我が家のマシンの台数は日に日に(というほどでもないが)増殖の傾向にありIPアドレスの枯渇が・・・問題にはなっていないけれど,それぞれが勝手にIPアドレスを設定するようになったためにおかげで重なってしまうという(254個あるはずなのに)不可解な事態に陥りがちになった。背景は次の通り。
以前は一台のみがインターネットにつながり,ファイアウォールソフトやウィルス対策ソフトをインストールして使用していた。それはプロバイダがルータの使用を禁止していたためである。このインターネット専用マシンはLANから切り離してあり,別に構成しているLANではLANでの接続性を優先するため(ホスト名で直接呼ぶことができるために)をDNSを使うことができた。もちろんDNSを使わないでhostsファイルに書き込んでもいいのだけれど,各ホストで逐一設定することが必要があり,そんな面倒なことはしたくなかったりした。
その後以前プロバイダがルータの使用を禁止していたためで最近になってルータの使用を容認した。現在ルータを登録し申請した状態で使っているので問題ない。これでもセキュリティ的に問題がないか十分な検討はした。それはどうでもよい,ここでは関係ないから。ともかく,イントラでDNSを使うというのはローカルではあまり推奨されないと思われ,廃止に至ったのである。廃止されたところIPアドレスの割り当ては勝手気ままになった,と,いささか冗長な展開である。
さて。実は我が家にはルータは2台あり,当サイトを十分にごらんになられている方は×ルコのルータを持っていることをご存じかもしれない。もう一台持っていてそれは紹介しない。あまりネットワーク機器は公開するものではないからね。それで専用ルーターを使っているために一台(×ルコ)は単に無線−有線のルーティングを行っているにすぎない。これに付属しているDHCPサーバ機能を使うことで,必要以上にIPアドレスを使用しないことと,次のようなメリットがある。
最近ノートPCを会社に持っていったり,家に持ち帰ったりしているために複数のアドレスを使用することが多い。その場合Windows 2000ではLANボードを複数使用することで多くのパラメータを互いに干渉することなく所有することができることが知られている。そこで家では無線,会社では(無線環境が整えられておらずそのため)有線というぐあいで,家ではPCカードスロットに無線LANカードを挿しネットワークに接続,会社ではノートPCに内蔵されているLANポートを使用するといった具合である。
具体的にどうしたかというと,×ルコの「ブロードバンドルーター」へアクセスし,詳細設定から「拡張設定」の「DHCPサーバ」という項目を選択。
まずDHCPサーバを使用を選択。そのあと割り当てる開始IPアドレスとその範囲(スコープっていうの?)を決定する。我が家では20台分をDHCPにより確保した。2時間のリース時間を設定し,インターネットへの出口になっているもう一台のルータのIPアドレスをデフォルトゲートウェイとして登録,プロバイダから割り当てられているDNSサーバのアドレスを「DNSサーバの通知」欄に登録する。
DHCPの割り当て範囲はあまり多くしないことが望ましいと思う。特に無線LANでセキュリティが考慮に入れられていない場合,たとえば隣のうちの人が我が家のルータを超えてインターネットに接続できる環境となる。もちろん違法行為であると思われるが隣のひとがそんな人だったらありがたい,ではなくて困ってしまう。最低限のセキュリティを施すためにルーターには必ず複雑なパスワードを設定すること,できれば無線にも暗号キーを入力して使用すること,さらにはMACアドレス(イーサネットボードのハードウェアアドレス)の登録によるアクセス制限を行うことが望ましいと思う。リース時間はこれもセキュリティ上ちょっとだけ意味があるが,イントラではあまり意味がないような気もする。
ほかのパケットフィルタなどは設定してない。専用ルータを使用しているためである。
以上の設定により「デフォルト」で接続できる環境が整った。試しに無線LANボードの設定をDNS「自動」デフォルトゲートウェイ「自動」と設定してインターネットへの接続が可能となった。
またLAN上にある有線のPCからもDHCPによるアドレスの取得が可能であった。無線はMACアドレスが必要であるが,有線では必要ない。当然ワイヤでつながっているので取得できない(あるいはルータに接続できない)理由はないというのであろうか。何にしても面倒は省けたような気がする。
デスクトップPCでもノートPCでもうまく動作したので,はれて我が家からDNSサーバは消え,IPアドレスの衝突も発生せず,いくらかの固定IPアドレスのUNIXマシンを除きDHCP環境に移行することができました!
今回はギャグはありません。