特別企画
 2004年度マイベストランキング


 はいどーもー、突発的に(というよりも他所からの影響バリバリで)行われることになりましたこの企画。
 これ以上後に回すと発表するタイミングを逃してしまいそうなので、思い切って今やることにしました。
 唐突だな―、自分も。

 さて、レギュレーションは以前言ったとおり「今年、私が購入(視聴)したもの」で行こうと思います。
 なお、マンガに関しては、借りて読んだものや部室や友人の家で読んだものは除外します。
 あくまで私が購入したものを対象にしておりますので。

 ランキングは全部で5部門です。
 音楽・映像・ゲーム・小説のベスト5ランキング。
 そしてマンガのベスト10ランキングです。
 マンガだけは……どうしてもベスト5では選びきれなかったもので。
 さて、では始めましょう。


 音楽部門
 最近の邦楽なんかはほとんど入っていないという問題ありすぎな部門。
「だってーしょーうがなーいじゃないー いまの『女の子』たちにチィともトキめかないんですもん」by寺門部長
 そんなわけで音楽部門ベスト5です。

 第5位
  塊オンザロック (PS2ソフト『塊魂』より)
 「Don't worry ,Do your best!」


 お求め安い値段になって、帰ってきました塊魂。
 心底意外と言うべきか、曲はなかなか名曲揃い。
 中でも一押しを選ぶのならば、やはりこの曲で決まりでしょう。
 ゲーム自体を表しているような軽快なテンポも好きなのですが、やはり、最初のステージでBGMとして流れるのがこの曲が印象深い要因ですかね。
 最初だということもあって、まだ操作が上手く出来ない状態でも、この曲が流れていると「なんかワカランがとりあえず行っとけ!」という気持ちになるのが不思議。
 そしてとうとうやってきたラストステージで再びこの曲が流れるのがまた燃えます。
 来年には続編も出るという話なので、そちらも期待です。


 第4位
  同じドアをくぐれたら (Bump of chickin『ユグドラシル』より)
 「手に入れるために捨てるんだ 揺らした天秤が掲げたほうを」

 今回唯一のメジャータイトルになるのでしょうか?
 メッセージ・アーティスト(と、私は勝手に呼んでる)Bump of chickinのアルバム、ユグドラシルよりこの一曲がランクイン。
 Bump of chickinの曲はどれもこれも好きなのですが、今年度の曲の中ではこの曲が特にお気に入りです。
 大切な人との避ける事が出来ない別れ。
 その別れを諭すために、天秤を比喩として語るのは上手いと思いました。
 けれど、最後になって本当は別れる相手を想っての歌だということがわかると、もう。
 ユグドラシル収録曲は他にも「車輪の歌」「fire sign」「ロストマン」と、いい曲がたくさんあってオススメです。


 第3位
  ヴォヤージュ1969 (PCゲーム『東方永夜抄』より)
 「未来と言われていた二十一世紀には、不安とほんの少しの幻想しか残されていなかった。」

 曲に歌詞がついてないので、上記の文は音楽モードでの解説文から引用しました。
 弾幕と幻想の詰まった不思議なゲーム、上海アリス幻樂団の「東方永夜抄」からヴォヤージュ1969です。
 「二十一世紀の二十世紀型弾幕シューティング」という本作は、その弾幕の美麗さもさることながら、音楽の素晴らしさも一級品です。
 作曲者のZUNさんの特徴として、不可思議なイメージがまず挙げられるかと思います。
 和風なのか洋風なのか、落ち着いているのか激しいのか、恐ろしいのか楽しいのか。
 そのへんの曖昧さが「幻想」たる所以ではないか、と。
 冬コミでは黄昏フロンティアさんから東方キャラのアクションゲーム「東方萃夢想」が販売されますので、そちらもどうぞ。


 第2位
  神の摂理に挑む者達――魔を断つ剣は未だ折れず (PS2ソフト『機神咆哮デモンベイン』より)
 「これがデモンベインだ! これが俺たちだ!
    地獄の戦鬼も畏れる戦機だ! 地獄の劫火よりも熱い魂だ!
      この鋼鉄、この魂! お前を討ち滅ぼす破邪の力だ!」

