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話を聞かない男、地図が読めない女Allan&Barbara Peace
  主婦の友社



 
いや〜、すっかり開眼してしまいました。男女平等が叫ばれている世の中ですが、男と女では同じ事をしてもどうしてもかみ合わないことが出てくるのは事実。この本は見事にその謎を説明してくれました。これを読めば、パートナーに対する理解を深められること、請け合いです。


 「男と女は役割がちがう」
男と女が異なる進化をしてきたのは、その必要があったからだ。男は狩をして、女は木の実や果実を採った。(略) こうして何百万年ものあいだに、男と女の脳はちがう方向に進化していき、その結果、情報の処理のしかたまで変わってきた。

Nancy:この人間の原始時代の原点を押さえておかないと、今の時代では見えないことがでてきてしまうと思う。子どもを育てていると、誰も教えないのに、ごく小さいうちから男の子は車など動くものに興味をもち、女の子はぬいぐるみやおままごとなどで、じっと遊んでたりする。男らしさ、女らしさというのは、もともと備わっているものなんだと、母親なら実感することが多い。


 「女は周辺視野が広く、男はトンネル視が得意。」
狩猟者である男は、遠くにいる獲物を追跡するため、注意がそれないようもっぱら前方が見えるように進化した。女の視野が広くなったのは、忍び寄る捕食動物をいち早く見つけるためだ。だから現代の男は、はるか先にある、パブを苦もなく見つけられるくせに、すぐ手元にある冷蔵庫や食器棚、引き出しにあるものは探し出せない。

Nancy:Kazはよく料理をしてくれるのだけど、冷蔵庫の中にあるはずのものを見つけられないことがある。私がパッと取り出すと、よく尊敬される(^^)。


 女の子の左脳は、男の子より成長が速い。だからあとから生まれた妹も、兄さんより早く、じょうずに話せるようになる。(略)しかし右脳に関しては、男の子のほうが成長が速く、空間能力、知覚能力が発達していく。だから男の子は算数やパズルが得意だし、ものを組み立てたり、問題を解決するのが好きでそういう技術は女の子より早く身につける。
 男女のちがいは最小限しかないとか、ちがいを強調するのはおかしいと主張するのが、昨今のはやりだ。だが事実はその主張を支えてくれない。

Nancy:私は理系が弱いので、妙に納得してしまう。脳のつくりがちがうから、できないんだい、としてしまうのはチョット向上心なさすぎだけど、傾向的には事実だと思う。



 「男は一度にひとつずつしかできない」
男の脳は専門分野ごとにはっきり区分けされている。(略)男の脳は左右の連絡が悪く、細かく区分けされているので、一度にひとつのことしかできないのだ。本を読んでいるときの男の脳をスキャンしてみれば、必要なところ以外はほとんど死んだようになっていることがわかる。
 女の脳は、同時にいくつもの作業がこなせるようにできている。だからたがいに関連のない仕事を一度にやれるし、脳はいつも活動していて休むことがない。

Nancy:Kazがテレビを見ているときや、本や新聞を読んでいるときに、呼んでも応えてくれないことがある。そんなとき、愛が冷めてしまったんだわ、しくしく、と思ったりもしたけれど、違うようだ。集中力に欠ける分、深い理解ができないのかもしれないけれど、脳のいろいろな部分を同時に働かせることができる女って、案外男より高等生物なのかも。


 「空間能力とは」
対象物の形や大きさ、空間に占める割合、動き、配置などを思い浮かべること、それが空間能力だ。されには、対象物を回転させたり、障害を回避しながら進んだり、立体的にものを眺めるといったことも加わる。
「なぜ男は進む方角がわかるのか」
空間能力が優れている男は、頭の中で地図を回転させ、どっちに進めばよいか判断できる。しかもその情報を蓄積しておけるので、あとで元の場所にもどってくるときは、もう地図を見なくてもよい。南に向かっているときでも、地図を北向きのまま読むことができる。しかも地図を頭に入れて、それをたどることもできるし、速度や距離を適切に判断して方向を変えることもできる。

Nancy:は〜い、私は「空間能力」がまったくありませ〜ん。地図を見ながらナビゲータをするときも、地図を進行方向に合わせてくるくるまわしながらじゃないとダメ。通ってきた道を帰りに通ってもわからないし、どこかのお店に入って出てきても、どっちから来たのかわからなくなってるし、広いスーパーの駐車場ではいつも買い物包みをかかえて迷ってるし…。そうか、「空間能力」っていうのがないんだ。


 男の子はモノが好き、女の子はヒトが好き」
男と女が配線の異なる脳で世界を見ていることは、科学的な数値にもはっきり現れている。女の赤ん坊が、人間の顔に注意を向け、相手と目を合わせる時間は男の子2〜3倍も長いし、男の赤ん坊は不規則な形・パターンをした
動くおもちゃを見る時間が長かった。(略)男の子は物体とその仕組みに、女の子は人間とその関係に興味を持つ。

Nancy:男の人が井戸端会議をできないのは、こういった理由によるものなのかもしれない。女はおしゃべりするのが好きだけれど、男の人でおしゃべりしたいがために公園へ行く、なんて人はあまり聞かない。


 「なぜ男女は別れるのか」
男には女に与えたいという本能的な欲求がある。自分の努力が女に評価されてこそ、成功したと言えるのだ。だから女が幸せなら、男は満足する。女が幸せでないと、男は与えかたが充分でないと思って挫折感を覚える。だから男はよく「彼女を幸せになんかできっこない」と同性の友人にこぼす。そして、自分の与えるもので満足してくれる女とのあいだに、新しい関係を求めるのだ。

Nancy:…(-"-;)これはちょっと頭の片隅にいつも置いておいたほうがいいかも。夫に捨てられない法則、として。


 「ストレスがたまると」
男は緊張が極度の達すると、酒をあおり、遠くに逃げ出す。女は煮つまってくるとチョコレートをドカ食いし、ショッピングセンターに逃げ込む。重圧を受けている女性は何も考えずにしゃべり、男は何も考えずに行動を起こす。だから刑務所に入るのは9割が男で、セラピストにかかるのは9割が女なのだ。

Nancy:納得。甘いものを食べ、好きな洋服やアクセサリーを買ったりすれば、よほど深刻なことでなければ、私は気が晴れる。友達とおしゃべりができればなお結構(^^)。


 「男がセックスにもとめるもの」
オーガズムに達して、それまでの緊張を解放させるのが目的である。(略)男が抱えるたいていの悩みは、セックスさえすればすっきりする。(略)男に頭を働かせてもらいたいときは、まずセックスをして頭をすっきりとさせてやろう。

Nancy:ウソだ〜、と思ってイチオウKazに確認したら、まさしくその通り、だっていうお答え。おどろき! ホントなんだろうか。男ってそんなに単純なんだろうか。男性を見る目が変わってしまった。


 「女がセックスに求めるもの」
女は(男と)正反対で、注目され、言葉をかわしながら、ゆっくり時間をかけて気分を高めていくのが良いセックスだ。男は放出して空っぽになりたいと思い、女は満たされることを望む。

Nancy:なるほろ、まったく正反対だということは知らなかった。ということは、女がセックスで満足できた、というときは、男性側からの歩み寄りがあったということか。_(‥ )フーン。