロッピーから東芝のUSBフロッピードライブを使って起動して再インストールを行おうというハラです。
FDISKが終わったところで一度再起動し,Windows 2000 SP3をインストールします。DOSでフォーマットしてからでもかまいませんが,FAT32でフォーマットされてもいまいちなのでやめときました。インストールがおわり,起動したらドライバも入れないで終了させます。このあと電源を抜き(もちろんバッテリーもはずしておくんだよ)上記のハードディスク交換手順を参考にドライブを換装します。一方的に被害者となっているA30pも早めに元にもどしておくとよいでしょう。何かあったときに使えるマシンがあると心強いものです。
換装し終わったs30におもむろに電源を入れます。当たり前のように起動するはずです。最初の起動ではA30pとはあまりに異なるハードウェア構成のために様々なデバイスの検出およびドライバのインストール作業が自動的に行われるためにしばらくまともに動かすことができません(キーボードやマウスも変更になっているので)。しばらくするとキー入力の可能な状態となるのでログインします。おそらく内蔵のLAN(有線)が使用可能なのでサーバなどにおいてあるドライバを起動ディスクとは異なるパーティションへコピーしておきます。起動ディスクは再インストール時にフォーマットされてしまうことがあるためあまり便利にならない可能性があるためです。ドライバ類をローカルにコピーし終わったら各ドライバのインストールを行い作業終了となります。
以上