 これが燃えずにいられようか。
 PCゲーム「斬魔大聖デモンベイン」との初めての出会いから約1年8ヶ月。
 そしてPS2ソフト「機神咆哮デモンベイン」としての再会から半年。
 こうしてみるとなかなか長い付き合いになるはずなのに、今、改めて聴いてみても震えが走るのは何故なのか。
 マスターテリオンに敗北した九郎が戦うことを決意した瞬間や、クトゥルー復活後のデモンベインの反撃の狼煙、そして最終決戦での地球を背負ったデモンベインの雄姿。
 この曲を聴くだけで、デモンベインの名シーンがありありと浮かんでくるというのは凄いことだと思います。
 魂に響く名曲、健在なり。


 第1位
  Chronicle 2nd (幻想楽団 Sound Horizon より)
 「進め! 我らは薔薇の騎士団Knight of the Roseだ!」

 ランキングの中でこれだけは1曲ではなく組曲全体で1つとして考えました。
 今年私が聴いた曲の中で文句なく最高の楽曲。
 これ以上は言葉にならないくらい、もはや中毒になりかけかもしれないくらい大好きな曲です。




 映像部門
 自分でもだいぶ意外なものが上位に食い込んできた部門。
 この部門だけは特別に作品ごとに点数をつけることにしました。
 点数の単位はDM(デビルマン)で。
 無駄にインフレ起こしてますがご了承ください。

 第5位
  げんしけん 3600DM
 「ふおおおおおお 天国まで行けそうだあああ!!」

 斑目が、というか檜山さん頑張りすぎなアニメ版げんしけん。
 途中、テンポの悪さが気になったことも幾度かありましたが、それでも充分及第点以上。
 特に印象深いのはコミケ出陣(1回目)の時の上記の叫びと、春日部さんと二人っきりの時の一人舞台。
 うむ、見事にどっちも斑目オンステージですね。
 今までは勇者王のイメージか08小隊長のイメージしかなかった声優さんなので、今回の配役でまた新しい一面を知った気分でした。
 あと、くじびきアンバランスは真っ当に見てみたかったです。

 第4位
  仮面ライダー剣(ブレイド) 7400DM
 「なりたかったよ、俺も、仮面ライダーに」

 最初の頃は俳優の滑舌の悪さにかなり閉口していたものの、見続けていくにつれて気にならなくなっていき、気がつけば結構真剣に見るようになっていた番組。
 ロイヤルストレートフラッシュが初登場した時は「そうきたか!」と感心、そして燃えました。
 面白く感じ始めたのは、橘さん復活、ピーコック封印のあたりから。
 バックジャンプ&ラウザー乱射カッコ良いよ橘さん。
 そして桐生さんの死で本格的にハマリました。
 思えば橘さんはあの頃が一番輝いていたような……。


 第3位
  ニニンがシノブ伝 15500DM
 「君の心に今すぐアクセス」「ぶははは馬鹿だこの人!」

 げんしけんが檜山さんオンステージなら、こちらは若本御大ミッドナイトショウ。
 元はジーンの声の人だったのに……っていうか本人絶対ノリノリで面白がってる。
 しかもスタッフもグルだ、間違いなく。
 その他にもスタッフは楓と忍の百合シーンとかも絶対わかっててやってる感が伝わってきて(だって作画の気合の入り方が……)、「貴様、このマンガを読みこんでいるな!」と言いたくなるとかならないとか。
 いや、今年の埼玉テレビ深夜枠は当たりが多かったですね。


 第2位
  モンティ・パイソン ホーリーグレイル 48200DM
 「だから言ったじゃん! ただのウサちゃんだと思った?」

 今まで見た映画の中で間違いなく最高にバカな映画。
 アーサー王のイメージが木っ端微塵に打ち砕かれること請け合い。
 序盤でのツバメの話が後半で活用されたりするのも面白いんですが、むしろ伏線なんてものが張ってあったというその事実にビックリ。
 なにより首切りウサギと聖なる手榴弾の元ネタがようやくわかったのが嬉しかったです。
 ていうかウサギ強えぇ!
 あとは科学に詳しいベディビアと、はしゃぎすぎなランスロット。
 結局最期までアーサーと一緒にいたのがベディビアっていう所は間違ってない、間違ってないんですが……。


