
何年か前の、ある日の会話…
Kaz:恋愛をしてから、結婚し、子どもを育てている今に至るまではまだ3年の月日しかたっていないけれど、状況がかわるにつれて、自分の心のあり方は変わってきたような気がするな。
Nancy:そうだね。恋愛時代は自分のことをわかってもらいたくて、ひたすら自分の気持ちをぶつけていたような気がする。
Kaz:そうそう。ほとんど毎日会っていたのに、それだけじゃ足りなくて、毎日E-メールを交換し、それでも足りなくて、手紙を書いていた(笑)。
Nancy:今読み返すと、かなり純粋で崇高な(?)愛の世界に踏み込んでいたよねえ(笑)。私はしゃべりよりも書く方がより自分を表現できた。
Kaz:ぼくはざっくばらんな性格だから、何も考えずに、思ったことを口にしてしまうのだけど、あのときは内面にかかえたものが多すぎて、文章にも表現していことがいっぱいあったよ。でも、さすがに結婚してからは手紙かかなくなったよね。
Nancy:それにしても、どうして恋愛中は寝てもさめても相手のことばかり考えていたのかしら。今はそんなことないものねえ。
Kaz:生活を共にしていない恋愛中は、それぞれ自分たちの生活があるわけだから、相手のことを考えていないとその存在は消えちゃうんだよ。
Nancy:そうか。生活をともにすると、相手のことをあえて考えなくてもその存在を示す物があちこちにあるものね。それに慣れちゃって相手のことを特に考えなくなったら倦怠期になるね(笑)。
Kaz:だからそうならないためにも、よく言われることだけれど、愛情を育てる必要があるな。
Nancy:何かを育てようと思ったら、手をかけなくちゃね。この場合は相手に対する心配り、かな。
Kaz:そうそう。恋愛中は自分の気持ちをぶつけあっていたけど、今は、どうしたら相手が心地よくでか、考えて受け入れてあげることが大切だよ