 第1位
  特捜戦隊デカレンジャー 127000DM
 「チェンジスタンバイ! エマージェンシー! デカレンジャー!」

 特撮の中でも屈指の出来なんじゃないかと思われる(いや、そんなに知りませんけどね、特撮史)傑作。
 子供向けではあるけれど、決して子供だましじゃない構成と脚本。
 メインの5人が全員キャラ立ってて、誰と誰が絡んでも面白いという、物書きとしてはお手本にしたいくらい見事な構図。
 ……いや、時々「これ絶対子供向けに作ってねぇ!」と突っ込みたくなる話もありましたけど。
 とくにホージーがメイン張る回はその傾向が強かった気がします。
 地下バトルリングって。恋人が弾き語りって。
 あとデカマスターの格好よさは反則だと思います。




 小説部門
 今年はあまり手広く読まなかったため、種類としては少なくなった小説部門。
 その分、シリーズものを結構読んでいるとは思うので、量としてはそれなりだと思いますが。
 そういえば、ラノベをあまり読まなくなった……のかな?
 そういうわけで、シリーズはまとめて一つにしてランキングしております。

 第5位
  カオスレギオン(冲方丁)
 「ジーク様は、<招く者レギオン>――堕界の魂を招く、たった一人の、軍団レギオン

 本人が書いたどんな出版物よりも公式ページの日記のほうが面白いともっぱらの評判の、冲方丁の長編小説。
 でも、なんだかんだ言っても面白いです、カオスレギオン。
 ジーク格好いいし。ノヴィア可愛いし。結構みんな報われない死に方してるし(それは面白ポイントなのか)。
 個人的には次第にぶっ壊れていくレオニスくんがお気に入り。
 でも実を言うとカオスレギオン05はまだ買ってなかったり。
 懺悔。


 第4位
  斬魔大聖デモンベイン 機神胎動(古橋秀之)
 「アル・アジフ――君は決して独りではない!
    いつか必ず、君と共に歩み、戦い抜く者が現れる! ――必ずだ!!」

 古橋秀之の手による、デモンベインの外伝小説。
 まごうことなく原作とは違うのに、まごうことなくデモンベインである異色作。
 緻密かつ丁寧な描写はデモンベイン独特の雰囲気を壊す無く、しかし十九世紀のクラシックな空気も損なわれていません。
 人物の掘り下げも上手く、特にエイダの過去を語る文章がさりげに上手いと思いました。
 「ただ一本の街灯があれば。」
 この一言で、エイダという登場人物の原風景を表現しきっているというのは流石一流の作家さんだなぁ、と感服。


 第3位
  キノの旅(時雨沢恵一)
 「想いは 正しく伝わらない -I know what you're thinking.-」

 相変わらず美しくなくて正しくもなくて優しくもない世界を旅する旅人の物語を描いている模様。
 今年でもう8冊目ですか。
 一ページで終わる話もあれば、一冊の半分近く続くエピローグもあったりして、このへんも相変わらず。
 今回は「歴史のある国」が一番面白かったですね。
 「たすけてー。もうやめてー」でやられました。なんかかわいいし。
 それとあとがきの珍妙さも相変わらず……というよりむしろ、磨きがかかってきている様子。
 キノの荼毘と来るとは思わなかった。


 第2位
  マリア様が見てる(今野緒雪)
 「おのれ柏木、両刀だったか!」

 よりによってこの台詞をチョイスするか、という自己突っ込みもあるのですが、一番印象に残っている台詞なので。
 いやいや、まさかと言うかやはりと言うか、はまりましたね、この作品は。
 「マリア様? 所詮は百合だろ? 私の心には響かぬわ!」等とほざいていた去年の私は悔い改めると良いと思います。マリア様なだけに。
 いやもう、上手いのですよ文章が。
 主人公の祐巳の一人称と客観的な三人称の使い分け(時折他の人物の視点にもなりますが)の妙には唸らされること必至というか。
 ただ百合にニヤニヤしてるだけではないのですよ、決して。
 まあ弁明すればするほど泥沼にはまりそうなのは因果なものですか。


 第1位
  京極堂(京極夏彦)
 「関口君、この世に不思議なことなど何一つないのだよ」

 今年度どころか、私のオールシーズンベストランキング小説部門にランクインするんじゃないかともっぱらの評判のシリーズ。
 私が今年読んだのはこのシリーズの「姑獲鳥(うぶめ)の夏」「魍魎の匣」「狂骨の夢」。
 特に「魍魎の匣」は半端じゃなくはまった一冊。
 加奈子の転落事件、病院で起きた消失、久保公彦の謎の行動。
 全てがバラバラで、隠れた繋がりが浮かび上がり、しかしそれを無意味だと言ってのける京極堂の格好よさといったらもう。
 あ、あと、榎木津と木場が本領発揮というか、ますます個性が出てきたのも「魍魎の匣」からですね。
 私はこれほど恐ろしく分厚い文庫本を他に知りません。




 ゲーム部門
 PC・コンシューマ、節操なく遊んでいた一年でした。
 ゲームジャンルや対応機種は区分せず、全部まとめて「面白さ」「印象」で判断しました。
 5位以下も結構僅差だったような、そんなゲーム部門です。

 第5位
  東方永夜抄(上海アリス幻樂団)
 「動くと撃つ! 間違えた。撃つと動くだ。今すぐ動く。」

 「二十一世紀の二十世紀型弾幕シューティング」という珍しやかな同人ゲームです。
 美麗な弾幕と壮麗な音楽、そして博麗な幻想。
 幻想郷で起こった月の異変に、少女達は解決に乗り出したりそうでもなかったり。
 ちなみに私はExtraのラスト一つ手前で頓挫している最中です。
 それにしてもこれだけのゲームをよくもまあ個人サークルで出せるものです。
 プログラムも音楽も絵も全部一人でですか?


 第4位
  機神咆哮デモンベイン(あえてnitro+と表記。デジターボ? さあ……知らないなぁ)
 「憎悪の空より来たりて 正しき怒り胸に
   我等は魔を断つ剣を執る! 汝、無垢なる刃――デモンベイン!!」

 ぼくらのスーパーロボットがフルボイスになって帰ってきた。
 これでデモンベインは3部門にランクインしたことになります。凄え。
 さて、皆はもうあの呪文は覚えましたか?
 え、なんのことかって、そりゃあ海神への嘆願に決まってるじゃないですか。
 ふんぐるい むぐるうなふ くするふ るるいえ うがふなぐる ふたぐん!
 随所随所に挿入される「動くデモンベイン」が格好良いことこの上なし。
 あと、大量に追加されたCG――もとい、男性キャラCG。
 エロの抜けた穴は男でカバーですか、そうですか。
 流石ですねニトロ。ああでも女装九郎はグッジョブでした。


 第3位
  機動戦士ガンダム ガンダムVSΖガンダム(バンダイかカプコン)
 「なんでそうやって人を簡単に殺せるんだよ、死んでしまえー!」

 上記の台詞は主人公の台詞なんですがそれはいくらなんでもあんまりだろうカミーユ。
 いやあ、エゥーゴVSティターンズが発売された当時は「いや、絶対あとになってDXが出る筈だ!」と一点読み。
 それが見事に的中したので嬉しかったのでその辺のポイントが上位入賞の理由かも。
 プレイし始めてまだ一ヶ月もたっていませんが、やはり期待を裏切らぬ面白さ。
 ガンダムゲーって結構たくさん出てると思うのですが、その中でもこれはトップクラスの出来ですよ?
 え? ガンダム戦記? ……いや、私は好きですよ? ノエルさんかわいいし。


 第2位
  CLANNAD(Key)
 「"If you find this suitcase, please take it to our daughter."」

 ぐぅおあっ!?
 いかん、上の文を書き写しただけで打ちのめされそうになった。
 今、私の後ろを通りすがった兄も打ちのめされて、よろよろになって自分の部屋に引き返していきました。
 流石Key、えらい破壊力を秘めておるわい……。
 私のお気に入りは、Afterは別格として、シナリオなら一之瀬ことみ、キャラクターなら坂上智代で。
 次点で藤林杏、その次あたりに古河一家が同率で。そんな感じですかね。
 よっぽど音楽部門に入れようかとも思ったのですが、僅差で6位に落ちてしまいました。


 第1位
  Fate/stay night(TYPE-MOON)
 「答えは得た。大丈夫だよ遠坂。オレも、これから頑張っていくから」

 もはや予定調和。
 これ以外に今年のベストを挙げることなど私には出来ません。
 今年初頭に発売されたにもかかわらず、今年最高のゲームがもう決定してしまったと巷で噂されたという(真偽は定かではないですが)TYPE-MOONの商業作品第一弾。
 私もキッチリ予約をした上で、発売当日に買いに走りました。
 好きなキャラはセイバーと凛と桜とイリヤと藤ねえとアーチャーとランサーとライダーとあと全部。
 好きなシナリオはUBWが他より一つ上、でしょうか。
 あと、特筆することとして、ノベルゲームなのに画面効果が激しく動きまくります。
 冒頭のアーチャーとランサーの対決シーンで、ゲームにおけるエフェクトの凄まじさを初めて知りました。
 ある意味私がこのサイトを開設するきっかけになったゲームでもありますね。
 次回作、『Fate/hollow ataraxia』(フェイト/ホロウ アタラクシア)も期待して待ちましょう。




 マンガ部門
 マンガ部門は特別にベスト10で発表していきたいと思います。
 理由は選びきれないマンガが多すぎるから。
 どれもこれも紹介したくて、もう。
 あ、マンガの内容はコミックスの範囲までに留めているつもりです。
 それではまずは10位から6位までを駆け足でどうぞ。

 第10位
  真月譚月姫(佐々木少年)
 「――満ち足りるほどの愛。そしてLOVE」

 TYPE-MOONの同人ソフト「月姫」のコミカライズ。
 馴染む、実によく馴染むぞっ!
 と、吸血鬼つながりのネタで攻めてみましたがどうか。


 第9位
  瀬戸の花嫁(木村太彦)
 「後悔のないように生きておかないとダメなんですよ!?
    人間いつ死ぬか解らないんだ! 人間いつ東京湾に沈されても不思議じゃないんだァアア!!」

 相変わらずこの人のマンガには笑わせてもらってます。
 どうも、この木村太彦という漫画家さんは1コマで笑いを取るのが上手い人なのだと思います。


 第8位
  ラブやん(田丸浩史)
 「そうか…キサマラ グルッグルにグルだな? なら次のセリフは慎重に選んだほうがイイぞ」

 木村太彦と田丸浩史が連続で来るってかなりキッツイものがありますな。
 田丸浩史はスペースアルプス伝説も良かったのですが熟考の末ラブやんにしておきました。


 第7位
  銀魂(空知英秋)
 「中村さァァん!! お前やり過ぎだろ 中村さんだって仕事で仕方なくやってたんだぞ」

 意外とまだ続いてると評判のジャンプのギャグマンガ。
 台詞回しがいいセンスしてます。
 そういう意味では田丸浩史に近いか……いや全然方向性違うけど。


 第6位
  げんしけん
 「ここは3階だ!!」

 どっかにありそうでなさそうなオタクの生態を描く変なマンガ。
 最近の笹原はいいキャラクターになりつつありますな。
 まあ相変わらず一番は斑目ですが。



 10位〜6位にはギャグマンガが多く見られましたね。
 そういう意図は特に無かったのですが。
 さて、それではいよいよベスト5の発表と参りましょう。
 悩みに悩んだマンガ部門、そのトップは果たして……。

 第5位
  アイシールド21(稲垣理一郎・村田雄介)
 「泥門デビルバッツが全員揃う・・・・その日まで 僕たちは負けない」

 何はなくとも「遅すぎたアスリート」からの3話が白眉。
 才能が無いが為に挫けそうになったところを、それでも憧れるものがあるから再び立ち上がっていく者たちの姿。
 これ、春大会で負けた後の瀬那が、雨の中練習している時に出てきた「ダレル・ロイヤルの手紙」を思い出させる熱い展開だと思います。
 そして開幕した関東大会。
 このマンガに限っては予想を裏切られることは滅多に無いのですが、同時に期待も裏切らないマンガでもあるので存分に期待。
 とうとうアニメ化まで決定したという話ですが、どうなんでしょうねぇアニメ。
 恐いもの見たさっていう単語が頭を掠めたんですが。


 第4位
  武装錬金(和月伸宏)
 「どっちも! オレはどっちも守りたい!!」

 やっぱいい主人公だなぁカズキ。
 思うに、カズキは心身共に案外弱いんでしょうね。
 でも、他人よりちょっと「ガマン」できるから、痛いことや戦うことをやめないでいる、と。
 そんなカズキがようやく手に入れた「強大な力」も、なんだかやたらネガティブに描かれている点がまたステキ。
 今のジャンプの一番の楽しみであるマンガ、武装錬金。
 蝶野との(一応の)決着がついた2巻の頃ほどではありませんが、まだまだジャンプで一番の認識は改めませんとも。


 第3位
  バジリスク −甲賀忍法帖−(せがわまさき)
 「大好きです 弦之介さま」

 とうとう完結。
 山田風太郎原作、変幻怪奇の物語「甲賀忍法帖」をせがわまさきの美麗な絵で漫画化。
 原作を既読の人と未読の人では、全然読み方が違ったんでしょうね、このマンガ。
 かく言う私はバジリスク連載中に原作を読む機会があった、いわば中間派。
 最初の頃は、次に死ぬのは誰なのか、と続きが楽しみでしたし(いつ如月左衛門が死ぬかと不安でしょうがなかった)、原作読了後はせがわまさきの演出力を読みたくて続きが楽しみでした。
 けれど、歴史を少しかじった人なら、最初に徳川の世継がどちらに割り当てられるか判明した時点で甲賀と伊賀の勝負の行方が読めたんじゃなかろうか。
 いや、ああいう結末だとはわからないでしょうけども。


 第2位
  プラスチック解体高校(日本橋ヨヲコ)
 「いつも思うよ 次に目が覚めたら 全てが夢だったらいいのになって」

 「G戦場ヘブンズドア」と同じ世界で繰り広げられていた、G戦よりちょっと昔の物語。
 なんか打ち切りにあったらしく、「次の作品は最後まで描ききるためにも人気が出るといいのにな」と作者さんもコメントしております。
 私はG戦のあとにこちらを読んで、日本橋ヨヲコさんの作風は前から変わっていなかったんだなぁ、と再認識いたしました。
 相変わらず人が人を縛り、人が人を救う熱い物語。
 最後になって今まで三成を縛っていたモノが裏返る所なんかすごい震えました。
 しかもそれからさらに物語はひっくり返るし。
 G戦好きでこちらを未読だという人はぜひとも読んでおくことをオススメします。


 第1位
  HELLSING(平野耕太)
 「ああ 来たぜ 約束通り 本当に来たぜあの娘 たった一人でバケモノ共を皆殺しにして ああ畜生くそッ いい女だあいつ本当に」

 もしも、もしも最後の最後にノミネートしたのがこのマンガじゃなければ、ランキングはもっと違ったものになっていたかもしれません。
 けれど最後にやってくるのがこのマンガである以上、ランキングの選考はこのマンガを待たなければなりませんでした。
 そしてこのマンガが、HELLSINGが一年ぶりにやってきました。
 感無量。
 前巻から続いていたヘルシング本部攻防戦、決着。
 ベルナドット隊長とセラスのキスシーンはマジで涙ぐみました。
 そこから始まるセラス覚醒。
 「THE MAN I LOVE」なんて、8ページ全部セラスによる殺戮シーン。
 胸がすくようなカタルシスとはこういうことか。
 そして最後の、傭兵達による「Sir Yes Sir!」。
 奮え死ぬ。
 それだけでなく、後半では各方面で状況が一斉に動き出して、奮え死んでいた自分が生き返るくらい大興奮。
 特にウォルターの再登場とアーカードの帰還はもう絶頂。
 そりゃいきなりトップにだって踊り出ますよ。
 ……ああ、ダメだ。
 今の私は子供の読書感想文のように、ただ単に話の筋を追って解説していくぐらいしか出来ないようです。
 まったくもってお恥ずかしい。
 とにかく、このマンガが今年の私のベストオブベストです。




 はい、そういうわけで全ランキングを紹介し終えました。
 各ランキングの第1位を並べて見てみますと、「Chronicle 2nd」「特捜戦隊デカレンジャー」「京極堂」「Fate/stay night」「HELLSING」というラインナップ。
 あー、確かにこの5つさえあれば一年は大丈夫だなって気にはなりますね(何が)。
 それにしても疲れた……昨日から作業始めて今までかかるとは思いませんでした。
 補足とかあったらまた後日の雑記でお知らせしますので。
 それでは今年度のマイベストランキングでしたー。


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